心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
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行きはよいよい

2017年04月10日 | 朝のことば&つぶやき
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とかく勢いのあるときは
行きはよいよい で
戻りのことなど考えもしない

ふと立ち止まったときに
不安が広がると
今まで歩いてきた道が
途端に薄く消えかかっていく

あんなにどんどん力任せに
歩いていたのに
ほんのちょっとだけ
ココロの中に
不安の風船があることに気づくと
どうしようもなく歩きが鈍くなる

いつか破裂してしまうのではないか
いつか道が消えるのではないか

いいじゃないか
消えかかった道など
最初からなかったと思えば
もいちど歩き始めればいいよ

膨らんだ風船が破裂するのはいつかと
ハラハラしなくたっていいんだよ
笑った口からハラハラの風船はぽんぽん飛んでいく

行きはよいよい
帰りもよいよい
ちっぼけな不安など吹き飛ばして
新しい道を歩き始めればいい

※※※



ウォーキングの途中、小学校のグランドに相撲場がある。昔通っていた小学校にもあったなあ。
放課後に数人の子供たちが練習しているそばに大銀杏があった。一生懸命体をぶつけているそのそばで、のほほんと樹によりかかってぼんやり見ていた。あれは自分とは違う世界の人たちだと。
スポーツに夢中な人たちとはかけ離れた人間が自分だと。だからスポーツ観戦もしなかった。

それが今はテレビのスポーツ放映を見ている。夢中になって見ることもある。
ふと、あの頃もしかして自分もあっち側にいたら、どんな人生が待っていただろうかと思ってみたりする。
スポーツとは無縁の自分の人生だったな。
それが良かったのか悪かったのか・・・ なんて考えるのはおかしいね。だってわたしぐらい運動音痴な人もいないし(笑)。

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