髭のプーサン日記

日本ハムファイターズを中心にスポーツ全般の観戦日記です。
ときおり姓名判断でのお名前に関することを書いています。

LPGA女子ゴルフ~エビアン選手権3日目上原彩子選手が急浮上

2017-09-17 02:17:10 | ゴルフ

日本の女子ゴルフ界にとっては、注目のBIGなニュースが、フランスから飛び
込んで来ました。
LPGAメジャー最終戦のエビアン選手権3日目で、今季引退試合となる宮里藍
選手ではなく、彼女と同じ3アンダー(8位タイ)でスタートした同じ沖縄
出身の上原彩子選手が快進撃を見せて、この日5アンダーの2位に躍りでる
という嬉しいニュースです。


(提供ALBA様)

上原選手は、現在LPGA賞金ランクは69位ですが、この日3アンダーで回り
トータル9アンダーとしたM・ジュタヌガーン選手とは、一打差の単独2位
に躍り出てきました。

もしやの期待が大いに高まります。

今大会でランクが50位に入れば、アジアシリーズへの出場も可能となる大会に
なっていましたが、最終日も好調なパットを発揮したなら、上位入賞に留まら
ず優勝の可能性も十分に期待が出来るでしょう。
首位に立ったM・ジュタヌガーン選手は、妹のA・ジュタヌガーン選手に代わ
り今季は絶好調ではあっても、LPGAでの優勝はなく最終日にはパットで崩れ
るという弱点があります。
そのような事から上原選手が、最終日に最終組というプレッシャーに打ち勝ち
気負うことなくベテランの味を発揮したなら、優勝の可能性は十分に出てきます。

また上位が崩れた場合には、首位と3打差の4位タイにつけている、リデア・コ
とパクスンヒョン、キムインキョンの韓国勢が不気味ですが、LPGAでは未勝利
であっても2014年の全英リコー女子オープンに勝ったモー・マーティンという
例もあるので、初勝利が初メジャー獲得という可能性は捨てきれません。
このようなチャンスは、上原選手にはなかったことですが、LPGAでの後半戦も
それなりの結果を出しているので、「もしやの期待」が高まります。
もしもこの試合に上原彩子選手が勝ったなら、とてつもない快挙になります。

一方、この日の宮里藍選手はスタートの1番で躓き、3番ではWボギーとなって
一打は返すもののアウトは1アンダーで最終ホールを迎えてもスコアの変化は見ら
れない苦しい戦いを強いられました。
パートナーのヤニ・ツェンもこの日も不調で74を叩き、トータル8オーバーと
予選通過はならない結果に終わりましたが、宮里選手は粘りに粘ったと言えます。
最終日は1アンダー27位からのスタートになりますが、少しでも上位を目指し有
終の美を思いで深いこの大会で終わらせて下さい。
昨日、リタイヤをした同伴者のポーラー・クリーマーも、この地に残り宮里選手
の応援をすると語っていました。
宮里選手が最終試合にパートナーに選んだ2人は、不本意な結果に終わりコースを
後にしましたが、きっと彼女の頑張りはLPGAでの選手に通じて感動のフィナーレ
を迎えるでしょう。
最終ホールを後にしたあとに、思わぬサプライズが待っているのかも知れません。
それにしても長年にわたり、日本女子ゴルフ界を牽引してきた彼女には「藍ちゃん
夢を有難う!」と言いたいと思います。


ソフトバンク優勝は日ハムの来季の奮起を促すでしょう

2017-09-16 23:05:37 | 北海道日本ハムファイターズ

優勝おめでとう!福岡ソフトバンク!!
2017年度パリーグの優勝が決まりました。
後半の強さはさすがという勝ちっぷりで、早々と優勝を決めましたね。
CSはSB/西武/楽天で争うことになるでしょうが、日本シリーズは余程のこと
がない限りは、ソフトバンクVS広島が戦うことになるでしょう。
広島は今日にでも優勝を決めるでしょうが、両チームとも悔いのない試合で
日本一を目指して欲しいと思います。


なんだか白けた気分で書くことになりましたが、日ハムのオリックス戦は...。

9月16日【Game126/49-77-0】
北海道日本ハムファイターズ 6-3 オリックス・バファローズ
【勝】高梨(6勝7敗0S)【S】増井(4勝1敗22S)【負】山岡(8勝9敗0S)
【本】(日)横尾 4号ソロ(2回・山岡)

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覚醒した新人横尾俊建の先制ホームランで始まったこの試合は、高梨の好投と
それを助けたヤングFightersの捕手清水優心選手のタイムリー2ベースで勝ち
ました。
それにしてもここに来ての横尾選手のホームランには驚きです。
2回裏1死から山岡投手が投じたストレートを叩くと、打球はレフトスタンド
中段へのホームランです。
ここ数試合で4本塁打は、怖いもの無しのブンブン丸(古いです)ともいえる
量産体制ですが、来季に向けて今だからこそ出来る事なので、自信を付ける
ためにも、思いっきりホームランを狙うバッテングを続けて欲しいですね。
これでチャンスで打てるようになれば、近い将来にはクリーンナップの座も
近づくのではないでしょうか。

来季を占うにはまだ時期は尚早ですが、近藤健介が戻ってくると、youngFighters
は他球団からしてとても気になる打線になるでしょうね。
1番 西川遥輝(中)
2番 松本剛、岡大海(右)
3番 近藤健介(指・一)
4番 中田翔(一)
5番 横尾俊建(ニ)
6番 レアード(三)
7番 大田泰示、谷口雄也(左)
8番 清水優心、市川友也(捕)
9番 石井一成(遊)

