心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
マウス画・絵及び文章の著作権は このブログ作者(けい)にあります。

せっかく七夕なのに

2016年07月07日 | ほんのすこし
七夕なのに、朝から空もどんよりしていますし、窓を開けていると冷たい風が入り込んできて足先が冷たく感じます。
このまま晴れずに夜は星が見えない状態かしらね。
最近七夕の夜空を見ることがなくなったなあと感じます。夜空をわざわざ見ることがないのです。夕方にはカーテンを閉めてしまいますが、明かりをつけずにカーテンを開けていたら星や月が出ていることを知るのでしょうが、全然そういうまったり感がないわたしだということに気がつきました。
ゴロゴロとしているのに少しの時間だけでも外を見ることをしない、天気のいい日にそっとカーテンを開けて見たら、そこにお月様が煌々と待っている、そんなことが何度かあったかもしれないのに。

そういう夜空を見る行為を思い出させてくれるのが七夕ですね。
今夜ばかりは晴れてほしいものです。

子供たちが小さい時は笹に願い事を書いてぶら下げることもしました。
そういえばいつからやらなくなったんだろう。
いつのまにかそういうイベントから遠のいていました。これからは孫の時代、願い事を書くのはまだ先ですが、どんな願い事を書くのか楽しみでもあります。
そういえば、娘がインスタグラムにどこかのスーパーに飾っていた七夕飾りにぶら下がっていたお願い事を写していましたが、その言葉がなんというか・・・
「おとうさん、はやくかえってきて」
「おとうさん おかあさん けんかしないで」
という文字が書かれていました。それを書いた子供たちの気持ちを思ったら切なくなりました。どんな子が書いたかはわかりませんが、寂しさでいっぱいの短冊でした。
どうか願いを叶えてあげてください・・・

二日続けて雨降りでウォーキングは中止しました。体がどんどんなまっていきます。また開始したときの体の重さが半端じゃなくて大変。
明日は晴れるかなぁ。

※※※

昨日、ふと気づいたことがありました。
今、修正しようと思っているもの、応募するのは止めようかと。
内容が趣旨に合わないような気がしてきたのです。
まだ時間はありますが、別のものを再度引っ張り出して検討する方がいいかもしれません。
「なんでもいい」という訳にはいかない、やはり郷土色というかなんかそういうものが入っている必要ありかなぁ。
せっかく枚数減らし修正したけど、無理があるなあ。

※※※

ご近所さんの庭でパチリ。

※※※

サッパリしてきました♪

2016年07月06日 | ほんのすこし
なんてことでしょう。
母のストーブの煙突と移動をした途端、この寒さ!
驚きつつ母の所に行きました。
「寒くて大丈夫?」と聞くと、
「寒いからコタツに電気を入れているし、ベッドに入っていればあったかいから大丈夫♪」ですって。
それでも7月に入ってこの寒さ、一体どうなってるのかしらね。

つい昨日まで半袖で歩いていたけど、今日は七分袖のサマーセーターに逆戻り。
毎日コロコロ変わる気温の上下に体がついていかなくて悲鳴をあげてきた気がします。暑さに慣れたかなと思ったとたん、この寒さ。寒さに慣れると思いきやまたまた暑い日がやってくる。
冷たい風が吹いていた昨日、美容院に。
ずっと気になっていた伸びた髪、さっぱりしてきました♪
やっぱり暑いときはショートがいい。(一二年間ずっとショートなんだけどね)
手術前はロングだったけど、手術で坊主頭になったあとは、ショートがなんだか自分に合ってる気がしてずっと通している。手入れも簡単だし、一番いいのは、天然パーマだからカット次第で適当にウエーブを楽しめるっていうこと。
いつもパーマかけてセットしているみたいだと言われるので、そのたびにカットしただけよぉ~って言うときがちょっと嬉しくなります。
若い時はこの天然パーマが大嫌いで、まっすぐな髪に憧れていました。サラサラのストレートは永遠の憧れよ、って友人にも何度も言っていました。結婚してからは一度縮毛矯正パーマをかけたことがありますが、やっぱり似合わない気がして止めました。
それでも流行に飛びついてクルクルパーマ?をかけてみたりもしました。髪の量が多いし、堅いのでボリュームが出てしまうから本当はわたしの髪には合わないのに、なぜかその当時は似合ってるって思い込んでいました(笑)。

