2019/08/23(金)第17回戦(京セラD)8勝7敗2分|シーズン通算54勝57敗5分
オリックス 6-4 北海道日本ハム
【勝利投手】山岡(10勝3敗0S) 【敗戦投手】玉井(2勝2敗0S)
【本塁打】(日)大田16号ソロ(5回・山岡)
(オ)吉田正22号2ラン(7回・堀)、ロメロ16号ソロ(7回・堀)
2019年8月23日 オリックス対北海道日本ハム 試合ダイジェスト
<プロ初先発で好投を見せた北浦投手=プロ2年目ドラ5>
<4回1/3 67球 打者19 安打6 三振3 四球1 失点・自責点2>
5回の裏、タラレバはないのですが、渡邊のフェルダーチョイスがなければ、どうなったか分からない試合でしたね。
やっぱりエラーが絡むと今年の日ハムは勝つことが出来ません。
対するオリックスは、上手に試合を進めて後半はハムを圧倒しましたね。
それでも4回、5回と好投の北浦に援護点を与えようと、ハムの打撃陣は奮起をしましたが.......。
ここで疑問ですが、栗山監督は出せば打たれる確率の高い吉川光夫を先発起用し、どうして北浦を今日まで先発に使わなかったのでしょう。
開幕当初から、北浦に対しての評価は悪くなかったはずなのに、この時期にきて先発起用とは良く分かりません。
私は前から北浦投手の先発を。と.....このBlogで書いてきましたが、お気に入り選手でなければ、結果を出しても使わない監督の姿勢が今の苦境を招いていると思います。
まぁ、名前の悪い(不運な運勢を背負う)吉川を一度出しながら、再度呼び寄せる首脳陣の無能さには呆れましたが。
<4回表、先制タイムリーを放った平沼翔太選手>
来季のショートの定位置は、やはり平沼翔太で行くべきでしょうね。
そしてサードは、横尾がダメなら 野村佑希を使うか、外国人内野手を獲ってHR数のアップを図るべきです。
今の日ハムのHR数では、到底他球団と戦うことは無理というものです。
<5回表、キャリアハイの16号ソロを放った太田泰示選手>
キャリアハイの16号は出ましたが、試合に負けては価値が半減ですね。
ホームランか内野ゴロのいずれかでは、2番打者は無理でしょう。
もう少し「器用さを磨かないと」チームの信頼は得られなくなります。
ファイト溢れるプレーぶりは認めますが、チャンスでのゲッツーがあまりにも多いと、今年のようなゲーム展開になるのは当然です。
やはり、2番は足があり器用な卓タイプの選手を使うべきだと思うのですが、監督が変わらないと大田2番は変わらないでしょうね。
<4回に飛び出した西川遥輝の超ファインプレー>
遥輝がいるから安心が出来るのですが、かっての「黄金の外野守備」に今の日ハムは程遠い感が有ります。
レフト近藤もまれには驚くファインプレーを見せますが、期待をされて来日をした王柏融には、外野守備は荷が重すぎますね。
その王柏融も「打撃で貢献してくれる」と思っていたのですが、結果を出せずに苦しんでいます。
「ホームシック?」か.....。
来季も日ハムに残留するのでしょうが、そろそろ家庭を持って腰を落ち着けないと、台湾の大王の呼称が泣くことに。
まぁ一年目ですから仕方はないものの、かなり発奮をしないと守備でのリスクが伴うだけに、日本での活躍は難しいかも知れないです。
結果は逆転負けで5位に逆戻りをした日ハムです。
明日の試合に負けるといよいよ最下位に転落となりますが、もうここまで来たら驚かないです。
スタート時点からけが人が次々と出て、投手陣は崩壊の憂き目に遭いながらも、この位置に留まっていること自体が驚きです。
仮に来季は誰が監督になっても、現在の選手層の薄さでは、Aクラスに入るのがやっとでしょう。
果たしてそれがわかりながらも、監督を引き受ける人物がいるとは思えませんが.....いったい北海道日本ハムファイターズは、どこに向かうのでしょうか?
今さらですが、球団が球場を北広島に作ることも、「足」の問題を抱えるだけに大いに不安があるのですが。
もし札幌市で作るのであれば、仮に身売りをするとしても引き受ける企業はあるでしょうが、北広島では難しいことになるような気がするのです。
負の遺産とならないことを祈りたいですね。