苺が甘く出来ました

プランターの苺は　甘くて、表面にある粒粒が口の中でも違和感を与えず、食べやすい。
手にとってみた瞬間　鼻孔をくすぐるような甘い匂いがした。売り物の苺とは違うそのあまやかな誘いに　つい目を閉じてしまった。
果肉は柔らかく　食べると口の中で溶けていくような感じだった。
あまりにも甘い匂いだったので、小さい苺は　ガラスのぐい飲みに入れて飾った。部屋に甘い匂いが漂う。



こんな匂いを楽しむのもあり　だなぁと思った。

※※※

誰かに会ったときに　あなたと今日会えてよかったわあと言ってもらえるような　そんな人でありたいものだ。
会ったあとも　あぁあの人と語らって良かったなと思える　そんな人になりたいものだ。
あの人の笑顔を見ることができて　ラッキーだったわと　そう思ってもらえる人でありたいものだ。

今日　わたしが出会った一握りの人たち
その誰もが　笑顔だった
その人それぞれの笑顔で
やんわりとした笑顔だったり
ニコッとした笑顔だったり
明るく笑う声が周りを輝かせている笑顔だったり
その笑顔を傍らで見ることができたことが
夜遅くまで　わたしの心を温かくしている
そして
ひっそりと
わたしは　わたし自身に微笑んでみせている

あぁ　明日
わたしも　出会ったときに会えてよかったと思われるような
やわい笑顔の自分になれるだろうか

※※※

今日の○○ちゃんは？

母のところに行くと　決まって訊かれる。
「今日の○○ちゃんは？」と。
母にすると　ひ孫にあたる　○○ちゃん。
遠く離れた場所にいても　現代はその動向を見ることができるというありがたい恩恵を味わっているのだ。孫が生まれてから　インスタグラムというスマホのアプリを利用している。
娘がアップしないと見ることはできないのだが、娘も結構頻繁に画像や動画をアップしてくれているので、それを見ながら一喜一憂というより　一喜一喜しているわたしと母なのだ。

それにしても子供の　それも赤ちゃんと言われる時代の成長には目覚ましいものがある。昨日より今日　一日で違ってくるのが不思議なくらい。自分のときにはそれすら感じている時間がなかったから　今は特にそう思える。子育て真っ最中のときには　ゆっくり噛みしめることもできなかったけど、孫やひ孫の時代になると、ただただ可愛いという思いで見ている自分がいる。母も同様の思いらしい。動画を見ては　驚きながら楽しんでいる。
これもスマホさまさまだなあと思う。一昔前は　こんな風に見ることもなかった。時代の流れと共に技術革新の速さを感じる。

昨日の○○ちゃんが　すっかり赤ちゃんじゃなくなっていたので　びっくり。女の子の顔をしていた（笑）
さてさて、来月には　さらに○○ちゃんが増える。楽しみが増えるというのは嬉しいものだ。母も心待ちにしている。人生　至難を乗り越えた先には喜びが待ち受けているもの、今このときが最高だといつも感じて大事な一日を過ごしていきたい。母と共に、子どもたちと共に、周りのたくさんの人たちと共に。
恵みあれ　○○ちゃんに・・・生まれてくる次の○○ちゃんに・・・

防災警報が鳴って

今朝は大失敗。
いつもは　寝る前には　スマホをサイレントにしておくのに、忘れてしまい早朝5時半にけたたましい音が。
防災警報が鳴ったのです。というのもスマホの防災地域を3つ指定していて、一つは自分の場所、あと二つは子どもたちそれぞれの場所を指定。だから向こうで地震が起きたという情報や豪雨になるという警報がすぐ手元に届くことになっています。今日の5時半　けたたましくなったのは　娘の住んでいる処にひどい雨が降るという内容。そしてその音にびっくりして起き、スマホを見てサイレントにしておかなかったことに気付きました。思わず
「オーノー！」と心の中で叫びました。
こんな朝早くあんな音を立てたら　上下階の住民が驚いてしまいます。きっと怒っているかも・・・
だって　地元じゃなくて遠くの土地の警報なんですから。