この他にも2塁手には太田賢吾、渡邉諒と田中賢介がいます。
仮にですが中田翔、大谷翔平、大野奨太が日ハムを去ったとしても遜色のない
打線を組むことが出来るでしょう。
あとは投手力の整備が欠かせない課題となりますが、2016ドラ1で獲得をした
堀瑞樹投手は確実に先発ローテに入って来るでしょうし、あとは今年のドラフト
で将来有望な投手を何人獲得が出来るかが、大きなポイントになるのでは......。

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20年間日ハムを支えてきた「いぶし銀男」飯山裕志選手の引退が決まりました。
2010年には、札幌ドームでの一軍で打った唯一の本塁打。
2012年の日本シリーズで打ったサヨナラ安打は今でも記憶に刻まれています。

飯山選手の堅実な守備を見習って、中島卓や今の若手内野手が育ち一本立ちを
してきました。
プロの世界には選手としての引退はつきものですが、今後もプロ野球の世界で
活躍をしてくれるでしょうね。






来る人去る人のストーブリーグが近づいてきましたが、気になるのは
元気印の杉谷拳士選手の動向です。
かってベンチウォーマーとして人気のあった稲田直人さんは、あっさり
と当時の横浜に出されました。
杉谷選手も一軍定着でベンチにいたなら、その存在価値も増すのですが
怪我に泣かされた今年は、ほぼ活躍が出来ませんでした。
結果が出せなかったジレンマは、本人が最も自覚をしているでしょうが、
日ハム首脳陣は「あと一年の猶予」を彼に与えて欲しいと思います。
なお、ハンカチ王子として話題を提供した斉藤佑樹投手は、残留は非常
に難しいでしょうね。


LPGA女子ゴルフ~エビアン選手権2日目は宮里、上原、野村選手は好スタート

2017-09-16 08:48:03 | 女子プロゴルファー

初日が風雨のために途中中止となったエビアン選手権(仏)でしたが、2日目は
前日と打って変わり青空が広がるゴルフ日和となりました。



最終試合で期待を集めた宮里藍選手は、インスタートの前半から10番、11番と
連続バーディの好スタート発進をして、15番ロングでもバーデイを奪取します。
この日のパーティは宮里、ヤニ・ツェン、ポーラー・クリーマーの3人でしたが
14番ショートで同伴者のポーラー・クリーマーに悲劇が襲いかかります。
ティーショットを打った瞬間に左手首を抱え込むポーズには、正直何が起きたの
かは分かりませんでした。
たまたまlive中継の宮里藍カメラ(wowow)をPCで見ていたのですが、
この放送にはアナウンスも解説もない放送でしたから、live中継を観ていた
多くの人は、全く状況が分からなかったでしょうね。
ポーラーの打った打球はグリーン右のバンカーに入るのですが、手首を抑えて痛み
で涙を流すシーンは、40年近くTV観戦をしていえますが、初めての出来事では
ないかと思います。




グリーンサイドでポーラーの治療を待つ宮里とヤニ・ツェン。
そして医者の治療を受けてグリーンに戻った彼女に言葉をかける宮里藍選手。
まるでお姉さんが妹をいたわるようなこのシーンは、いかに藍ちゃんがアメリカ
で愛され続けたかの証明となるシーンでした。



あとで判ったことですが、ポーラーの左手首は火曜日から違和感を覚えていた
とのことですが、治療後もプレーを続け、結果的にはアウトの4番までプレーを
続けたファイティングスピリットには驚きました。



途中棄権となった口惜しさは、ここ数年(2008以降)まったく勝てない彼女に
とっては、不本位な結末になったでしょうが、今回の口惜しさをバネとして近い
うちに復活をしてくれると思います。
一方、涙の棄権となったポーラー・クリーマーとは別に、同伴者のヤニ・ツェン
もホールアウト後のアテストで泣いているシーンが........。
この日は5オバーと彼女にとっても納得が出来ないプレーだったので、ホール
アウト後は「ロングゲームはとても良くなってきて、優勝できそうな気がする
くらい。でも、きょうは一度グリーンに球が載ったら、どうしたらいいか分から
なかった。
何が起きたのか分からない。人生で初めての感覚だった」と。

しかしそんなヤニ・ツェンに宮里は背中をさすりながら
『全部出して、泣いていいよ』と言ってくれた。彼女もパットに苦しんだ経験が
あるし、『どう感じているか分かるから』と言ってくれた。
『大丈夫。世界が終わるわけじゃないから』と言ったそうです。



たしかにヤニ・ツェンも怪我をする前には、破竹の勢いで勝利を積み上げていた
かっての女王です。
賞金女王に輝いた時には、彼女の時代が訪れた!
ゴルフファンの大多数が、そのように思ったのではないでしょうか。
韓国選手が突出した成績を上げている中で、台湾勢の旗頭として再起を願いたい
と思いました。

結果的には宮里選手は2日目3アンダーの8位タイ(トップと5打差)で終わり
ました。
まさかの最終戦でメジャー初勝利も夢ではない位置につけています。
また上原彩子選手も粘りのプレーで、宮里選手同様に3アンダーで回っています。
彼女には是非とも上位進出をして欲しいですね。





日本人選手として今季1勝をしている野村敏京選手は、2アンダーの16位タイで
プレーを終えました。
アイアンショットがダフリ気味なのが気になりましたが、17番ホールでは奇跡的
な寄せワンでパーを拾うなど、アプローチとパットは好調のようです。
爆発的なスコアも期待が出来る野村選手ですから、アイアンショットとパターが
上手く行けば一気に上位浮上も出来るのでは.........。



いずれにしてもLPGAメジャー最終戦の日本人トリオは、無難なスタートを
きりましたが、問題は3日目、4日目の天候が大きくスコアに響いて来るような。
雨だと飛距離に難がある宮里、上原選手には不利となるので風雨に見舞われない
ことを祈りたいと思います。


日ハム え、、負けたんですか?

