心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
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忘れないために始める

2015年06月30日 | ほんのすこし
人は夢中になって時間を過ごしていると 周りのことに目がいかなくなる。そして 必死で暮らしていたり、時間があっという間に過ぎていたりすると、振り返ってみてもすぐに思いだせないことが多い。
いや 人は~ではなく わたしがそうなのだろう。
一年前 数年前の出来ごとの前後関係を問われて、はたと答えに窮する場面が 時折出てくる。母とふたり あぁでもない こうでもないとその時の前後関係を言い合うのだが、ふたりとも確証を得ず、ぼんやりした記憶の手探りをしている状態だ。

ふと ここがあるじゃないかと思った。
この10年以上の間に起きたこと それを時間系列にきちんと確かめておくべきだろう。そのためにはここに記載されているものの中から ピックアップしてまとめておくのが一番じゃないかと。
だんだん頭の中が白くなっていってる。自分に自信が無くなっているから そのときが来たときに困らないようにきちんとしておかなくちゃ。

忘れては困ること、忘れてもいいこと 過去の中を振り分けて 自分にとって都合の良い部分だけを取り出しておく・・・って まさかね(笑)
そうじゃないけど、家族のこととか 覚えておきたいことを書いておくことは大事かなと。一体いつ生まれていつ結婚したのか とか、すぐに出てこないって どれだけ頭がロートルになっているの?って感じ。

慌ただしい年に起きたことは案外 ところどころ抜けていることが多い。母の記憶とわたしの記憶の断片をつなぎ合わせて そういえばそうだったねぇ ということに納まることがしばしばだ。互いに間違えて覚えていることもあるし、すっかり記憶から抜け落ちていることもある。自分が大変な時期を振り返ってみれば 白い靄に隠れていて どう過ごしたのかさっぱり思いだせないこともある。それだけ気が動転していたということなのだろう。
今の凪のような状態のときにこそ しっかり振り返って時間系列を整理しておくこともまた わたしにとって大事ではないかと 今朝 起き出して真っ先に思った。

忘れないようにするために 始めよう。過去を整理しておくこと。
忘れたときのために 始めよう。今から未来に起きるであろうことも整理しておくこと。
終活という言葉があるそうだ。そのためのノートを用意したことはしたが、まだ書いてもいない。だが、わたしの明日が必ずやってくるとは誰も断言できないだろう。そのために早目にやるべきことをやっておくのもまた わたしの役目なのかもしれない。もちろん 気持ちは母が元気なうちは わたしも元気でいなくては!という気持ちだ。そしてできれば 孫の成長もまた見届けたい!という気持ちもある。それができるよう やれるべきことはやっておく、その気持ちを忘れないようにしよう。
まずは今日 年表作りに手をつけてみようと思う。