今、ショートにしていてなんだかスッキリした気分でいられるのは、自分なりに似合っていると思っているからでしょう。
人生の後半にお気に入りの髪型をしてくれる美容院を見つけることができて良かったなあ。
美容院との相性ってあると思います。わたしは今通っているところが一番好きです。店長さんの性格もお店の雰囲気も音楽もとっても素敵なのです。

サッパリして気持ちいいって思っていたらこの寒さ。でも気に入った髪型になったので、気分はご機嫌なわたしです♪

※※※

母のご近所さんの庭でパチリ。

※※※

だんだん弱くなって

2016年07月05日 | 母のこと
最近というか昨年の暮れからずっと母は調子が良くない。
少し痛みが回復したかと思えば次の日にはまたぶり返す。特に、最近は歩行も手を使うのもだんだんとひどさが増してきているようだ。
少し良くなるので、期待してしまうのかもしれない。
良くなればなったでやりたかったことをちょこっとでもやってしまう。すると次の日に必ずどこかに支障がでてしまう。

今日も辛そうだった。
今まで右手に痛みが出ていたので、かばうように左手を多く使っていたみたいで、それが今日は左手にも痛みが出ているようだ。
連絡もなかったが、午前中に行ったらベッドにいたので
「痛いの?」と聞いたら、そう答えた。
そして
「原因はわかってる」という。なんでも昨日わたしが帰った後で、縁側のフローリングのところを少し綺麗にしたらしい。両手を使ってやったから、そのせいだと思うと。
「でもほんのちょこっとやっただけなんだよ。本当に少しだけ、それがこうなるんだものなあ」
もうがっかりもいいところで悔しさがにじみ出ていた。

しばらく話を聞きながら、台所で食事の支度をする。
沢山話したら少しせいせいしたのか、機嫌が良くなった。
でも昼食の後しばらくテレビを見ていたが、やはり痛みがあるようでベッドに横になってもらった。
しばらくすると、スースーという寝息が聞こえた。
少し眠ってくれたほうが安心する。
でも母は、寝てばかりいると筋肉もつかないし、このまま動けなくなるのではないかという不安でいっぱいのようだ。

眠りを妨げないように静かに戻ってきた。今日は予約した美容院がこれからある。終わった後でまた寄るからと話したので待っているだろう。
目覚めたあと、どんな感じになっているか、良くなっていたり悪くなっていたり、こればかりは予想がつかないようだ。

だんだん弱くなっているなあ。
母の心配は、自分がこんなにだめになっているのにもう少しで来る孫の世話をしたり食事の準備をしたり、母の世話をしたりと行ったり来たりすると私の体がだめになるかもしれないということだった。大丈夫だからと言っても、そうかあ? と信用していない顔をする。
自分がもっと丈夫だったらいいのに、という悔しさがそこにはにじんでいる気がした。

※※※

昨年、小さなバラの鉢を母へのプレゼントに買ってきた。それを庭に地植えした母。
ユキコという名前のバラ、今咲き始めている。その花が咲いているのすら見に行くことができずにいる。見たいだろうに・・・

※※※

たった一本

2016年07月05日 | 朝のことば&つぶやき
周りの雑草とかざわざわと生い茂っていた線路脇。
今朝のウォーキングで気がつきました。
すっかり刈られていて、紫陽花だったり、雑草だったりがフェンス越しに伸びてきていたのも刈られて、地面すれすれに草が横倒しになっていました。
いつのまに刈ったのだろう?
日中のグィーングィーンという音がそうだったのかなあ。

すっきりした線路脇を見ながら歩いていると、たった一本だけ残っていました、赤いタチアオイが。
たった一本だけ。
どうして?
なんだか不思議な気がしました。
刈った方はここに咲いているのに気づかなかったのかしら。
それともなんだかこれだけ残して置きたくなった?それはなぜ?