2017-09-14 23:30:09 | 北海道日本ハムファイターズ

9月14日【Game125/48-77-0】
北海道日本ハムファイターズ 4-6 千葉ロッテマリーンズ
【勝】チェン(2勝4敗0S)【S】内(5勝1敗13S)【負】有原(7勝13敗0S)
【本】(ロ)角中 6号ソロ(1回・有原)、加藤 4号3ラン(9回・増井)

〈一回表 角中プロ初のランニングHR  札幌ドーム〉


何があったのかは分かりませんが、久々の西川選手のエラーがロッテ角中選手の
プロ初というランニングHRで始まったこの試合は、最後まで先が見えない試合
になりました。
結果は9回表に逆転をされてまさかの逆転での連敗となりましたが、8回終了時
には4-3でリードを保っていただけに不可解な敗戦と言えるでしょう。

首位争いをしていたなら勝利の原則で8回はマーティン、9回は増井のパターン
であったと思いますが、突然に乱れる有原に完投勝利を託したベンチの甘さが
招いた敗戦と断言が出来ます。
5位は安泰と言っていた私ですが、ここに来て最下位ロッテは選手とファンが一体
となり最下位脱出を狙ってきています。
5位も6位も下位には変わりがなくBクラスは動かないとはいえ、前にも書いた
ように来季へのモチベーションには大きな開きが生じ、最下位という屈辱を拭い
去ることは出来ません。
残り18試合で5ゲーム差の逆転は非常に難しいでしょうが、勝負の世界では何が
起きても不思議ではなく油断は大敵です。
切羽詰まった状況ではありませんが、栗山監督が下位争いを面白くしようとして
敵に塩を送っているなら、それは大きな誤りで来季も下位に沈むでしょう。

〈先発で復帰をした中田選手〉


久々にスタメン復帰の中田翔選手はこの日複数安打の活躍をしました、
死球の影響で休んでいたそうですが、何か吹っ切れた打撃は来季への立ち位置が
決ったことの証でしょうか。


FA宣言はプロの選手に与えられた権利なので、移籍をするしないも本人の決断次第
です。まだまだ日ハムでやり残したことがあれば、今回はスルーをして来季に目標
を達成するのも良し、FA宣言をして新天地で新たな挑戦をするのも良いでしょう。
ただ新たな球団に移るとしても、在阪の球団は中田のFA採りには否定的な見解をし
ていますし、もしも手をあげるとしたら楽天くらいしか無いでしょう。
今年28歳の中田が大活躍をしていたなら、4番不在の巨人も獲得に興味を示して
いたかも知れませんが、各球団の方針は育成に力を入れる方向へと進んでいるのが
実情ですから2億8千万のリスクをとる球団は......私はないと思います。

もしも日ハム残留となれば、大幅な減俸は免れないでしょうが、将来を考えたなら
自由奔放に自分をアピールできる日ハムは彼にとっては安住の地とも言えるでしょう。

〈この日の先発は有原投手〉


まさか9回にポロリと勝利投手を逃した有原投手ですが、今年一年を象徴する
結果になりました。
今年は何をやっても裏目となる「運」の無い年と諦めて、来季はエースの自覚
を取り戻す年にして欲しいですね。
剛球一本では勝負は出来ません。
大谷翔平が良い例ですから、変化球のコントロールをつけて、新球のを覚える
ことが肝要でしょうね。


LPGA女子ゴルフ~エビアン選手権初日は中止に~宮里藍選手に期待をします~

2017-09-14 22:36:46 | 女子プロゴルファー

全米女子ゴルフ(LPGA)のメジャー最終戦(エビアン選手権)初日は風雨のために中止と
なってしまいました。
この試合で一時(?)引退を表明している宮里藍選手の最後の試合を楽しみにしていた私です
が、見事に肩透かしを食った気分ですが、藍ちゃんにとってはこれが吉と出るか、凶となるか
は明日からの54ホールにかかって来ます。

ここ数年は、優勝からも遠退いてパターの不調にも悩んでいた彼女ですが、先々週に開かれた
米本土での最終戦となるキャンビアポートランドクラシックでは、5位に入る健闘をしていま
すから、LPGA最後のエビアンは藍ちゃんファンのみならず、日本のゴルフファンにとっは、
とても気になる試合になっているのではないでしょうか。

〈キャンビアポートランドクラシックで5位に入った宮里藍選手〉


〈初日の結果は無効となり14番のバーディは幻に終わる〉


キャンビアでの試合を4日間通して「宮里藍カメラ(wowow)」でも見ていました
が3日目は右肩の痛みがでて後半3ホールでは崩れましたが、パットは最盛期に近ずく
好調さが見られたので、エビアンとの相性(ホールは変わりましたが過去には2勝)の
良さからも今大会は期待が持てると思います。
エビアンは彼女にとってLPGAでの初勝利の場所でもあり、最終試合にかける思いは誰に
も増して強いのではないでしょうか。

日本人選手としては上原彩子選手と野村敏京選手も出場をしますが、上原選手は何とか
この大会で上位フィニッシュをしてアジアツアーへの賞金を稼ぎ、野村選手には優勝を
狙って欲しいですね。
ンビア ポートランドクラシック


日ハム ロッテに完敗をしましたが、横尾には連夜のHRが飛び出しました。

2017-09-14 01:21:07 | 北海道日本ハムファイターズ

9月13日【Game124/48-76-0】
北海道日本ハムファイターズ 1-4 千葉ロッテマリーンズ
【勝】佐々木(3勝7敗0S)【負】上沢(4勝7敗0S)
【本】(日) 横尾 3号ソロ(9回・佐々木)
   (ロ)ペーニャ 12号ソロ(3回・上沢)

