船舶2級免許は持っているが、
これまで全く興味が湧かなか
った乗り物がある。
それが水上オートバイ=マリ
ンジェットだ。ジェットスキ
ーというカワサキの商品名が
定着して、この乗り物全般が
海外ではジェットスキーとも
呼ばれている程、マリンスポ
ーツの乗り物として人気が高
い。
だが、私は全く興味がない。
な~んか、ストンと落ちない
説明できない違和感があるの
だ。
モーターサイクルは大好きだ
けどね。馬と共に。
米国のガーバー社のナイフの
ラインナップにシルバー・ナ
イトという製品があった。
これがなかなか垢ぬけたデザ
インをしており、大昔からガ
ーバーファンは1本持っていた。
折り畳み式のフォールディン
グ携帯小型ナイフだ。
ハンドルには針で彫り物が施
してある。これはスクリムシ
ョウという。
いわゆる毛彫り。
象牙やクジラの骨に航海中の
船員が時間つぶしで加工し始
めたのがはじまりという。
こちらは私のガーバー・シル
バーナイト#300である。
飛翔する鴨のスクリムショウ
が彫られている。
なかなかカワイイよ、これは。
プリントではなく本物の手彫
りのスクリムショウだから、
同じ図柄の作は二本とない。
しかし、シルバーナイトのグ
リップは、象牙やウッドより
も一番似合うのが貝だと思う。
アバロンのこの美しさ。
アバロンときて、押井のあの
作品を思い出したマニアック
な貴方。
ガーバーのシルバーナイトの
アバロン、1本どうですか?
ブレードは銀紙1号だからめ
っちゃ切れます。
ブレードロック式で刃長さが
6センチを少し超えるので、
常時携帯はできません。
もっとも、6センチ未満でも
「正当な理由」なく刃物を携
帯することは銃刀法で禁じら
れていますし、軽犯罪法では
刃渡り関係なく刃物の携帯は
禁止されています。
ナイフは持ち運ぶときは厳重
に梱包していないと取り締ま
り対象になります。
キャンプ場などで使う場合、
運搬は梱包して「すぐに取り
出せない」ようにしておく必
要があります。車の中に置き
っぱなしとかいうのは、職質
くらうと逮捕されるよ。
狩猟などでも、車内にナイフ
置いたままというのは駄目で、
実際に猟銃所持免許取消の案
件が発生したりしています。
不当だ!と言っても、現場の
警察官の裁量という権力が行
使されますので、抗議しても
駄目です。日本で「武装」し
ていいのは、警察と自衛隊だ
け、ということに表向きはな
っているのでやむなし。武装
じゃないのにね、工具ナイフ
は。
最近銃刀法が改正されて、模
擬刀でも「正当な理由」なく
携帯してはいけないことにな
ったみたいで「コスプレのた
め」とか「好きだから」とか
で持ち歩くのは処罰対象にな
るようです。
だから、軍人の格好してサバ
ゲフィールドに軍刀持って来
たり、侍の格好してコスプレ
記念撮影などというのも、全
部アウトになりました。
特に本物のナイフは、首都圏
ではたとえ刃渡り2センチの
ツールナイフだろうと携帯が
発覚すれば検挙されています。
一般人が検挙されまくりです。
キーホルダーナイフでさえ逮
捕されています。私の東京の
友人は、車の中にドライバー
が付いた十徳ナイフを車の工
具箱に入れていただけで最近
検挙逮捕されています。
それと・・・車の中にマグラ
イト置いていたり、スパナや
ドライバーなどの工具を裸で
置いていたりするのもアウト
とされます、法では。法解釈
が現場の警察官の裁量という
のが、なんともそちらの方が
警戒しないといけない。
ガーバーとガバ、よく似合う。
こちらは私が仕上げたガバチョ。
オールドタイプですが、よく当
たります。
(プラ製には見えないよなぁ。
いわゆる表面処理は技法を凝
らした「時代つけ」というやつ
ですね)
めちゃくちゃ古いドライバー
がある。
小学生の時から使っている。
つまり50数年使っている。
なぜマイナスドライバーか。
それはモデルガン用で使って
いた物だから。
アメリカのヒコック45おじさ
んではないが、手持ちのピー
スメーカーのメンテナンスを
する。