その人の気持ちがどうだったのかを考えてみたりしながら通り過ぎて、通り過ぎてから分かりました。
暑い日の作業。深い帽子を被りながらの作業だったことでしょう。フェンスぎりぎりに咲いているこの一本にきっと気づかなかったのでしょうね。
でも作業が終わってから気づいたとしても、もういいかな、って思ったのじゃないかな。

たったひとり残されたタチアオイ。
仲間の分まで咲き続けておくれ。
あなたは選ばれた(偶然にね)んだからね。
最後まで元気に咲いて見せるんだよ。

たった一本でもそこにあなたがいるというだけで線路脇は美しいよ。

始発電車はまだだけど・・・

2016年07月05日 | ほんのすこし
ウォーキングの最後で遭遇。
猫ちゃんが線路でまったりと。

まだ始発電車には間があるからいいけど、そのままずぅっといるつもりじゃないよね?

じっとこっちを見て警戒しているのかな。

可愛い顔の猫ちゃんでした!

※※※

今日は友人へのプレゼント探し。
美容院は迷い中。迷い始める時と即座に予約入れる時とあるけど、今回はかなり迷い中。いつにしたらいいんだろ・・・

今日は暑くなりそう。
朝は涼しくて風が気持ちよいのだけど。
全国的に暑くなりそうだから、皆さん熱中症に気をつけてくださいね。水分補給しっかりとね~。

※※※

暑くなると聴きたくなる

2016年07月04日 | ほんのすこし
エア・サプライ。

今日の三枚目はこれに。
『Forever Love Greatest Hits Disc』

ここ数年、このグループのアルバムを夏になると聴いている。
爽やかな気分になる。高く澄んだ声が青空に抜けていく、そんな歌声が好きでたまらない。
甘い声もいいしね。
メロディラインも涼やかで聴いてて暑苦しくないのがいいな。

だんだんご機嫌度がマックスになってきた。なんて気分屋のわたし♪
音楽で気分が向上するなら、安上がりってもんだね。
天気もだんだん回復してきたようだし。空に青い部分がそこそこ見えてきた。こうなるとやる気モードも出てくるって感じ?

ちょっと頑張ろ。

風も少し入ってきて洗濯も終わり、窓から入る涼しい風に肌が喜んでいる。
それにしても超暑かったり、こんな風に涼しかったり。毎日コロコロと温度が変わってしまうので、体がついていかないね。年をとった方には堪える天気。
母に「雨が降ると体の調子も良くなくなるでしょ」と聞くと
「いや、雨が続けばそれに体が慣れるけど、こんな風に雨が降ったり暑くなったり、くるくる変わるとだめなんだよ」と。
そうなのか・・・ 今日はどうかな。
最近はすごく足や膝、手がだめになって痛みがひどいみたい。良くなったかと思えばすぐまた痛くなるので、この体褒められないなとこぼしていた。

願わくば今日は良い具合ですように。

わたしが音楽で癒やされるように、母もまたベッドで音楽やラジオを聴くのが好きだ。演歌が多いけど、歌謡曲もね。今の歌はわからないからあまり聴かないけど。じっくり歌詞がわかる歌がいいようだ。
エア・サプライは・・・ 聴かないだろうなあ(笑)



今日のウォーキングで見つけたポスター。
地元の警察、頑張ってますね。
「鍵かけじゃ」この言葉、方言をもじっていると思うのだけど、鍵かけ(れ)じゃあ、という方言でつけたんじゃないかな。
鍵をかけなさい、という意味だろうと勝手に解釈して。
鍵をかけないとなまはげが来るぞ! という警告だね。

最近、警察では特殊振り込め詐欺に対して注意を促すために職員が寸劇で地域の方たちに啓蒙しているというニュースを見た。すごく面白そうで見ている方も楽しそうだった。
警察、頑張ってるなと単純に思った。
こんな風に今まで通りのままではなくて何か新しいことに挑戦している姿を発見するのは嬉しいものだ。

さあ、後少しで昼食だ。
頑張ろう。
それにしてもこんなに度々休憩して、ちっとも先に進まないじゃないか(笑)


なんだか週末気分

2016年07月04日 | ほんのすこし
※※※

Zazを聴いてから、次にニッキ・パロットの『思い出のパリ』を聴く。
このアルバムは運転しながらもかなり聴いた。こうして聴いていると新鮮ですごくいい気分。
あぁ、なんだか今、週末のゆったりした気分♪
困った、困った(笑)