〈二試合連発の3号で完封を免れた横尾選手のHR〉




書くべきことは少ない凡試合のなか、横尾選手が連夜のホームランをレフト
スタンドに運んだのが唯一の救いでした。
対戦投手の佐々木千隼投手とは、今季は1勝1敗の5分の対戦成績でしたが、こ
れまで2勝のうち1勝を提供しているので、彼にとってハム打線は与しやす
かったのかも知れません。

一方、日ハム先発の上沢投手ですが、相手打線に球種を絞られて狙い撃ちを
された感がありましたが、この試合はこの所スタメンで出場を果たしている
清水優心捕手を起用すべきだったかも知れませんね。
今の日ハムには、連勝自体期待は出来ないのが今の状況ですから、やむを得
ない負かも知れませんが、投手コーチ並びに捕手コーチは、初回に2失点を
した時点で投球パターンの変更を指示すべきだったと思います。

目標を失ったチームには良くある消化試合的内容でしたが、来季は投手起用
でかなりの苦戦が予想されるだけに、コーチ陣の入れ替えは必須でしょうね。
なかでも厚澤投手コーチ(ベンチ)、黒木投手コーチ(ブルペン)、高橋捕手
&打撃コーチ、城石打撃コーチ、金子打撃コーチは配置換えまたは退団がある
ような気がしますが..........果たして大ナタを振るうことが出来るでしょうか。

3回途中で降板をした後を引き継ぎ、先日負け投手となった玉井大翔投手が
マウンドに立ちましたが、1回2/3を1安打無失点で相手打線を抑えました。

〈上沢投手を救援し好投をした玉井投手〉


うちのカミさんは、まだ顔を覚えていず「このかわいい子は誰?」と尋ねて
来ましたが、新人離れをした投球は来季も大いに期待が出来るでしょう。
ナチュラルシュートの投筋には不安はあるものの、インコースへのコントロ
ールが付いたなら、先発でも十分にやっていけると思います。
道産子投手としては、現在は鍵谷、瀬川投手がいますが、彼が一軍定着をした
なら多くの道民が応援をしてくれそうそうです。

玉井大翔→道東の佐呂間町出身。高校は旭川実業高校へ進学。3年夏に母校は
甲子園に駒を進めるが登板はなく、卒業後は東京農大オホーツク校へ。
一年後輩には日ハム投手の井口和明が。
大学卒業後は、新日鐵住金かずさマジックに入社。
チームメートには日ハム投手の加藤智之が。加藤が抜けたあとは先発にまわる
がコントロールに難があり目覚ましい活躍は出来ず。
2016年のドラフトで8位指名を受けて日ハム入団。
今季はこれまで1勝2敗1H。
かっての大学、社会人でのチームメートとなる井口、加藤の活躍を見て心に
秘めた闘志は並々ならぬものがあるはずです。
今季は新人なので多くは求められないものの、プロ1勝をあげているだけに
来季は大化けをする存在かも知れません。
期待をして見守っていきたいと思います。

※ ついに近藤健介選手がファームの試合で復活をしました。
  結果は2-0でしたが、2打席目にはあわやHRかという打球を放って
  います。手術後の経過も問題はなく、来季は振出しからの出発になり
  ますが、口惜しさをバネに大活躍をしてくれそうですね。
  打順は勿論3番で首位打者を狙ってくれるでしょう。


日ハム 大谷今季初勝利を支えたのはヤングファイターズの面々でした

2017-09-13 01:03:05 | 北海道日本ハムファイターズ

日本ハム 大谷が349日ぶり白星!6回途中無失点で最速163キロ

9月12日【Game123/48-75-0】
北海道日本ハムファイターズ 7-0 東北楽天ゴールデンイーグルス
【勝】大谷(1勝2敗0S)【負】美馬(9勝6敗0S)
【本】(日)横尾 2号3ラン(4回・美馬)、西川 8号2ラン(5回・美馬)

大谷投手
<5回2/3 78球 打者21 安打1 三振4 四球3 失点・自責0>


前回登板のSB戦(8月31日 札幌ドーム)では3万3千人の観客が押し寄せた本拠地
での試合でまさかのKO負けを喫した大谷投手にとって、チームが下位に沈んでいて
も、この日は負けられない試合だっと思います。
ただし、意地の悪いファンのなかには、この試合も楽天打線が爆発をして「大谷投手
のメジャー行きを阻止して欲しい」というSNSでの呟きもありましたが
チームの不調が続く今の楽天打線では、凡打の山を築くのは仕方がない結果でした。
ただし、ストレートの伸びは前回登板の方が良かったような気がします。
SB戦でバッテリーを組んだのは大野捕手でしたが、この日は若い清水捕手であった
ことが良かったのかも知れません。
5回2/3を78球、一安打完封は、バックネット裏に押し掛けたメジャー球団のスカウ
トには満足が出来る投球内容だったでしょう。

平日であるにもかかわらず、ドーム球場に大谷見たさで応援に駆け付けたファンは
「これで大谷投手の雄姿も見納めかも....」という声も多い中、それなりの結果を出
したピッチングには、嬉しさと寂しさが同居した複雑な感情が入り混じった大谷投手
の今季初勝利だったと思います。

この日の試合で大谷投手と共にヒーローインタビューのお立ち台に立ったのは、4回
に決勝弾となる2号3ランを放った横尾選手でした。
確か一号HRは、やはりKoboパーク宮城での楽天戦だったように記憶していますが、
プロ初安打も塩見投手から放っているので、楽天とは相性が良いのでしょうね。
彼の豪快なスイングを見ると、左右の違いはあるものの、オリックスの吉田正尚選手
や西武の森友哉捕手を彷彿とさせますが、両者とも今季は出だしは怪我などで躓いて
いるので怪我には注意でしょうね。(今日も8回には危ない死球がありました)
中田翔選手が欠場をしている今だからこそ、巡って来たチャンスですから、しっかり
と結果を残せば来季は一軍での活躍が大いに期待が出来るでしょう。
同じ大学の2年先輩である白村投手とともに、2018年シーズンはチームを牽引して欲
しいと思います。