ピースメーカーのメンテナン
スは、心のメンテナンスに近
い。
ピースメーカーは1分以内で全
バラできる。全バラは早いが、
メンテは入念に時間をかけて
行う。
内部パーツを全交換したいの
だが、予備パーツのストック
が乏しいので、とりあえずオ
ーバーホールでの消耗品最低
限交換と調整にとどめる。
こういう状態は明らかに「カ
ジリ」を起こしているので、
本来は新品に即交換である。
段差ができる程に摩耗してい
る。
レーシングマシンではないの
で、普通のアクションで雰囲
気を楽しむだけであるのなら、
十分にこれでも使用はできる。
完璧なレースガンのようなア
クションを求めるならば新品
に交換し、ナラシ運転をしな
ければならない。
完全作動のためには、内部パ
ーツすべてを交換、さらにパ
ーツは新品をふんだんにスト
ックする必要がある。廃番も
多いので手持ちの数十丁分す
べては無理だが、せめて現行
発売モデルについてはメンテ
ナンスパーツを持っておかな
いとならない。
今回は1丁の個体のハンマー
ノッチを入念に削り込んで作
動性を確保した。
ハンマーノッチが摩耗しすぎ
てセーフティコックとハーフ
コックでトリガーが落ちてし
まいかねない状態だったから
だ。確実に噛ませてトリガー
をロックしていないと危険だ。
FDチューンなどではそのノッ
チを削り落とすことも行われ
ることがあるようだが、私は
否定的である。
シムは無いので、クリアラン
ス等を念入りにチェックしな
がら組み込む。
パーツはすべて洗浄してオイ
ルアップしてある。
SAAの組み込みは順番はない
が手順がある。
このようにハンマースプリン
グをハンマーにかけて押さえ
て・・・
三点支持のスクリューを締め
て行く。均等に。
ここで作動をチェックする。
手は当然にして油まみれだ
が、そんなもん。
OKならば三点支持のバック
ストラップを装着。
あとは組み込むだけ。
完成。調子はいいようだ。
シリンダーのメタルストッパ
ーはドライバーの尻でコンコ
ンと叩いて沈ませておく。
これをしないと、アクション
中に飛び出てくることもある
からだ。
私の長い連れ添いのウエスタ
ンアームズSAAとハートフォ
ードのSAA。
どちらも大切なピースメーカ
ーだ。
ウエスタンアームズSAA。
内部チューンナップをかなり
してある。
私のウエスタンアームズSAA
と国本圭一氏所有だったSAA。
どちらも大切にしている。
コルト・シングル・アクショ
ン・アーミー、通称「ピース
メーカー」。
ロマン銃のような気もする。
ピストルではなくリボルバー。
そして、リボルバーならSAA。
そういうのってある。
ピースメーカーを好む男たち
はこういうことにも憧憬を抱
いているのではなかろうか。
そして、私などはこれに繋がる。
居合&輪友で25年来の付き合
いのフライフィッシング仲間
がアマゴ棲息地域に何年か前
に別荘を買った。
彼は言ってくれた。「ジビエ
料理、ご馳走しますよ!」と。
そして、今の私に忠告してく
れた。
「カラダは食べたものででき
ている。家畜ばかり食べてる
と家畜になる」
ウエスタンアートを探してい
たら、昔その彼とよく山の鱒
釣りキャンプ場に入り浸って
いた頃のイメージの絵を見つ
けた。懐かしい。
これなんか、私のモロ実話
体験談のような感じだ。
もっとチビだったけど。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/9a/691766ce6aa52945ddc916280ce14ee9.jpg?1679227619)
フロントサイト?
いらね。
(マイカスタム/コルトSAA
チューンド Fast Draw 仕様)
いらね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/67/fb340f32c9b592ba9f8da5116077f38d.jpg?1641349953)
マン飛葉仕様ガスブローバック/
世界に1丁)
フロントサイト?