※※※

年を取っても歌っている人を見るとすごいなと思う。でもテレビで歌ってるのを見て、なんだかその声に衰えを感じると寂しさは否めない。母も歌は好きなので、CDを聴いたりラジオを聴いたりして楽しんでいる。たまにテレビでしばらくぶりの歌手が歌ったりすると嬉しそうに見ているけど。
「なんだかなあ。やっぱり年取るとなあ」という時がある。
「この人は全然変わらないねぇ」という時も。
その違いはどうなんだろうなと思う。
日々の鍛錬? それだけじゃない気もする。

※※※

母のストーブの撤収。今日予定。掃除から煙突はずしから、雨が降らなければ決行(笑)。
この暑いのにまだはずしていないの? と言われそうですが、母にとってはストーブは必須。でもこのところの暑さにはまいるようで、ストーブを見るだけで暑さが倍増する。ということでストーブはずしをする予定。
でもなんだか雲行きが怪しい空模様。
わたしは午前中は仕事モード(ん? 今日は無理か?)午後一番に行って決行予定。できるか?この気分で

※※※

ウォーキングの後で書いている

2016年07月04日 | ほんのすこし
※※※

今朝のパソコン音楽は、『Zaz』。ヘッドフォンでかなり久しぶりに聴く。
エディット・ピアフの再来かと言われたストリートミュージシャンからのデビューだった。若いのにこの声、なんともいえない不思議な魅力のある声だ。アルバム全体から若々しさを感じるのはリズムかなあ。
若さを感じるのは、このリズムというかビートを出せるかかも。年をとっても若々しい人にはどこかでこのビートを感じるものがある。歌以外でも。何かにすぐ反応して動ける、そんな人によく感じられるのはリズム感とかビート、わたしはどっしりで動かないし反応も遅いから若さからは遠いのかもしれない(笑)。
ウォーキングの後に聴くにはもう少ししっとりしたのが良かったか?
いや、ウォーキングのどんよりした気分を払拭するにはちょうどいい。

※※※

今朝のウォーキングはどうもいつもよりどんより気分が抜けなかった。空はもうどんより、どんより。



こんな風にね。

いつもならそれでも気分は良かったけど、どういうわけか今朝はあることをきっかけに昔のことをどんどん思い出していって、負の連鎖状態。頭がマイナスのことばかり思い出して考えてしまう。切り替えようと思ってもだめだった。そういうときはすれ違いの挨拶の声も小さくなってしまう。今日は七人の方とすれ違ったが、ほとんど顔を見ることなかった。まぁ眼鏡がずり落ちているせいもあるけど。汗で眼鏡がちょっと下にずれてしまうのだ。何度も修正するのだけど、最後は諦めてしまう。
いつもは張り切って挨拶するのに、なんてこった!

「なんてこった!」という言葉で思い出した。昨日のゴスペルレッスンのときにわたしが仙台もきりたんぽ祭りも不参加だということを知った先生が
「なんてこった!」と笑って言ったのには驚いた。先生、フェイントかけるのうますぎるよ。

戻ってきて、頭の中を切り替えるためにも音楽を聴いている。こういうときは音楽と読書がいい。
今、読みかけの本は。







少しずつ読んでいる。丁寧に。どれも一言一言が胸に沁みる。
大事にしたい本になりそう。

そうそう、前に紫陽花が色づいたって書いたけど、色づくってあれじゃなかったんだ。今朝の紫陽花はさらに色づいていた。





ここの紫陽花は時間をかけて色づいてくれるからウォーキングが楽しめていいな。

※※※

ZAZのご機嫌な声に頭をふりふり、キーを打つ。
パパラララ、エン・サルティポン・・・ノリノリだあ
今週も元気で行こう!