〈4回先制3ランの横尾俊建選手〉


この日の試合で印象的な一発を放ったのが、ここ数試合元気がなかった西川遥輝選手
でした。
3点リードの5回裏、先頭打者の清水が倒れた後に石井(一)がライトに2塁打を放つ
とカウント2-1からのストレートを見事にとらえて右中間スタンドに叩き込みまし
た。見事としか言えないライナー性の飛球は、まだまだ3割打者を諦めてはいないと
いうアピール弾に思えたのは私だけではないでしょう。
余談ですが、西川遥輝も楽天とは相性が良く、2012年の初HRはこの日の投手だった
美馬からの2ランでした。
これで今季のHR数は2014年度の8本に並びましたが、残り試合での自己最多HR記
録を更新して欲しいですね。

〈5回追加点となる8号2ランで試合を決める西川遥輝選手〉


〈今日の投打のヒーローは大谷投手と横尾内野手でした〉


今季初勝利の大谷翔平投手と札幌ドームで初ホームランの横尾俊建選手が、お立ち台
に立ちましたが、果たして大谷投手は来季はどのような選択をするのでしょう。
日ハムファンの大多数は、来季も日本球界での活躍を切望していますが、日ハム入団
前からメジャー挑戦を掲げていただけに、残留の可能性は薄いと思うものの、連続優
勝を目指した今季の成績が1~2勝では、本人は全く納得が出来ない一年だったと思
います。
彼に男気があるのであれば、来季も残留をしてかってのマー君(田中将大)のように
大活躍をしてメジャー移籍を果たして欲しいと私は思います。
「立つ鳥跡を濁さず」とういう格言もあるのですから


日ハム 3連勝は出来ませんでしたが収穫ある試合でした

2017-09-10 18:36:55 | 北海道日本ハムファイターズ

9月10日【Game122/47-75-0】
埼玉西武ライオンズ 8-7 北海道日本ハムファイターズ
【勝】平井(2勝0敗0S)【S】増田(1勝5敗26S)【負】玉井 (1勝2敗0S)
【本】(日) レアード 31号ソロ(6回・ウルフ)
   (西) 炭谷 3号ソロ(2回・石川直)、中村 25号2ラン(4回・石川直)
       山川 16号2ラン(5回・石川直)
===================================


体調不良? 理由は判りませんが今日のスタメンからは中田翔の名前が消えて
いました。
不動の4番が抜けて若手中心の打線を組んだ栗山監督でしたが、先発石川(直)
が3HR(5失点)を浴びなければ、どう転んだか分からない試合でした。

初回に2塁浅村のエラーで先行をするも、石川の失点が止まらず5回裏で7失点
で2-7と大きく点差が開く状況では、栗山監督も打つ手が無しだったと思います。
それでも6回には、ヤングファイターズ打線が爆発をして、一挙に5得点をする
のですから、楽勝ムードに浸っていた西武ベンチも肝を冷やしたでしょうね。
この回は4番レアードの31号HRをカワギリに、横尾、大田が連打で続き、渡邉は
凡退するも、清水がエラーで出塁をすると、石井(一)、西川、松本が連続安打で
7-7の同点に追いつくのですから、いやはや驚きの6回表の攻撃でした。

〈SBデスパイネを抜いて31号のトップに立ったレアード選手〉



中田翔と大谷の2枚看板がなくても、来季スタメンを狙う若手がこれほどまでに活
躍をするとは、日ハムベンチも予想もしない展開だったと思います。
残念なのは6回裏に石川から後を託された玉井が先頭打者に四球を与え、1死2塁
で救援に立った宮西が打たれて7-8とされたことですが、これほどまでの乱打戦
は負けてしまったと言え最近にはないドキドキ感を覚える試合だったと思います。
ひとつの四球で負け投手となった新人投手の玉井は可哀想でしたが、先頭打者に対
しての四球の重みを十分に感じ取ったでしょう。
彼にとっては良い経験になったはずです。

〈刻々と来季のレギュラーに近づいている新人石井は頼りになる存在に〉


どうやら来季は松本剛、石井一成、清水優心、太田賢吾の一軍定着は堅いかも
知れませんね。
また将来の4番候補の横尾は荒さが無くなれば、一軍で十分にやれるでしょうが
来季は近藤が復帰をしますし、渡邉諒も内野ですから1、2塁争いは過酷な争い
になるでしょう。
また外野手も谷口が復帰し岡晴海や浅間も争いに加わるでしょうから、大田も
松本もうかうかは出来ませんね。







日ハム 加藤の好投とレアードの30号で西武に連勝!

2017-09-09 19:09:44 | 北海道日本ハムファイターズ

9月9日【Game121/47-74-0】
埼玉西武ライオンズ 0-1 北海道日本ハムファイターズ
【勝】加藤(6勝6敗0S)【S】増井(4勝1敗21S)【負】多和田(5勝5敗0S)
【本】レアード 30号ソロ(4回・多和田)



トップタイの30号HRを4回に打ったレアードの一発で決まりましたね。
これで3年連続の30本打ちはご立派と言えるでしょう。
過去にはソレイタ(1980~83年)、ウインタース(1990~93年)以来の球団
史上3人目となる快挙だそうですが、もしかするとあのセギノールもやっている
かと思ったのですが入ってはいませんでした。

投げては先発の加藤貴之投手が、息詰まる投手戦を繰り広げて虎の子の一点を
守り抜きました。
昨日は高梨投手が久々の快投を繰り広げ、今日は加藤投手がマーティン、増井と
バトンを繋ぎ6勝目を挙げたのは、これまたご立派と言えます。

