つい先だって『蜜蜂と遠雷』の本を紹介しましたが、今日は撮りだめしていたテレビ番組の中で前から聞いてみたかったものの、なんとなく聞きそびれていたBSの番組を見ています。
『辻井伸行 × 加古隆 × レ・フレール THE PIANIST』という番組です。
一度どれかのブルーレイにダビングしたのですが、通常はダビングすると消去するのですが、この番組は本体に残していました。で・・・ そのまま聞かずにいたのです。
三組それぞれのピアノの魅力があって、やっぱりピアノはいいなあって見ほれているところです。
前住んでいた家にはアップライトピアノがありました。自動演奏ができる装置もついていて、ジャズの演奏誰だったかなぁ、忘れてしまいましたが、その方の演奏のタッチをそのまま再現しているというそういうものがありました。でもね、ほとんどそれを利用することはありませんでした。
ピアノは娘が幼少の頃から習っていて、それは中学に進むまで続いていました。中学に進むと部活がありそれが中心になり習い事を継続するのは大変になりました。
だから家のピアノを使うことはなくなっていきました。
時折、わたしが適当な指使いで適当にそのとき思いついたメロディを弾いて楽しむぐらいになりました。
そうそう、そのピアノのことではとっておきの話がありました。
あるとき、知り合いが有名なジャズギタリストのコンサートを地元で企画したのです。するとそのギタリストの奥様(ピアニスト)も同行してきて、コンサートの前日におもてなしをしたのです。それが我が家に白羽の矢が当たったということです。ギタリストはとてもご機嫌で酔ってきたらギターを、と言われ、でもねあるのはわたしの安物ギターでして。スタッフの方が苦笑していた姿が今も思い出されます。そんな安物でもかまわなく、そのギタリストはチューニングをして弾き出したのです。すると脇にいた奥様が立ち上がってピアノに向かい、なんということか二人でデュオをやってくれたのでした。これにはその場にいた皆が感激。というか皆もういい気分になっていたのですけどね。
そのギタリストはK・W(日本人)。若い頃はギターをかついで世界をまたに歩いたのでギター小僧と言われたそうな。
もうあのピアノに触れることはありません。あのピアノ、どうしたでしょうね・・・とちょっと感慨深く思うことも。
楽器を演奏できる、ということに憧れます。
中学の頃はブラスバンド部に途中から入り(その入部動機が先輩に格好いい人がいたという単純な動機でした。でも入ったときは一年の後半で、三年生はもう受験で部活に来なくなる時季だったのです。それも知らず入部してしまったわたしです)、吹いたこともないクラリネットを演奏する羽目になりました。
入部動機が不純なものでしたから、技術があるわけでもなく、大変でした。でも何か一つの曲を皆で演奏するというのは、それが溶け合ったときのなんともいえない高揚感を味わうと止めることはできませんね。
その部活でたまに誰もいないときに適当にピアノをいじって遊んだのがピアノに触れた最初です。
まさかそれから数年後にバイエルを練習する羽目になるとは思ってもいませんでしたが。
ピアノが弾けるってなんて優雅なことでしょう。憧れます。
前述の『蜜蜂と遠雷』の中でピアノは打楽器だと描いていた部分がありました。確かにピアノの上部を挙げて中を見ると鍵盤を押すと浮き上がる様子はまるで打楽器を叩いているような感覚に似ています。そして同じピアノを弾いても弾く人によって音が全然違うということもまた分かります。
一台一台、しかも奏者によっても違う。それがあるからまたピアノの面白さがあるのでしょうね。
辻井さんの演奏を聞いていると、本当にピアノを弾くのが楽しいんだなあって思います。もっと早くに聞くんだったとただいま後悔しきりのわたしです♪
うわぁ! 最後はアンコールで辻井さんとレ・フレールが共演! 一台のピアノを三人で! ご機嫌なサウンド♪
えっ?何々 最後の最後は加古隆さんと辻井さん&レ・フレールが共演! 美しすぎるメロディ・・・加古ワールド全開の流れるような美しさに会場が包まれていく・・・