※※※

パソコンで音楽聴きながらもいいものだ

2016年07月02日 | ほんのすこし
新しいパソコンになって、音響の良さに驚いてからしばらくなりますが、普段はスピーカーオフでパソコンを使用しているので、あまり音楽を聴くことはないのです。どちらかというとテレビをつけながらパソコンをいじることの方が多いのです。
というのも録画したものを消化しなくてはならず(笑)。せっせとダビングの容量を回復するのに励んでいるのです。
片手間にパソコンをいじると、やはり何かしら不具合が生じるわけで、作業の効率はあまりよくありませんね。
わかっているのですが、まあそれがわたしの普段のやり方。

でも今日はテレビをつけるのは途中で止めました。
音量をしぼって上下の階に迷惑がかからない程度に、古いパソコンから取ったデータを開いてただいまはバーデン・パウエルのギターを聞いておりまする。
なにげにいい気分。
パソコン作業にも支障がなく、スムーズにキーを打つことが出来ることに気がつきました(今更ですが)。
今はGrouveミュージックというアプリで聞いているのですが、以前使っていたメディアプレイヤーとどっちがいいのかな・・・
音自体はこのパソコンの性能だから同じだと思うけど、使い勝手の良さという点でどうなのかなという。わたしはそういうのは全然わからないので、たぶん比較するなんてことしないでしょう。

でもすごくいい、後でヘッドフォンをつけて使ってみようと思います。

こうして聞いているとだんだんとお店で聞いてみたくなります。ずぅっと行っていないから。
夕方部屋に戻るとあとはもう外に出たくなくなるのです。だからどこへも出ていかない状態が続いています。7月には一度会おうという約束があるので、そのときぐらいかなあ。
夜に出て歩く、そういうことをするのはもうわたしの中では終わりなのかなと思ったりします。
でもたまに出て行くと、またその良さを味わってすぐ来たい!って思うのですけど、戻るとまた部屋の中だけで過ごす自分がいます。わたしが外で活動するといったら、唯一ゴスペルレッスンぐらいになってしまいました。

今年はそういう年なのだと思うことにしています♪
外よりも中でやることが多い、そういう年だと。
ところで、今年も挑戦したいなと思っていることがあります。でもなかなか修正がうまく出来ず。あと二ヶ月、でも早めに完成して出さないと今月末からはなかなかパソコンに向かうことは出来なくなるかもしれません。今のうち、やれるところまでやってみます♪
頑張ろう、エイエイオー(自分を鼓舞する)。

根っこ

2016年07月02日 | ほんのすこし
今朝はこんな場所を見つけました。
街路樹、ケヤキが並んでいるのですが、根元がこんな風にコンクリートの中から出てきているのです。浮き上がってきたという感じでしょうか。
その太さに感心しました。力強さと年月の長さを思いました。

普段はこんな根をしているなどと見てもいないし、見えないし。それがいったん地上に現れてわたしの目の前に・・・、なんだかすごいなと思います。この生命力は一体どこから来るのでしょうか。
太い木を見るとその幹に手を添えて中の音を聞きたくなります。
『はるのやまは ざわざわ』という絵本があります。
その中では山が春になると雪解け水でゴーゴーと鳴っている様子も描かれています。大好きな絵本で、何度も読み聞かせに採用させていただきました。読み終わると、子供たちが「ざわざわ、ざわざわ」って口に出して言っているときがありました。情景が浮かんだのかもしれません。
いのちが芽吹いていく、いのちが続いていく、目覚め、そういった明日へつながる力を感じるような絵本です。

わたしが木を好きだからなのか、こういう本につい目が行きますね。

木のごつごつした幹や曲がりくねった根を見ていると、自然の成り行きに抗わず、うまく生き延びようとしたんだなと思います。どこへ向かって伸びていったら一番いいんだろうと、木自身は思考をするわけではないのですが、生まれ持って知ることのできる力が備わっているのだろうなと思えてきます。
そう考えると人間はどうなのかな。
厳しい自然に放り出されたら、親の庇護がなかったら、生き延びていけるのだろうか。知恵があるから、とか生きる本能があるから、とか言えるかもしれませんが、人間ほど弱いものはないのかもしれないとも思います。自分自身が弱いから何かを作ったりして生き延びていく。自然の中で自然に迎合して生きる術を捕まえていく。そうであれば生きていけるのでしょう。わたしなどは真っ先に倒れてしまうかもしれません。なんにも出来ませんから。体だけでなくココロも柔に出来ているからすぐへたれてしまうでしょう。

だから、こんな力強い根っこを発見したりすると、ただただ感心するのです。
よく生きてきたね、と。