〈先発の加藤投手は3安打ゼロ封で西武に2連勝となる6勝目を挙げました〉
  <7回1/3 118球 打者29 安打3 三振7 四球4 失点・自責0>


<抑えの増井投手は9回を無失点に抑え21セーブ目を達成>


昨日2HRを打った大谷は3-0と休憩に入っていたようです。
今の大谷に連日の活躍は無理でしょうから、明日は日ハムを鴨にしてるキュ
ーピーちゃん(ウルフ)を打ち崩して呉れると信じています。

一方、中田はこの日も快音は響きませんでしたね。
9月に入っての中田は................。
対ロッテ 9月1日 左飛 三振 四球 死球 四球
     9月2日 右飛 遊安打 右飛 遊安打
     9月3日 中2 三ゴロ 遊ゴロ 三振
対楽天  9月5日 三振 三飛 遊ゴロ 四球
     9月7日 四球 三飛 四球 四球
対西武  9月8日 中飛 遊ゴロ 遊ゴロ
     9月9日 遊ゴロ 左飛 遊飛 三振
と、しばらく(18打席)長期休暇に入った模様です。

これはかなり深刻で重症ですね!
見ていても来た球を打つだけでは(無心で打つなら良いのですが)、観客から
かなり厳しい指摘があっても仕方がないでしょうね。
本人も過去には経験のない大スランプなのでしょうが、ここまで不調に陥った
なら、神頼みでも良いので打開策を考えプレーをして欲しいと思います。
もしかしたら彼の頭の中では、今季の自分よりも来季のことを考えそれが大きく
響いているのかも知れません。
「FA宣言はせずに来季もハムで頑張ろう!」
そう決めたなら邪念から解き放たれて、残り試合には結果が出るかも知れないと
思います。



日ハム 大谷の1試合2HRで西武に完勝

2017-09-08 22:23:09 | 北海道日本ハムファイターズ

日本ハムが快勝 大谷が自身4度目の1試合2発 高梨が10奪三振で5勝目

9月8日【Game120/46-74-0】
埼玉西武ライオンズ 2-9 北海道日本ハムファイターズ
【勝】高梨(5勝7敗0S)【S】【負】野上(9勝9敗0S)
【本】 (日)大谷 6号2ラン(1回・野上)、大谷 7号2ラン(4回・ガルセス)
    (西)坂田 2号ソロ(8回・高梨)



クリーンアップの打者が打つとこうも簡単に勝てるものかと、今さらながら
思う試合でしたね。
西武とのこれまでの対戦成績は4勝15敗0分と大きく負け越していて、敵地
のメットライフ球場では、今季勝ち星は無く6連敗中だったとは、全く気が
付きませんでした。
まぁ、これまでの戦い方ではロッテ以外には大きく借金をしているのですから、
たまには大勝をしても良いかと思います。
負けた西武にとっては、3位楽天を突き放す良い機会だったと思いますが、楽
天もこの日オリックスに負けたのでその差は開いてはいません。
楽天と4位オリックスとの差は10ゲームと開いているので、梨田監督として
そう焦る必要はないでしょうが、直接対決が残り5試合組まれているので、取
りこぼしは許されないでしょうね。
西武辻監督も楽天梨田監督も、残り試合も少なくなってきたこの時期は、毎日
が胃の痛い試合が
続くでしょうが、その点では日ハムは5位がほぼ決定してい
るので、リラックスをして試合が出来るでしょう。


先発高梨は味方打線の援護もあり、ようやく昨年の勝利数の半分に達しました。
昨年は10勝2敗1Hと二桁勝利をして新人王を獲りましたが、今年は2年目の
ジンクスの影響なのか、「運」にも見放されて思うような活躍は出来ませんで
した。
今日は7回2/3を投げて被安打5の2失点と期待を裏切らない投球内容でした。
8回の2失点は勿体なかったと、本には重々自覚をしていると思いますが、彼に
しては久々のベストピッチではなかったかと思います。
来季も日ハム投手陣のローテを任されるべく存在なのですから、残り試合での
勝ち星の積み重ねを期待したいと思います。
あと2勝は欲しいですね。


打線は本当に久々の大爆発を見せました。
松本剛が2安打、大谷翔平は2HR、大田泰示は3安打の猛打賞と西川、中田以外
は打ちまくりましたが、「蚊帳の外」に置かれっぱなしの中田翔の大不調が気
になりますね。
一見は豪放磊落なタイプに見えますが、心の中には優柔不断さと他人の目を気に
する、見かけとは違った繊細な神経の持ち主ですから、一度迷いが出るとやる
ことなすことが裏目に出て思い通りには進めません。(姓名判断では)
また人のアドバイスをまともに受け入れるタイプではないので、彼には打撃を
支えてくれる信頼のできるコーチが必要なのです。

そのような事からも、やはり栗山監督は中田を4番から外した時点で、一度は
鎌ヶ谷行を命じて、打撃フォームの再点検をするべきだったのかも知れません。
ただし、いま言ってもいっても後の祭りかもしれませんが、中田の将来を考え
れば球団としてすべきことは沢山あるような気がするのですが。
FA宣言をせずに来季も残留となれば、日ハムの中心打者として活躍をして貰わ
なければならないのですから。


日ハム 内弁慶の癖がすっかりついたようですねぇー

2017-09-07 22:06:33 | 北海道日本ハムファイターズ

9月5日【Game118/45-73-0】観客数:17,507人
北海道日本ハムファイターズ 1-6 東北楽天ゴールデンイーグルス
【勝】藤平(2勝2敗0S)【負】上沢(4勝6敗0S)
【本】島内 13号ソロ(9回・井口)

===================================
今季は好調の上沢が打たれて、今日は好不調の波が激しい有原が試合を壊して
大量6失点では手の打ちようがありませんね。
ただ先日の富山球場では、9回裏に大谷のタイムリーでようやく1得点返して
完封負けは逃れましたが、初物に弱い日ハム打線をよく知っている梨田監督の
投手起用(藤平)がズバリ的中したといえますね。

