夜です
辺りは 物音ひとつしなくて
まるでわたし たったひとりの世界のようです
夜です
部屋の灯りを消して
カーテンを開けて
何も見えない外を見ています
真っ暗で 何も見えません
でも そこに何かはあるんです
何かは いるんです
小さな虫だったり
眠りの国に行っている小鳥だったり
あるいは
いなくなった子猫を想って
泣く泣く寝入った親猫だったり
見えないだけで
ほんとは そこにいる
見えないだけで
ほんとは そこにある
今はただ 眠りから目覚めるのを
静かに待っているのです
辺りは 物音ひとつしなくて
まるでわたし たったひとりの世界のようです
夜です
部屋の灯りを消して
カーテンを開けて
何も見えない外を見ています
真っ暗で 何も見えません
でも そこに何かはあるんです
何かは いるんです
小さな虫だったり
眠りの国に行っている小鳥だったり
あるいは
いなくなった子猫を想って
泣く泣く寝入った親猫だったり
見えないだけで
ほんとは そこにいる
見えないだけで
ほんとは そこにある
今はただ 眠りから目覚めるのを
静かに待っているのです