そうしてサイレントにして　玄関に置きました。今朝は母のところのゴミ出しがあるので出かける準備です。
洗顔していたら　今度もまたけたたましい音が！
えっなんでなんで？さっきサイレントにしたでしょ？
慌てて玄関に行き　スマホの画面を。
今度は栃木県で地震が。設定地区は震度3と出ていました。あっちゃー。地震のときはサイレント効かないのか・・・ますます上下階の方たちに迷惑をかけてしまいました。何事だと思っていたでしょう。願わくばまだ眠りの世界にいてくれるといいのですが。

6時前にそっと部屋を出て　母のところへ。
昨日　玄関わきに出しておいた草取りの大きな袋が消えています。
帰りがけにご近所さんが声をかけてきたことを思い出しました。
「何も朝早くゴミ投げに来なくてもわたしが投げておくから」
と言われたのです。でも中にも生ごみの袋があるからと　笑って答えました。
「風除室の中さ　入れておけばいいべ。あんなに朝早くわざわざ来なくてもいいべ」
と言われ　それもまた申し訳ないなと思いながら帰りました。
きっと今朝早く　あの草取りの袋を出してくれたのでしょう。わたしが来れないときは　今度頼もうかなと思っています。
今日は母も目を覚ましました。ゴミ袋のことを言うと　網戸にしないでおけば猫やカラスが来ないから　頼んでもいいだろうなと。でも　わたし的には　週に何度か朝早く行って　母が無事に寝ているかどうかを確かめるのもまたホッとする瞬間でもあります。来れないときは頼んでも　今のままで当分やっていこうかなと。
冬はもちろん朝早くは車のこともあり無理ですが。

それにしても母の周りの方たちは　母にずいぶんよくしてくれています。本当にありがたいことだなと思います。長年ご近所さんでいて　仲良くしてきた結果だろうなと思います。そう思ったときに　昨日　母と見た報道番組を思い出しました。ご近所付き合いの難しさを感じました。三年間も隣の奥さん（70代）から嫌がらせを受けてきたということ。家を建てた以上は引っ越しする訳にもいかず　過呼吸になるほど追い詰められていました。人間関係は　どんなことで崩れて行くかわからないものですね。母とふたり　こういう人がいなくて良かったねと頷いていました。

今朝　玄関で靴を穿いているとトイレに立ってきた母が　昨日の北海道での事故について話しました。どうやら夕べ遅い時間に詳しいニュースが入っていたようで・・・
一家が悲惨な目にあったこと　高校生が長い距離　車に引きずられて亡くなったこと　どうして若くして最後があんな目に遭わなければならないのかねぇ、運命だというにはあまりにもひどすぎるなぁと悲しそうに話していました。
本当に　いつ　どこで　どういう形で・・・先のことはわからないなと思います。
だからお前も気をつけて運転するんだよ　と心配そうに言われました。
わかっていても　つい気の緩むときがあります。車を運転する　ハンドルを握った瞬間から、危険と隣り合わせにいるということ　日常的には忘れています。心配している母がいること　いつも念頭に置いて　気をつけなくちゃと帰りは　慎重に運転してきました。

それにしても　防災警報設定　どうしようかしら。
設定していないと　子どもたちの処で大変なことが起きても知らないでいることもあるかもしれないしねぇ・・・

おやすみなさい

こんな夜更けに　まだ眠ることができずにいます。寝そびれてしまったのです。
でも　なんだかすごくいい気分です。
最近　とっても好きな絵が手に入ったのです。
前から飾っていた絵と　もう一枚の絵をそれぞれのスペースに飾りました。そして絵がしっかりと見えるようにこの二日間　奮闘してきました。
本当はもっと良い照明を買って　もっと絵が引き立つようにしたかったのですが、狭い部屋だということと値段がちょっと・・・ということで　今回は見送ることにしました。将来　お金に余裕ができたら（そんな日が来るのか？）アルコランプが欲しいなぁ。もっと広い部屋に住むことがあったらの話だけどね。今の状態だとランプが邪魔になりそう（笑）。でも絵が引き立つランプだと思うなあ・・・

