心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
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県立美術館で一休み

2015年10月24日 | ほんのすこし
今日は、用事があって秋田市まで電車でGO!
久々の電車往復でした。最初は運転していこうかなとも思いましたが、往復の疲れを考えるとやはり電車がいいだろうと。しかも乗り換えが往復ともスムーズな時刻があったのです。なかなか待ち時間が少ない乗り換えがなく、最後はタクシーを使わなくてはならなかったりするのですが、今回はとてもうまくいきました。

毎度のことですが、遠出をするときは履き物がとても重要ですね。運転していくのならば、運転中は運動靴で外に出るときに穿き変えればいいのですが、今回は電車。しかもカジュアルすぎる靴は服装に合いません。仕方がないのでハイヒールを。ハイヒールなんて何カ月ぶり?そんな状態でしたので、夜に戻ったときには駅から自宅までの道中の長く感じられたことと言ったら!しかも足が痛いので、普段の倍以上も時間がかかりました(笑)さらにさらに夜はとても寒くて、コートを着ていかなかったことがとても悔やまれました。

目的場所に着く前に結構時間がありましたので、途中にある県立美術館に寄ってみました。本当はアトリオンで開催される「日本の技と美」(タイトルがあやふや)で工芸美を見て見たかったのですが、前までいってわかったのは、明日(25日)からの開催だということで、大変がっかり。その足で美術館に向かったのです。何が開催されているのかも知らずにただ時間をつぶそうって思って。

※※※
平野政吉コレクション。企画展『まぼろしの美術館』でした。1936-1938となっていました。藤田の妻マドレーヌが亡くなったためその死を忍び平野政吉が美術館建設を計画します。藤田嗣治は「秋田の行事」という壁画を描きます。でも壁画が完成した翌年1938年に日吉八幡神社境内に美術館の着工が始まりますが、戦時体制になり中止となります。このときのまぼろしとなった美術館の図面が発見されたことから、県立大学建築環境システム学科の込山ゼミが美術館の内観と外観のCG映像を製作。当時、藤田と平野がどのような美術館をイメージしていたかを追求しています。(内容はパンフレット参照しています)
※※※

見ごたえある映像でした。壁画が春分の日・夏至・秋分の日・冬至のそれぞれの朝昼夕方の時間帯でどのような光線を浴び、どのように見えるか、また他の絵などをどう配置するのかなど興味深いものがありました。金曜日のお昼、わたし以外には数人ほど、ちょっと意外でしたが、土日だと混むのかな?と思いました。
混んでいないために、二階のカフェではゆったりとした時間を過ごせました。ラッキーでした♪



ロールケーキは藤田の絵の白い肌をイメージして創作したものだそうです。和のケーキッセットを注文したら、漆塗りのお皿とお茶碗でした。カップではなくお茶碗。軽いのですが、縁が口にあたった感じがとても気持ち良くて、ふわっとした感じです。以前漆塗りのカップ二客あったのですが、1客壊してしまい残りはしまったかな、どうしたかな……あれ、もう一度出して珈琲入れて飲みたくなりました。なかなかいいものだなと再発見しました。

カフェから見る外の景色。千秋公園の入り口。木々が色づいてきています。カフェの前に広がる水面にその色が映り込んでいて綺麗でした。ゆらゆらゆらゆら……ずっといたいくらいです。

時間に遅れるといけないのでお暇しました。このあと、バスで県庁まで。
今日の目的地です。

さて、あまりにも興奮していたのか、12時前にベッドに入ったのに全然眠れなくて結局起き出してこうして書いています。でも今日は今日でリハーサルもあるし、他の用事もあるし、きりのいいところで止めることに。
続きはまた♪
あ~、足の指が腫れて痛い!(笑)