新聞の一面の隅に「折々のことば」が掲載されています。古今東西の有名な方、市井の人のことばがあげられていて、短い解説が書かれているのですが、10月12日掲載のことばが目を引きました。
「おかわりぃ!」
鷲田清一さんが担当している欄。
毎日、どんな言葉を探してくるのかと興味津々ですが、この日のことばは鷲田さんのお孫さんが話したことばでしょうか。好きなものには必ず「おかわり」というお孫さん。ミュージカルを見せに連れていったときに舞台挨拶のところで、泣きそうな顔をして「おかわりぃ!」と叫んだという。
なんという素晴らしい光景でしょう。
幼い女の子が感極まって、自分がいつも好きなもののときに言うことばを叫んでしまう。叫んだらもう一度今見た歌や踊りを目の前で見ることができるんじゃないか?というその思いが伝わってきます。
大人だって、あんまり素敵すぎたら「おかわりぃ!」って言いたいもの。
ただ大人はおかわりの他にも言える言葉があるから言わないだけで、彼女にとって一番最高のことばが今は「おかわりぃ!」なのです。
幼い子供までもが感激しておかわりを望むほどのミュージカルとは一体どんなものだったのかと、その答えが知りたくてしょうがないわたしです。
おかわりといえば、わたしの孫も美味しいものを食べるとおかわりし放題(笑)。もうこれで最後ね!と言われ、うん、と頷いてもまた食べるとおかわり。これでおしまいと言われると、世も末かと思うほど悲しげに泣く。
そんな瞬間を何度か目にしました。でも、今は少し違ってきているのかしら。
先日、娘と電話しているときに孫と代わってもらうと、来月で2歳になる孫がちゃんとわたしと会話していました。日々の成長が早いなと感じます。
孫のおかわりもことばを覚えていくにつれて、色々なことに触れるにつれて、それぞれに合ったことばを選んで使っていくようになるのでしょうね。
でも、好きなものをもっと……という気持ちが一番伝わるのは、「おかわりぃ!」かもしれないなあと、思えるのでした。
「おかわりぃ!」
鷲田清一さんが担当している欄。
毎日、どんな言葉を探してくるのかと興味津々ですが、この日のことばは鷲田さんのお孫さんが話したことばでしょうか。好きなものには必ず「おかわり」というお孫さん。ミュージカルを見せに連れていったときに舞台挨拶のところで、泣きそうな顔をして「おかわりぃ!」と叫んだという。
なんという素晴らしい光景でしょう。
幼い女の子が感極まって、自分がいつも好きなもののときに言うことばを叫んでしまう。叫んだらもう一度今見た歌や踊りを目の前で見ることができるんじゃないか?というその思いが伝わってきます。
大人だって、あんまり素敵すぎたら「おかわりぃ!」って言いたいもの。
ただ大人はおかわりの他にも言える言葉があるから言わないだけで、彼女にとって一番最高のことばが今は「おかわりぃ!」なのです。
幼い子供までもが感激しておかわりを望むほどのミュージカルとは一体どんなものだったのかと、その答えが知りたくてしょうがないわたしです。
おかわりといえば、わたしの孫も美味しいものを食べるとおかわりし放題(笑)。もうこれで最後ね!と言われ、うん、と頷いてもまた食べるとおかわり。これでおしまいと言われると、世も末かと思うほど悲しげに泣く。
そんな瞬間を何度か目にしました。でも、今は少し違ってきているのかしら。
先日、娘と電話しているときに孫と代わってもらうと、来月で2歳になる孫がちゃんとわたしと会話していました。日々の成長が早いなと感じます。
孫のおかわりもことばを覚えていくにつれて、色々なことに触れるにつれて、それぞれに合ったことばを選んで使っていくようになるのでしょうね。
でも、好きなものをもっと……という気持ちが一番伝わるのは、「おかわりぃ!」かもしれないなあと、思えるのでした。