まぁ　今は間に合わせの照明を買ってきて　なんとか使っています。それでも結構　今までちゃんと見えていなかった発色とか細かい部分がしっかりと見えているので　とても満足しています。最初の絵を手に入れたのはもう1年以上も前でしたのに、そのときにどうして考えなかったのかしらと今さらながら自分のおばか加減に呆れています。
好きな絵に囲まれて好きな音楽をかけて・・・もう何もしたくない！（笑）
なんて感じで　むさぼるように時間を過ごしています。頭の中は空っぽのままで。
今は充電中かな・・・なんだか　ここ数日、頭が真っ白で　前に進めないのです。ちっともアイデアが浮かんできません。何を考えても　こんなのはダメだという否定の言葉が出てしまうのです。
そういうときは　いったん　目の前のことから離れて　こうして絵を見たり音楽を聴いたり。それが案外　自分には良かったりします。明日は　もう少し　前向きな自分になれるよう　ぐっすり眠りたい。

最後に　3分だけ　絵を見てから眠ることにします。
すっきりした目覚めに期待して。

では　おやすみなさい。

寒い

すでにコタツも　ストーブも片付けてしまいましたよ。
まぁ　ストーブに関していえば　ただ単に布で覆ったというだけですが。それでもきちんと覆って部屋のコーナーに仕上げて絵を飾っているから、これを再度　分解？して　元のようにするというのもなんだかなぁ。
そんな気分になる寒い朝です。
まったくこの天気はどうなっているのでしょうか。
長袖も押し入れに片付けて　もはや半そでだけが幅を効かせていたのに、また出してこなければならないほどの寒さです。眠っていても朝方には寒さを感じるくらいになっていて、今朝などは喉の痛みを感じるほど。
一体　この天気は・・・と考えたとき、案外この天気が本来の温度なのではないかと。今までが異常なほど気温が上がっていたということではないかと。

ここ数年　5月になって気温が上昇することが多くなっていて、最初は驚いていたのに　それが数年続くと、すんなり受け入れてしまい　暑いことに驚かなくなっていく。本当なら　徐々に暑さに向かっているはずなのに。天候に関する変化現象があまり大きくて　ちっとやそっとのことじゃ驚かなくなっているのかもしれない。
でも　それは気をつけなくちゃいけないこと。天候だけじゃなくて　世間の様々なことに対して　疑問を抱かなくなってしまう自分がいるとすれば　もっと緊張感が必要だと感じる。
早朝　新聞を広げ　ざっと読みとおす。
今朝の新聞で　おっ？と思ったこと。与党が招請した参考人が全員　法案は違憲だということを述べたということ。参考人を選定した部署はこれからかなりの叱咤を受けるのではないかと　そっちの方が気になった。違憲だという見解をはっきり述べていることから　今後の成り行きに影響があると思われるが　メディアはこれをどう報道するのか、そちらも見逃せない。

あぁそれにしても寒い。
冬服を出そうかと思うくらいだ。
今日はこれから付き添い。早目に寒さに慣れておこう。

やっぱり好きなんだなぁ

”やっぱり好きなんだなぁ”って　読むと、おっこりゃなんだ？って思うよね。
誰を好きなの？って。
タイトルにそんな思わせぶりな言葉を載せちゃダメよって　思ったんだけどね。でも　今日は　そんなタイトルにしたい気分なの。