いらね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/0c/2efbfff9b3f5eadf38a8a66519e22e77.jpg)
(マイカスタム/ルガーMk1
ブルバレルショーティー/
サイレントスペシャル)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/9c/1a91f5d629d62f32efc8e3329ce26c88.jpg?1738713839)
私の工具はメインがKTCだが、
ドライバーはKTCは殆ど使わ
ず、ベッセルを多用している。
ベッセルは1916年創業の日本
初のドライバー製造メーカー
だ。ロシア革命以前になる。
田口鉄工所がベッセルの始ま
り。戦前に商標登録し、戦後
社名もベッセルに変更した。
産業隆盛に多大なる貢献をし
た会社だ。
歴史的な偉業を成し遂げた日
本の会社でもあるが、私は単
純に使い勝手が良いのでドラ
イバーはKTCよりもベッセル
を愛用している。
小さい会社だ。従業員130名
程で、企業規模でいうならば
零細企業に相当する。まるで
下町ロケットの佃製作所のよ
うに。
だが、日本のドライバーはベ
ッセル。日本を代表する工具。
世界一のドライバーとして日
本だけでなく世界の産業に貢
献している。
ベッセルのドライバーは実に
よく研究されていて、非常に
使い易い。
私は今後もベッセルを使い続
けるだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/9c/2667ed572ef0ae8033395ed8c08c1cf9.jpg?1737793416)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/81/9fb6498c740ad3bacf9d0fe1bcaaf4bd.jpg?1738713180)
キャベツを刻んで洗う時には
この容器を使う。
内部はザルと受け容器の二重
構造になっている。
ここにザルで洗ったキャベツ
を入れる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/6b/2b4cb19bd9329039be9c51d9d9204039.jpg?1738713180)
後は蓋をしてグルグル回す
だけ。
洗濯機の脱水機と同じ原理
で水が飛んで外側の受けボ
ウルに溜まる。
とても便利な料理器具。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/7b/1cb2d4257e9499a3c9f1f968a3c57f61.jpg?1738713180)
しい。
ただし、ことしの今の時期は
キャベツがベラボーに高い。
これは1980年の異常高騰以来
程に。
1980年の時は、街の定食屋の
メニューから「野菜炒め」が
消滅した。
現在価格換算で、キャベツが
ひと玉1000円程に値上がりし
た異常な年だった。
今もかなり高騰。現在相場は
キャベツ1個1000円あたり。
ミカンも高騰。
ミカン1個100円のご時世だ。
理由はことしは異常な不作だ
からだ。
今後はイチゴが値下がりする
予感。
昨夜は湯豆腐にした。
底には北海道産の良い分厚
い昆布が沈んでいる。
豆腐とエノキタケとタラの
み。出汁は充分効いている。
めちゃくちゃウマい。
寒い時にはこれがいい。
上品な味に仕上がった。
もう立春なのに、歴史的な
寒波でここ数日寒すぎる。
昨日は広島県でも80センチ
程の積雪で、記録的な降雪
だった。
豆まき、恵方巻、柏餅・・・。
日本文化の中では血塗られた
古代史の残像が、あたかもそ
れが善行であり、ただの習慣
であったかのように、食文化
にまで古代征圧史の姿が残っ
ている。原初の意味が忘れ去
られる捏造を伴って。
風物詩のように嘘に転換して
語られ、実行されてきたそれ
らの日本の伝統食文化は、ほ
ぼ全て古代史の皆殺しの歌と
して存在していた。
祭りにおいても、鬼が登場し
たり、注連縄を張ったりとん
どで燃やしたり、神輿を担い
だりの神事として執り行われ
る祭りは、ほぼ全てが残虐な
殺りくによる古代征圧史を祀
るものであると断言できる。
だが、人はそれらが「勝者の
歴史」によって創作されたも
のであるという記憶は既に無
い。
一部の歴史学者(皇国史観以外
の)や民俗学者、その世界に通
じた研究者によってしか、古
代の残虐な王政史の実像は把
握されていない。
恭順か死か。抵抗すれば全員
皆殺し。それがヤマトだ。
だが、あまりに巨大な在地勢
力すぎて、殺りく征服ではな
く傀儡化させる事で抑えざる
を得ない者たちもいた。
それが出雲だった。
吉備は殺りくによって完全征
服された。ハヤト、エミシ
(エゾ)、ツチグモたちの
ように。
そして、古代征服史には、必
ず鐵を巡る中央勢力による地
方在地勢力の技術の簒奪が伴
っていた。
鐵は金(かね=鉄)の王なりと
書く。
古代ヤマトにとっては、農地
開墾による米作範囲の拡大は
即国力の増大に直結したので、
鉄器の掌握は必須条件だった。
そして、オオミタカラという
被支配層を抱え、ピラミッド
社会を作る事でごくごく一部
の者たちがこの国を支配した。
オオミタカラ以外は良民に非
ずとして、地方の在地抵抗勢
力は皆殺しにしてきた。
更に、自らのピラミッド社会
の中にも人間としては扱わな
い最底辺階級を設ける事によ
りオオミタカラたちの抑圧へ
の不満のガス抜きをさせた。
その古代の極めてエゲツナイ
手法を一千数百年後の豊臣秀
吉と徳川家康は最新制度とし
て再構築した。
日本に現在も残存する同じ
日本人内の出自や血脈差別
意識の発生は、古代のヤマ
ト王権成立期に遡る。
有り体にいえば、誰にでも
見える分かり易い構造が現
代の日本にも残存している。
なぜ「国民」ではない天皇
という特別な存在が国民の
最頂点に君臨しているのか、
という構造だ。
明らかに存在する特別な階
級。
日本は今でも階級制度を善
しとし、それを残す階級社
会であるのだ。
それに疑問を呈したり逆ら
ったりしたら虐殺される事
は、つい先の大戦時にも実
行されていた。