心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
マウス画・絵及び文章の著作権は このブログ作者(けい)にあります。

朝のことば 49

2017年04月08日 | 朝のことば&つぶやき
※※※

いつか会いに行こう
あの歌を歌う人に
いつか会いに行こう
この手の中に見えない何かを置いて
さよならした人に

風がそばを通り抜け
昨日までの匂いをどこかへ連れ去っていく
新しい匂いはほのかに甘く
鼻腔をくすぐる

目を閉じると
まぶたの中で空が光る
わたしの目に映り込む春の空
ギュッと力を入れたら
空が頭のてっぺんから足の先まで
駆け抜けていった

そうだ
まだ間に合う
今日という一日がこんなにも温かく
やさしさに満ちているということを
知っただけでも

いつか会えたら
わたしは口ずさむだろう
傍らにいる人の耳元で
今日生まれたばかりの歌を

※※※

若いときは気づかなかった
時がこんなにも早くて
朝の目覚めをありがたいと思うなんて
いつだって夜眠るなら朝は来ると思って
それが当たり前だと思っていた
若いだけで

当たり前なことなど何もないのに
生まれてここまでまるでひとりで生きてきたような
尊大な気分を抱いていた
今はわかる
どれだけ沢山の人の助けがこの身に降りかかっていたのかということを
今ならわかる
世界でわたしというものを許してくれるものがいるとしたら
親だろうと

人間というのは面白いなあ
年を経てようやく
自分もまた先を歩く人たちの思いを垣間見る
若い頃の失態を若い人に反面教師として足跡を残す
失敗は誰かのために残していい
自分の二の舞をさせないために
そう思ったら
こんな自分でも生きている意味はあるのだろうと
ちょっと思えてくる

※※※

アクリル画の一部

※※※

今年初めての歩き

2017年04月08日 | ほんのすこし
少し前から玄関に帽子やら手袋やらをセットしていましたが、なかなか朝早く歩くということにまで行き着かず。
今朝、ようやく重い腰を上げて今年初めてのウォーキングに出かけました。コースは昨年も歩いていたコース。
6時ちょっと過ぎに出て行くと、外はほとんど人がいない状態でした。土曜日だということもあるのでしょうか。踏切を越えて住宅街が続きます。まだ皆さん眠りの国にいるのか音も聞こえません。
これが後一ヶ月もすると山菜採りに出かける方が早朝車を出すところに出くわしたりします。
今日、すれ違った方はウォーキングしている女性がひとり、犬のお散歩している男性がひとりだけでした。まあそれはそれでいいのですが、人がいない町だなというのがこんなところでも感じたりしています。

商店街近くに行くと数年前に閉店した写真館が。
洋風の窓が好きで通りかかると見あげたものですが、今はもう人気のない場所と化していました。寂しいものです。
そういえば市内で写真館というのはもう一店舗だけになったように思います。昔は何店舗もあった写真館、今のようにスマホやデジカメがどんどん普及していると写真館を利用するということが無くなっていくのかもしれません。世の中の進歩というのは進歩の陰でこうした廃れていくものが一方にはあるということに思いを馳せました。

途中、建設中の建物が見えました。



これは市営住宅でしょうか。
中はどんな作りになっているのか興味がありますが、市民に観覧解放させてくれるのかしら。町中にあるので車が無くても生活しやすいかなとふと思ったのでした。将来の生活の場についてはあれこれと考えることだらけです。

歩いていると部屋の中では思いつかなかったことが出てきたりするので、ウォーキングはいいなと思うのです。でもね、なかなか行動に移せないでいます。



あらっ。あれはなんでしょ・・・ そう思ったときに頭に浮かんだのがもしかして「もぐら?」春になったので土から出てきたけど・・・ って。
可哀想な状態を見たくない気持ちがあって、そのそばにまで行ったときは少し右に寄って歩いていました。
なあ~んだ。
靴下じゃないの。
それも一足分? なんで?
歩いているときは気づかなかったのですが、この近くに銭湯があるのです。もしかしたらお風呂に入りに行った方が着替えた靴下を落としていったのかもしれません。落としたことに気づかずに道路にぽとぽと落とし物。

今日は今年一回目だったので、ちょっと疲れました。帰ってきてから腹筋運動。
なのに、ちっともシェイプアップできていない。後3週間で少しましにならないと・・・ゴスペルのミニコンサートまで間に合わないぞ。