菊;キク科の多年草。白菊;黄菊。一重菊、八重菊、大菊、中菊、小菊、菊作り,厚物菊、小菊、菊作、厚物咲,初菊、乱菊、千代見草、懸崖菊。原産は中国大陸で、日本には、奈良時代に渡来。江戸時代に観賞用として改良された。園芸品種がきわめて多い。梅、園芸品種がきわめて多い。梅.竹.蘭とともに̪四君子に挙げられ、秋を代表する花である、白.黄.赤紫などさほど多く葉ないが咲きかたによつて様々な種類が生み出された。大別すると、管物.平物.があり嵯峨菊.伊勢菊.肥後菊.美濃菊.奥州菊など系統を引くものが多い。独特の香リをもち、切花としても楽しむほか,「もってのほか」などは食用にする。皇室の紋章に使われるのは、六弁の花である。「白菊の目に立て見る塵もなし 芭蕉」「山中や菊手折らぬ湯の匂い 芭 蕉」「菊の香や奈良には古き仏達 芭蕉」「菊の花咲くや石屋の石の間 芭蕉」「秋はまず目にたつ菊のつぼみかな 去来」「欄干にのぼるや菊の影法師 許六」「あそばする牛さへ菊の匂いかな 北枝」「菊畑や隣は紅の摘残り 千世女」。(菊や咲く我酒たちて50日 ケイスケ)