心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
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夏至の明るい空を見て

2015年06月23日 | ほんのすこし
毎年 季節が巡ります。季節の折々に節を設けたのは昔の人ですが、本当に自然の生業をよくよく吟味して 言葉を授けているなぁといつも感心します。
感心はするのですが、いつのまにかその日をするりと過ごしてしまっていました。
昨日は「夏至」でしたね。昼の時間が一年で一番長い日。冬至と比べると5時間も長いという新聞記事を読みました。朝に読んだせいか その日一日がなんだか違っていて・・・

昨日は珍しく午前中から動き出し、外に出ていました。運転しながら なんとなく普段と違うなと感じていました。なぜか空がいつもより綺麗に見えて 輝いているようにも思えました。青い空が 一段と青く高く なんていう空の色!
夏至だからなのか 特別に綺麗に見えた空でした。

運転しながら橋を渡り切る手前、信号が赤になるのを確認し減速。川を見ると、いつもにもまして水の流れがきらめいて見えました。小さな鳥が川瀬に佇んでいるのがチラッと目に入りました。のどかな なんとのどかな夏至という日。
わたしの世界では 夏至はこんなふうに過ぎて行くんだなぁ。

実家からの帰りも まだまだ明るくて、今日一日は夜なんて訪れないのじゃないかと思うほどでした。(当然 夜はやってきましたけどね)
夏至を境にどんどん日が短くなっていくんですね。雪国特有の冬に向かって。だからなのか、この日差しの明るさがいとおしく感じる そんな日でした。

窓を通る風のひと揺れにも 生きているという実感が感じられて、この命を無駄にはできないと思える そんな日でした。