日本ハム・金子 古巣相手に移籍後初勝利!史上18人目の12球団制覇
2019/04/18(木)第5回戦(京セラドーム)3勝2敗1分|シーズン通算8勝8敗2分
オリックス 3-7 北海道日本ハム
【勝利投手】金子(1勝1敗0S) 【敗戦投手】山本(1勝1敗0S)
【本塁打】(日)なし
(オ)頓宮 1号2ラン(7回・加藤)、杉本 3号ソロ(7回・浦野)
負ければ3連敗で4位転落の可能性があった今日の試合、連敗ストッパーに指名されたのは、今季から対戦相手のオリックスから移籍をして来た金子弌大投手でした。
古巣との対戦は今季2度目ですが、最初の対戦となった3月30日にはコントロールが定まらず、5回を投げて2失点で結果は引き分けてしまいましたが、この日は5回を投げて1安打のナイスピッチでマウンドを後にします。
そんな金子に移籍後初勝利を贈ろうと、日ハム打線は頑張りました。
4回表にはそれまで相手投手山本にパーフェクトに抑えられていた打線も、1死から大田泰示のライト前が飛び出し、次打者王が左中間に2ベースを放ち久々に先制点をあげます。
〈助っ人王がこの日もタイムリー2塁打で先制をします〉
今の日ハム打線では最も頼りになるのが「3番王柏融」かも知れません。
ようやく対戦チームも一回りをして、日本の野球にも慣れて来たのか打率は.304にあげて本領を発揮してきました。
続く6回にも四球の大使を塁に置き王がレフト前でつなぎ、昨日までチャンスで打てなかった中田翔が、2死1・3塁から腰が崩れての「レフトへの当てただけヒット」が飛び出し貴重な追加点となります。スコアは2-0。
〈ようやくタイムリーが飛び出した中田翔でした〉
タイムリー欠乏症にかかっていた日ハム打線も、中田翔にヒットが飛び出して元気を取り戻したのか、6番横尾がランナー1・3塁からセンターへ2ベースを放ち4-0と点差を広げましたが、気になるのは4番に入っている近藤健介選手です。
大スランプとは言えないまでも、好球を見逃し打てば振り遅れのスイングは本来の健介の身体のキレはまったくありません。
もしかしたら”持病の腰”に無理がかかっているのではと心配ですね。
7回裏にはイニング跨ぎで登板をした加藤が新人頓宮に2ランを打たれ、救援に立った浦野が打てば長打か三振かという杉本にライナーでレフト席に運ばれ追いすがられますが、9回には横尾のこの日2本目の2ベースを足掛かりに、卓の三遊間を抜けるボテボテヒットが飛び出し5-3とすると、走者1・3塁からファーストメネセスの捕球ミスによるタイムリーエラーが飛び出し試合を決定つけました。
勝つには勝ったものの打てない日ハム打線は、このままでは次戦の最下位ロッテとの戦いが心配になって来ました。
ロッテもSB戦は3タテで勝ち越し上げ潮となっているので、いまだ打率が上がらない選手には頑張って欲しいですね。
今季初勝利を挙げた金子選手に関しては、冒頭の見出しをクリックしてお読みください。