心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
マウス画・絵及び文章の著作権は このブログ作者(けい)にあります。

話しかけてみたくなる人

2017年04月23日 | ほんのすこし
わたしは話をするより、聞く方が好き。
でも、ときどき話しかけたくなる人がいるのです。

さきほど、ピンポ~ンが鳴りました。誰かしらと思ってインターフォンで。
町内会費の集金でした。年に一回まとめて払っています。集合住宅への集金は大変だということは実際わたしが母の代わりに班長をしたときに知っています。だから来てくださった時にはお手数をかけないよう年払いにしています。
でもここを出て行く年にはそれは無理かもしれませんね。

で、さきほど来てくださった方ですが、わたしと同じか少しご年配かな? と思われる方でした。
目を引いたのが羽織っていたコート。とても素敵でした。厚手の布でコクーン型になっていて、たぶん手作りの品だと思います。その方にとても似合っていました。
集金後、思わず尋ねました。手作りですか? って。
そして、何か物作りをされているのですか? って。
そんな雰囲気がしたのです。
すると「染色」をしているとのことでした。近くの場所で摘んできた草木を使って染め物をしているのだそうです。請われると学校とかで教えているとのことでした。
わたしはここに入居したときに染色がしたくて道具を一式揃えたことがありましたが、いかんせん狭いアパートでは染色は無理だとわかり断念したことがあります。そのことを話すとハーブだったら染めるのは出来ますよ、やってみてください と言われました。

少しお話ししただけですが、最後に
「そのコート、とってもお似合いですよ」と言ったら、すごく嬉しそうな顔をして帰っていきました。

そういえば以前おひな様の展示を見に行った郷土博物館で併設されていた人形展は、わたしが住む町内の方のものでした。この町内は案外創作活動をされている方がいるのだなと感心しきりなのでした。

久しぶりにわたしの方から話しかけてみたくなった方でした♪
やっぱり手作りする方はどことなく惹かれます。

※※※

朝日を浴びて。影が濃いなあ。

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たった一本ですが

2017年04月23日 | ほんのすこし
わたしが日常通る道で、たった一本だけ咲いているのを見つけました♪
看護大学の庭にある桜です。

昨日、母と一緒に久しぶりに買い物に出かけたのですが、そのときに「ほら! ここだけ一本咲いているよ」と教えると、母もびっくり。他は全然咲く気配がなかったのです。
「まだ若いから早く咲いたんだろうなあ」と話していました。
若いって勢いがあるんだなと思いました。

人間も若いとぷんぷん華やかさがにおいますものね。
お年寄りは後からじっくり咲くのがよろしおます(なんでこんな口調?)。

土手の桜もまだ蕾のようだし、これからあちこちで開花宣言するのではないかしら。朝のウォーキングでも小学校前の桜がいつ咲くのかと毎日眺めて帰ってきています。
なんだかこんなにも桜の咲くのを待ちかねている気持ちは近年なかったような気がしています。
春になったとは言っても、連日寒い日が続いていたせいかな。桜が咲いたらこの東北の片田舎にもやっと春が来たと思える、そんな気がするのでしょうね。

桜よりも今は水仙が満開です。母の庭でも何種類かの水仙が咲いています。母は水仙のスクッと立った姿が好きみたいです。特にお気に入りの水仙の種類があって、それは倒れないように風の強い日にテープで囲っていました。無理な姿勢でやろうとしているので帰りかけていた車から降りて、母の代わりに手伝ったのはつい数日前のことです。

ウォーキングの途中、線路沿いにはたくさんの水仙が。





民家の広い庭にも。



春は桜の色もありますが、この黄色を見ていると春の色って黄色かもしれないと思ったりします。明るい春を思わせてくれるような黄色、元気になる黄色。ビタミン色とでもいえばいいでしょうか。
なんとなく部屋に黄色があると、ココロが明るくなるような気もします。色って不思議ですね。
さて、土手の桜はいつ咲くのかしらね。楽しみに待っていることにします♪