心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
マウス画・絵及び文章の著作権は このブログ作者(けい)にあります。

道路は

2018年01月22日 | ほんのすこし
今朝は燃えるゴミの日だったので、まだ明け切らない空を尻目に外に出た。
夜中の内にいくらか降ったのだろう。凍った雪の上にシャーベットより少し固めの雪が降りかかっていた。
道路は下のアスファルト部分が見え隠れ。
まだらでありながら、まっすぐに伸びた線がいくつもある。なんとなく不思議な感じがしてパシャ。
どうすればこんな線がつくのだろう?

どういうわけかここは積雪が例年より少ない。日中少し温度が高い(といっても3度とか5度とかね)と積もった雪が溶けかける。それが夕方近くになってくると冷え込みと共に溶けかけた雪が凍っていく。だからツルツルなのだ。駐車場の自分の車にたどりつくまで油断はならない。足を一歩一歩運び、転ばぬように気持ちは足に集中。これが積み重なった雪だと歩きやすいのだけど。下が凍った状態のところに雪がパサッと降ると一番具合が悪いのだ。

雪が少ないのも善し悪しだね、と母と外を見ながら話したことを思い出す。
母にとっては歩きづらい雪道に足を踏み入れるなど絶対無理なこと。ただ家の中から時折降る雪がひどくならないように願うことだけだ。
娘が自分の元から帰るときに運転がしやすいようにと。

昨日も母のところから戻ろうとして車をバック。
ふと居間のカーテンを閉めたのに少し明かりが見えたので運転席から母の居間の方を見た。

カーテンが少しだけ開いている。
母がカーテンを開けてこっちを見ている。
わたしが窓から手を振ると、その手に気がついたのか手を振り返した。

雪の降る中帰る娘の運転を気遣っているのだろう。昨日はいつもより長い時間一緒にいた。沢山話をした。そういう時は案外その時間が楽しくて名残惜しく感じるのだろうか。わたしも手を振りながらそこに立つ母の気持ちを思った。
〈明日も一緒の時間を長くしよう〉

だから、これまでのような午前中のだらだら時間をなくし、次々とやるべきことを片付けている。
さて、出かけるまでに道路の凍った部分は溶けているかな・・・