最終回は石井(一)がチームとして2本目のヒットを放ち、大谷が返して地方
球場でのゼロ封を免れますが、4番、5番の主力打線が眠ったままでは勝てる
はずは無いでしょう。
富山球場富山市民球場アルペンスタジアム)での日ハム主催の試合は過去に
なかったように思うのですが、北陸での知名度では劣る日ハムにとっては散々
な一日だったかも知れません。

〈9回裏 ヒットを放つ石井選手~来季のレギュラーは確実かも知れませんね〉


9月7日【Game119/45-74-0】東京ドーム
北海道日本ハムファイターズ 4-6 東北楽天ゴールデンイーグルス
【勝】久保(3勝1敗0S)【S】松井裕(3勝1敗30S)【負】有原(7勝12敗0S)
【本】太田 1号ソロ(3回・安樂)

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富山での試合に続き楽天に先行をされ厳しい試合となりましたが、4-0からの
3回裏にはこの日スタメンで出場をした太田賢吾(2塁)が、ライトスタンド
に自身初となる1号HRを放ちました。





高卒3年目のルーキーですが、守備では頭一つ抜けた存在は間違いがなく、
あとは打力が伴えば田中賢介のあとを担う選手になるでしょうね。
木田GM補佐は節目の1発を目にして、こう言ったそうです。
「守備よりも、バッティングの方が急激に伸びた」と!!
2014年ドラフト8位ながら、日ハムの隠し玉だそうです。
身長は186㎝もあるので鍛えたなら20歳ということもあり、大型2塁手として
大いに期待が出来るでしょうね。

それにしても有原投手の6失点はいただけません。
前にも書きましたが「日ハムの新人王獲得投手は活躍が出来ない!」という
ジンクスがあるだけに、有原投手は今オフには課題をしっかりと克服して、
パワーピッチにこだわらない投球スタイルが求められるでしょう。
一方、今季は不調に陥っている高梨投手は2年目のジンクスということもあり
いま一つ期待にそえる活躍をしていませんが、来季はせめて10勝が出来る投手
に育って欲しいですね。

相変わらず最下位ロッテは浮上の様子もなく、日ハムの5位は決定的ですから
あとは気楽に戦って欲しいですね。
どうやら近藤健介選手も復帰してくるようですから、勝負にこだわらずに来季
はどのように戦うかをベンチは考えて選手の起用をして欲しいものです。


日ハム 阪神がFA中田翔の争奪戦から撤退へ

2017-09-04 11:36:55 | 北海道日本ハムファイターズ

阪神がFA中田翔の争奪戦から撤退へ



今年の中田の成績を見るとどの球団も二の足を踏むのは当然かも知れませんね。
中田翔は日ハムにいたからこそ現在の地位が確保できたわけで、他の球団に在籍
をしていたなら、とうの昔に他球団に出されて潰れていたような気がします。
年棒は2億8000万(推定)と高額のサラリーを貰っていますが、今年の成績は
打率は0.210で本塁打は16本、打点は62点(9月4日現在)と一年間を通じて
不調の「極み」に陥っていますから、28歳という年齢を踏まえても、果たして
FA宣言をしたとしても、手をあげる球団があるのかはまったく不明です。

日ハムとしては、これまでかばってきた栗山監督が、来季も継続をして監督続投
なら中田のFA宣言は5分5分と考えているかも知れません。
栗山監督の辛抱強さと強情な面があったからこそ、何かと問題も多いやんちゃ坊主
の中田を使い続けて来たのでしょうが、監督が替われば精神面の弱さがある中田を
使い続ける保証は全くなくなるでしょう。

今年の日ハムが低空飛行を繰り返し、Bクラスに低迷をすることになった要因には
大谷翔平の長期離脱と中田翔の不調に加え、主力の戦力として期待をしていた谷口
雄也の怪我に続き近藤健介のヘルニアによる手術など、予期せぬ主力選手の不調や
脱落があったからですが、ここに来てようやく最下位に脱落をせずにそれなりの勝
ち星をあげているのは、松本剛や太田賢吾などの育成選手の台頭が見られるように
なったからです。

いま日本球界は、ソフトバンクや広島のように新人育成に力を入れる流れが主流と
なりつつあります。巨人や阪神が他のチームで活躍をしていた選手をトレード等で
招き入れても成功をしていないのは、選手育成にも問題が有るからだと思います。
そうであれば今回阪神が、中田の争奪戦から手を引くというニュースは、真実性が
あるとも言えるでしょう。

また中田翔にしてみてみても、Bクラス転落の戦犯の一人として、後ろ指をさされる
なかでFA宣言をして飛び出すとは思えません。
たとえ年棒が半減しても意地でも残留をして、日ハム浮上の原動力になろうとする
のではないでしょうか。
これは大谷翔平にも言える事で、彼の今オフでのメジャー挑戦はないでしょう。


日ハム 石井一成の3ランで連敗をストップ

2017-09-03 22:02:35 | 北海道日本ハムファイターズ

9月3日【Game117/45-72-0】
千葉ロッテマリーンズ 2-5 北海道日本ハムファイターズ
【勝】宮西 (4勝4敗0S)【S】増井(4勝1敗20S)【負】二木(5勝8敗0S)
【本】石井(一) 3号3ラン(7回・二木)
===================================
〈7回表 石井一選手の3号3ランで勝ち越し〉


SBに大谷投手で負けてからは、最下位ロッテにも連敗が続きました。
こうも好不調の波が激しいと、どうせなら最下位転落も致し方ないかと思いま
すが、やはり勝負事は負けるよりも勝つ方が嬉しいのは当然ではないかと....。
当ブログにも、「どうせ1,2位の争いをしていないなら、5位も6位も意味
がないのでは?」というコメントが寄せられていますが、5位と6位(最下位)
では、来季へのモチベーションも違ってくると私は思っています。

