心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
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珍しいこともあるもんだ

2018年08月03日 | ほんのすこし
この時期になると地元のスーパーで福引き? みたいな抽選がある。ただいまその真っ最中。
でもわたしにはとんと縁が無い。いつもティッシュだけで終わるのが常だからだ。

何日か前。その日は結構買い物があって、抽選する回数が多かった。7回だったかな。でもいつもそんな回数でもティッシュばかりだからね。
二つの回す場所があり、右側にいた先客が回している。
わたしは左側に立ち、人の良さそうな男性の前だった。
回そうとしたら、隣の女性が勢いよく回し、その途端、大きな鐘が(鐘といったらいいのかどうか)鳴った。振り向くのもなあと思って見なかったけど、喜び様を考えたら結構いい当たりだったんじゃないかな。

その勢いよい鐘の音を聞きながら、わたしが回して出るのは小さな白い玉。あぁ、これがはずれなのね。
もう諦めて、最後から二個目を回した。
あら?
なんか違う色の玉が出た! ピンク!
目の前の看板を見た。ピンクって・・・なんと3等じゃないの。商品券3000円なり。

まさかまさかの両隣でのヒットですよ。

ふふふ。片方だけがいい思いするより、両方でいい思いする方が何倍もいい感じじゃない?

帰りはスキップですよ(笑)

でも、今思えば今年のツキをあれで使い果たしたのかも・・・

不思議な毛

2018年08月03日 | ほんのすこし
※ 5000日達成の記事では沢山のコメントありがとうございました。とても嬉しかったです。 ※


2017年のドラマで〈脳にスマホが埋められた!」というのがありました。
伊藤淳史が演じる主人公、彼が気になって見始めたのでした。その第一話を見ていると、彼の手首に長い毛があって、彼はその毛に「ケビン」と名付けて話しかけているのでした。それが妙に頭に残っていて・・・

ドラマが終了し、すでに今は2018年。
そのドラマのことを思い出したのは、最近わかったことがあったからです。
暑さで参っていて、母とふたりでいたときのこと。
わたしは扇風機の前に陣取り、ソファに腰掛けている母の方へ風がいかないように(というよりわたしが独り占めだ!)扇風機の前に顔を突き出していました。想像してみなくてもわかるその姿、もはやおデブ街道まっしぐらって感じです。

扇風機の風の強さを一段アップしようと手を伸ばしたとき、その妙な感覚がありました。腕の先でなんだかフワッと感じる部分があることに気づきました。それは本当にかすかな感じなのですが。
なんだろう? 目を凝らしてじっと見てみました。

そのとき、発見したのです。

わたしの腕に毛は生えていますが、それはほんの短い、しかも1ミリぐらいで色も薄いので傍目には毛が生えているとは思えないほどです。見た目はツルツルといった感じでしょうか。
その手首に近いところから、なんと! 2.5センチほどの長さのごくごく細い毛が生えているのです。それはくるりんとめくれて、細いがためにそこにその存在があるとはちっとも気づかれずにいたのです。
扇風機の風でくるりんと巻かれていた毛の先が浮き立って揺れていたのです。

それを見たときに脳裏に浮かんだのが先に書いた〈脳にスマホが埋められた!」の「ケビン」でした。まあケビンはもっとずっと太くて長い存在でしたけどね。
まさか自分にそういうものがくっついているとは・・・

母に「見てみて!」と腕を突き出しました。あまりにも細いのでわかりにくいので、母は眼鏡をかけてしげしげと見ました。
「あら~・・・」とびっくりした声で恐る恐る触っています。
「細すぎて触ったかどうかわからないね」

わたしが毛をなでなですると
「なんとなく可愛いだろ?」と母が言いました。母の方を向いて、ふふふと答えました。
ちょっと不思議な感じ。
一体いつのまにお前は長くなったんだい? ちょっと愛おしく思えます。

その日からなんとなく腕を見ては健在なのかどうか確認することが多くなりました。見つからないときは黒い紙とかを探してきてその前に腕を掲げます。すると細く丸まったケビンもどきが見つかります。
ちょっとホッとする瞬間です。

わたしも伊藤くんみたいに名前をつけようかしら(笑)。