ピアノっていいなあ。
これ、永久保存版にしようっと。
『辻井伸行 × 加古隆 × レ・フレール THE PIANIST』という番組です。
一度どれかのブルーレイにダビングしたのですが、通常はダビングすると消去するのですが、この番組は本体に残していました。で・・・ そのまま聞かずにいたのです。
三組それぞれのピアノの魅力があって、やっぱりピアノはいいなあって見ほれているところです。
前住んでいた家にはアップライトピアノがありました。自動演奏ができる装置もついていて、ジャズの演奏誰だったかなぁ、忘れてしまいましたが、その方の演奏のタッチをそのまま再現しているというそういうものがありました。でもね、ほとんどそれを利用することはありませんでした。
ピアノは娘が幼少の頃から習っていて、それは中学に進むまで続いていました。中学に進むと部活がありそれが中心になり習い事を継続するのは大変になりました。
だから家のピアノを使うことはなくなっていきました。
時折、わたしが適当な指使いで適当にそのとき思いついたメロディを弾いて楽しむぐらいになりました。
そうそう、そのピアノのことではとっておきの話がありました。
あるとき、知り合いが有名なジャズギタリストのコンサートを地元で企画したのです。するとそのギタリストの奥様(ピアニスト)も同行してきて、コンサートの前日におもてなしをしたのです。それが我が家に白羽の矢が当たったということです。ギタリストはとてもご機嫌で酔ってきたらギターを、と言われ、でもねあるのはわたしの安物ギターでして。スタッフの方が苦笑していた姿が今も思い出されます。そんな安物でもかまわなく、そのギタリストはチューニングをして弾き出したのです。すると脇にいた奥様が立ち上がってピアノに向かい、なんということか二人でデュオをやってくれたのでした。これにはその場にいた皆が感激。というか皆もういい気分になっていたのですけどね。
そのギタリストはK・W(日本人)。若い頃はギターをかついで世界をまたに歩いたのでギター小僧と言われたそうな。
もうあのピアノに触れることはありません。あのピアノ、どうしたでしょうね・・・とちょっと感慨深く思うことも。
楽器を演奏できる、ということに憧れます。
中学の頃はブラスバンド部に途中から入り(その入部動機が先輩に格好いい人がいたという単純な動機でした。でも入ったときは一年の後半で、三年生はもう受験で部活に来なくなる時季だったのです。それも知らず入部してしまったわたしです)、吹いたこともないクラリネットを演奏する羽目になりました。
入部動機が不純なものでしたから、技術があるわけでもなく、大変でした。でも何か一つの曲を皆で演奏するというのは、それが溶け合ったときのなんともいえない高揚感を味わうと止めることはできませんね。
その部活でたまに誰もいないときに適当にピアノをいじって遊んだのがピアノに触れた最初です。
まさかそれから数年後にバイエルを練習する羽目になるとは思ってもいませんでしたが。
ピアノが弾けるってなんて優雅なことでしょう。憧れます。
前述の『蜜蜂と遠雷』の中でピアノは打楽器だと描いていた部分がありました。確かにピアノの上部を挙げて中を見ると鍵盤を押すと浮き上がる様子はまるで打楽器を叩いているような感覚に似ています。そして同じピアノを弾いても弾く人によって音が全然違うということもまた分かります。
一台一台、しかも奏者によっても違う。それがあるからまたピアノの面白さがあるのでしょうね。
辻井さんの演奏を聞いていると、本当にピアノを弾くのが楽しいんだなあって思います。もっと早くに聞くんだったとただいま後悔しきりのわたしです♪
うわぁ! 最後はアンコールで辻井さんとレ・フレールが共演! 一台のピアノを三人で! ご機嫌なサウンド♪
えっ?何々 最後の最後は加古隆さんと辻井さん&レ・フレールが共演! 美しすぎるメロディ・・・加古ワールド全開の流れるような美しさに会場が包まれていく・・・
ピアノっていいなあ。
これ、永久保存版にしようっと。