ただし、大谷で負けた試合(SB戦)には、どうしても大谷起用に納得が出来ず
2日間は休んでしまいました。
私のみではなく、日ハムナインにも連勝ストップの影響があった訳ではないで
しょうが、元気のない試合内容でした。

👇

9月1日【Game115/44-71-0】
千葉ロッテマリーンズ 4-3 海道日本ハムファイターズ

9月2日【Game116/44-72-0】
千葉ロッテマリーンズ 3-0 北海道日本ハムファイターズ

大谷翔平投手で敗戦となったSB戦以降、投打のバランスがすっかりと崩れて、
もしもや最下位ロッテに3連敗かという危機を救ったのは、ショートの定位置
を中島卓から奪い取るかも知れない石井一成選手でした。
この日のヒーロは初回にタイムリーを放ち先取点を取った大谷でもなく、追加
点となる2点目をあげた中田翔でもありませんでした。

 〈一回表 久々に中田のタイムリ-2塁打がでて2点目〉


野球は不思議なもので、早い回に得点をして追加点がなければ、膠着状態に陥
るか相手チームに逆転をされることが多いのですが、ロッテの敗戦要因は好機
でのミスの積み重ねがあまりにも多すぎた点でしょう。
名前をあげて申し訳ないのですが、2度にもわたるショート大嶺のバント失敗
が日ハムの連敗脱出に手を貸してくれたと言っても良いと思います。

今季初先発の石川直は出だしは好調でしたが、3回裏にはこの所ロッテ打線で
最も好調な荻野にヒットを許し、ペーニャの四球後に角中に2塁打を打たれて
2-2の同点とされます。
その後はロッテ投手の二木は立ち直り、ロッテ打線も石川投手を攻め立てます
が4回、5回の無死1塁の好機でのバント失敗が響き、7回の石井の3ランに
至ったのでしょう。

〈5回2失点で責任を果たした石川投手〉


ともに目標を失ったチーム同士の戦いでしたが、ここにきて若手の石井、太田
の守備での頑張りは、来季に向けて明るい兆しと言えます。



日ハム 大谷の4失点で6連勝はならず

2017-09-01 00:17:39 | 北海道日本ハムファイターズ

8月31日【Game114/44-70-0】
北海道日本ハムファイターズ 3-4 福岡ソフトバンクホークス
【勝】石川(6勝3敗0S)【S】サファテ(2勝2敗44S)【負】大谷(0勝2敗0S)
【本】福田 3号3ラン(4回・大谷)

観客数:33,873人

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驚きは札幌ドームに押し寄せた観客数です。
同時間にサッカーW杯出場をかけて、日本対豪州の対戦が埼玉アリーナであるの
にも関わらず首位に立つSBと5位に沈んでいる日ハムの平日の試合に33千人の
大観衆が足を運んだことは、やはり大谷効果なのでしょうか。






ファン心理としては、久々に見る大谷の好投で、今季初の6連勝を見たかったの
とメジャー移籍が間違いないと踏んで、本拠地での勝利を期待しての観衆がほと
んどだったのかも知れませんが、期待は見事に裏切られることになりました。
今回の登板には日ハム首脳陣の意向が働き、地上波でのTV放映もないなかでの
予告登板には大きな疑問を感じます。
サッカーファンでなくても、スポーツ好きであればW杯出場がなるかどうかの
天王山ともいえるこの日に大谷登板を持って行ったのは、誰もが首をかしげた
のではないでしょうか。


大谷投手が勝っても負けても、私は最初から日本代表の試合を見るつもりでいま
したが、札幌ドームに駆け付けたファンの4回表の4失点は、見たくはなかった
シーンでは.....。
大谷自身も完璧な状態での登板を望んでいたはずですが、ファームでの登板も
なくぶっつけ本番は栗山監督のいつもの行動パターンです。
しかし、いかに今まで投球練習をしたとはいっても、球場での登板は皆無で投げ
させるのはいかに「天才投手」と言えども無謀ではないでしょうか。
今回の登板を画策したチーム首脳やそれを許した栗山監督には疑問を呈するしか
ありません。


一方、今回の登板がメジャー各チームへのサービスでの顔見世登板であったなら、
それ自体がファンに対しては非常に失礼な行為であり、決してファンサービスとは
言えないでしょう。
単なる大谷投手のメジャーへの売り込み作戦と取られても仕方が有りません。


しかし、残念なことに今回の作戦は大谷投手が4回に4失点をして降板という結
果になり、大谷投手の弱点をさらけ出すことになりました。
球場に押し掛けたメジャースカウトや、はるばる札幌まで足を運んだヤンキースの
GMの前でも「球速はあるが球の重さはない」とのイメージの払拭は消すことは
出来なかったなら、マイナスの評価になったのではないでしょうか。


今回の登板結果がどのようになるのかは分かりませんが、まさかの4失点は大谷
本人も納得が出来ないでしょう。
負けず嫌いの彼はきっと心に今日の失敗を刻み込んで、今季の初勝利を目指すで
しょうが、怪我で選手生命を棒に振った選手も多いプロの世界ですから、無理は
せずにマイペースで調整をすることを祈りたいと思います。

結果は3-4と負けましたが、中島選手に代わってショートを守る石井一成選手
は、この日も送りバントにマルチヒットと結果を出しています。
レギュラー獲りに一目散と結果を出しているだけに、来季は熾烈なショート争い
になるでしょうね。



女子には圧倒的に人気のある中島選手ですが、今季ドラ2で経験を積んでいる
石井選手の活躍には、心穏やかではないと思いますよ。
期待通りに順調に育ったなら、来季は一軍定着が見えて来るでしょう。