誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

犬蓼

2017-11-04 09:26:01 | 誕生日の花ケイスケ日記

犬蓼;(タデ科)花言葉は、あなたのために役たちたい。タデ科タデ属の一年草。草丈30㎝ほど、茎は赤みお帯美、細は長い葉が互生する。1~15㎝の花穂に紅色の花弁をもたない花をびっしりとつける。この粒々の花をしごき取って遊び、赤のまんまと呼んで親しんできた。犬蓼という名は、蓼に似ながら用をなさないことに由来する。「ひねもすの埃のままの赤まんま 高浜虚子」「赤まんま墓累々と焼けのこり 三橋鷹女」「つれずれの旅にもありぬ赤のまま 森 澄雄」「晩年の景色に雨の赤のまま 今井杏太郎」「人なぜか生国を聞く赤のまま 大牧 広」「赤まんま生きる気合をかけている 岸本マチ子」「犬蓼や暮れて五右衛門風呂を焚き 七田谷マリウス」「赤のまま海へ日本一の川 菅原タつを」「犬蓼や暢気夫婦に子を賜ふ 内田哀而」「犬蓼や空家を覗く刃物売り 鈴木八掻駆郎」「道草の足集まりて赤のまま 三角尚子」「子離れのところどころに赤のまま 芝崎綾子」「子の墓に一株残す赤まんま 村井かず子」。(庭隅に犬蓼咲きて赤のまま ケイスケ)