少し前に　久しぶりに数十人の前で朗読するという機会があり、その日が来るまでせっせと練習に励んだわたし。
朗読を人前で披露するのは　かなり久しぶりなので、練習は欠かせない。与えられた時間内で納めないといけないし。でも　何を朗読したらよいのか　悩んだ。
そのとき　依頼した友人が　わたしのオリジナルでもいいよとメールしてくれて、これまでオリジナルを人前で披露するなんてこと全然考えたこともなかったから　内心びっくりした。

ところが　その依頼がある数日前に　最新のお話ができていた。後は修正するだけだーなんて　思っていて。
ふと　これを読んでみたらどうだろう？と思った。
お客様が結構年配の方が多いだろうと予想したから　内容にも共感？をもらえるかもしれないと思ったのだ。
30分という時間を朗読に　と言われたが、子ども相手の読み聞かせでも　30分は読んだことがない。相手が大人だとしても30分は長すぎる気がした。飽きてしまうだろう。

で　まずできたものを読んでみた。原稿用紙だと40数枚。全然　無理。途中で30分過ぎてしまった。
あぁ　こりゃだめだわ。
別のを探すか・・・
う～ん　でもなぁ。オリジナルを読んでみたいって気持ちがむくむく。
なんとかして　これを短く替えてみよう。

そう思ったら　もう毎日　原稿と取っ組み合い。寝ても覚めても文章のあそこは削ってもいいかもしれない　とか、あれは今回は入れなくてもいいかもしれない　とか。気がついたときには起き出して原稿に印をつけたり　修正してみたり。
朝に起き出して　よし　印刷しよう！ってことで　印刷されたものを朗読。う～ん　まだまだ長すぎる。ようやく25分に落ち着いたが、自分では納得できない。長すぎる。聴いている方たちが飽きてしまったら失敗だ。

何度も読む練習はしたが、その都度　細かい個所が変更され、最終的に　この形にしよう！と決めたのは　前日だった。後はもう替えない。時間も22分。うん　これならまだいい方だろう。

当日は　どきどきもせず　全然　あがっていなかった気がする。むしろとてもわくわくしていた。新しい公民館は　木の匂いがしてとても気持ちが良かった。



1000人で支える子ども保養プロジェクトシェアハウス「すくすくの木」のメンバーが日ごろ応援してくださっている方々に声をかけ　会費1000円でバイキングランチを企画。
メンバーがそれぞれ得意とする料理がキッチンにたくさん並んでいた。ランチの前にアトラクションがある。



アトラクションは　わたしの朗読から始まり、民謡と踊り　スコップ三味線と続くことになっていた。わたしの朗読を最初に持ってきていただいて助かった。原稿を長テーブルの上にずらして置き、紙をめくる音がしないようにした。
なんとなく自信を持っている自分がいた。何度も練習したからだろう。方言もちゃんと伝わっていたような気がする。途中　笑える場面があるのだが、会場内でくすくすと笑う声が聞こえたりした。ちょっと嬉しい気分。

終った後で　良かったと言ってくれる方がいて、なんだかホッとすると同時にオリジナルを披露できたことに満足感を味わっていた。自分の言葉だからわかる読み方があるんだなと思った。
新しい満足感を教えてくれた友人に感謝したい。

さぁ　今度は最初の40数枚の原稿を初めから見直して　満足のいくお話にしなくては。

わたしって　やっぱり朗読が好きなんだなあ。
人前で読まなくても　これからも練習していこうって思った♪

アトラクション終了後　ランチのバイキングが始まった。



これ以外にもまだまだたくさんあって、食べきれない。持ち帰ってほしいと弁当箱にぎゅうぎゅう。たけのこの豚汁もあったり、ごぼう茶があったり、ハーブティーがあったり。至れり尽くせりのランチターーイム♪
これで1000円会費はないんじゃないの？
そんな驚きの声があちこちから湧きあがっていた。メンバーの心意気というか　苦労というか　このプロジェクトにかける意気込みが　伝わってくる。
大館の美味しい空気の中で　放射能被災地の子どもたちがのびのびとした時間を過ごしてほしい、心も体も元気になって帰ってほしい　というメンバーの温かな気持ちがここにはある。
大館が第二のふるさとになれるよう　シェアハウスで過ごした日々が良い思い出となれるよう　子どもたちにとって素敵な場所になってほしい。
プロジェクトのみなさん　大変でしょうけど、これからもがんばってくださいねー♪

