<NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 初日◇16日◇軽井沢72ゴルフ 北コース(長野県)◇6,705ヤード・パー72>
「シブコ」フィバーは戦いの場が北海道から軽井沢に移っても、収まることはなくますます過熱をしているようです。
かって石川遼の騒がれ方を思い出しますが、一個人がこれほどまでに注目を浴びることは、まだ20歳の彼女にとって負担とならないかと心配にさえなってきます。
たしかに42年ぶりのメジャー獲得は快挙でしたが、海外での初優勝の陰には『運』を味方をしてくれたところもあり、かりに12番のチャレンジが失敗をしていたなら、多分優勝はなかったでしょう。
凱旋優勝を期待するゴルフファンは多いとは思いますが、いまは次のステップに進む彼女をしっかり見守ってあげる時です。
LPGA米国のメジャーを初優勝で飾っても、それ以降低迷をした選手は数多くいるのですから、彼女が世界に飛び出て活躍をするのであれば、ギャラリーもマスメデアも
静かに成長をする姿をサポートしてあげるべきだと。
<渋野日向子選手は5アンダー5位Tで上々のスタートを切りました>
【NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 初日の結果】
1位:濱田茉優(-8)
2位:アン・ソンジュ(-7)
3位T:@大田紗羅(-6)
3位T:淺井咲希(-6)
3位T:木村彩子(-6)
3位T:大西葵(-6)
7位T:渋野日向子(-5)
7位T:大城さつき(-5)
7位T:穴井詩(-5)
7位T:イ・ミニョン(-5)
7位T:笠りつ子(-5)
7位T:原英莉花(-5)
経験豊かな不気味な選手が上位に顔を出してきました。
2位のアン・ソンジュ選手は先週のMeijCupでは3位に入っていますから、ゴルフは好調なのでしょう。
限られた大会での出場をしていますから、2日目もスコアを伸ばすようだと逆転は難しくなるでしょうね。
また渋野選手と同スコアのイ・ミニョン選手も、今季は1勝し国内ランクは3位ですから、怖い存在です。
一方、期待の小祝さくら選手は上がり2ホールでボギーを叩き、3アンダーの22位Tでのスタートとなりましたが、2日目、3日目に期待をしたいですね。
ただスタートダッシュが出来なかっただけに、優勝は難しいかもしれません。
3位Tにはアマチュアの大田紗羅選手が食い込んできましたが、この選手も注目です。
2日目はどのようなプレーをするかが楽しみですね。
将来が期待できる大型選手だと思います。
アマで23勝の19歳・大田紗羅 3位発進も「黄金世代がすごすぎて…」
今季レギュラーツアー出場は4試合目です。6月「ヨネックスレディス」で7位、7月「サマンサタバサレディース」で13位と結果を残しています。
また、今大会にも出場をしているアマチュアの安田祐香選手とは、同学年の19歳ゴルファーがプロになった時にはとても楽しみですね。
次から次へと若手の有望選手が出てくる日本の女子ゴルフ界ですが、相変わらず韓国選手もしっかりと賞金を稼いでいます。
その分、女子ゴルフ界を牽引してきたベテラン勢がはじき出されている訳ですが、それらの事も念頭に置いた国内女子ツアーの改革案を「小林会長」は実行していかなくてはいけないでしょう。風当たりは強いでしょうが、多くのファンと選手のためにも頑張って欲しいです。