心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
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春支度を・・・

2018年04月04日 | 母のこと
だんだん外が暖かくなってきて、ストーブをつけても火がつかない、設定温度を22度にしても点火すると少しで消えてしまうようになりました。部屋の温度がそのくらい高くなっているのでしょう。
でも今日は朝から雨模様、いくらかストーブもその役割を発揮しています。部屋干ししている洗濯物が下着とかではなく、セーター類が多くなってきました。ここ数日、冬の間に着たセーター、ワンピースなど洗濯機洗いが出来るものを順番に干しています。乾いたら次々に押し入れにしまいこむのです。
洗濯機洗いが出来ないものはクリーニング店に持ち込むのですが、上手い具合に四月生まれのわたしの元にはクリーニング店から「誕生日祝いのプレゼント」として特典紹介葉書が届きます。これだけは四月に生まれてよかったなと思う瞬間です。四月いっぱいクリーニングの持ち込み一回につき○○%引、これを逃す手はありませんよね。
だから、ちょっとだけしまい込む前の冬物をため込んで、持ち込むのです。そろそろ一回目を持ち込む時が来たようです。

冬物ってかさばるからしまうときにまとめて衣類圧縮。皺になるかな? と思ったのですが、思ったより皺もなく(ニットだからでしょうか)再利用できました。
今度はコタツ布団、コタツ掛け、そろそろお別れしなくては。これも洗って干して、圧縮。

その前に冬物の取捨選択を。ずっと着ないままのものを整理しなくては。捨てるまえに母のところへ持って行きます。母が中身を見て「使える」と判断したものはそのまま母のところへ。今回も母用のベストやチョッキに変身できそうなものがあったようです。母も自分のものを見直して、ずっと着ないままのものを出してきて、あぁでもないこうでもないとここ数日は変身作業に頭を悩ませています。
どう変身させるかをあれこれと考えるのが楽しいのだそうです。母に言われた場所の糸をほどいていく作業はわたしです。
コタツの上に広げた服を指さし、袖を取って、襟をはずし・・・ どうだ? と聞いてきます。
後でしつけをかった服を見せ、腕を通してその案配を見ます。

「う~ん、まだお腹が・・」本人もわかっているようで、早速何かアイデアを考えます。
取り外した袖を中央に持ってきて、幅を広くする、これでどうだ? 

うん、それなら余裕もあっていいんじゃないの。

満足そうな顔で母が頷きます。

でも裁縫を始めると時間が経っていることに気づかないことが多い母。同じ姿勢を長い時間取るのは後々問題があるので、夢中になっているようだと注意します。目にも良く無いしね。
母にしてみれば、外にも行けないし退屈しないようにこういうものがあるといいんだよ、ということらしい。
この頃はわたしが糸をほどいている間ずっとおしゃべり。もっぱら聞き役のわたし。

さぁ、もう少しですっかり庭が姿を現わす。痛い足を引きずりながらも外に出たくなるだろうね。わたしが足になってあげなくてはね。