今日は元気ですか

今日は　元気ですか
それとも　しんどいですか

朝早くから　ゴミ出しに出かけていると、町中が寝静まっているかと思うと案外　ウォーキングやジョギングをしている夫婦がいたりして、そんな二人を横目で見ながら羨ましいというか　いいもんだというか　そんな目線でハンドルを握っているわたしがいます。

ここずっと朝が早くて　それでも自分の中ではセーブしている部分があって・・・でも　今朝はちょっとこんなに綺麗な空なのに気持ちはブルー。ゴミ出しもそこそこに静かにしました。
母の玄関先にある苺が　色づいています。
食べたいなあと思えるほどの赤さと形、あぁ　孫ちゃんがいたらきっと喜ぶだろうなと思いながら毎日　その色の変化を楽しんでいます。



今朝はこれよりもっと赤い実がたくさんついていました。
赤い実って　なんだか可愛くて　見ているだけでぽわんとなります。

苺の赤、元気になれそうな赤。
朝から　元気になれなくてちょっと気分がダウンしているわたしに　苺の赤が目に入りました。
目を凝らせば　自分の周りにはたくさんのビタミン色があり、わたしの体内に飛び込んでくる色があります。毎日　見ているはずなのに　見逃している自分。でも　今日はちゃんと見つけました。

わたしの周りの狭い世界でも、わたしに何かを与えてくれるものがあります。
あなたの周りでも　きっと何か特別な何かを与えてくれるものがあります。
外に出て　誰も気がつかなかったものが　案外自分にとって大切な存在だったということに気が付いたら　今日はなんて素敵な火曜日！そんな気分になります。

わたしは苺、この苺の赤い色に　元気をもらって戻りました。
さぁ　今日はまだまだこれから。やれることをやろう♪

まず仕事しよ

パソコンの前に座り　ぐるっと部屋を見まわしてみる。
あぁ　あそこ・・・乱雑だなぁ。
向こうは　綺麗に片付いている、よしよし。
物を一つ置くにしても　綺麗な状態で置こうとするか、何も考えずに置いているかが　座って見まわすとわかってくる。わたしの場合は　何も考えずに置いているなと思われる物が多い。
台所のシンク脇　ポンと置かれている台ふきんにしてもそうだ。片付けなければいけないプチプチがちょこんと炊飯器の隣に置かれていたり・・・あぁ　なんで不必要な物をそのままにしておくかな・・・そのときは何気なく置いているんだ。その何気ない行動をさらに最後まで収めるところに収める　処分するものは処分する　という行為に到達せずに一日を終えてしまう。

それが　朝　起き出してきたときの雑然とした印象につながる。
よし　寝る前に　点検だ。
よし　起き出しても　点検だ。

朝から　片付けなくちゃいけないところが　やたら目につく今朝の気分。
居間は片付いたから　今度は違う場所を。今日は台所チェ～～ック！
でも　今日は早くからここを出ていかねば。駐車場のライン引きがあるから　車両移動をしてくれとのこと。早くから化粧するのはいやだけど　仕方がない。午前中は　仕事できないね。
ってことで　片付けも仕事も　午後にやることに。
毎月の自分のやる仕事（と思っているもの）後回しにしないで　今日は最後までやろう。
まず仕事だ（当たり前だが）
それから片付けだ。

ん？待てよ。
片付けて　綺麗な状態になった方が　気分的に仕事やりやすくないか？
う～ん・・・って　そんなことで悩むか？（笑）
今日もいい天気だ。
美味しい空気を部屋に入れて　それから外に行こう。