昨日の錬成会で、岩国の○本君と再会しました。
彼と始めて出会ったのは今から約3年前、県外の試合で対戦したのがきっかけだったんですが、それからと言いますと、テレビ等で山口県と聞けば、
山口県言うたら、○本君どないしてんやろ?
なんてことを口にし、遠く離れた場所ではありますが、あの子もきっと頑張ってるだろうと心の糧になっていたことだと思います。
そんな大晟の野郎でしたが、午前中に親指を痛めて戦線離脱してしまいました。
結果、たいしたことはなかったのですが、奴が涙目で痛いと言っていたので、直後はかなり痛かったのでしょう。
そんな中、昼休みに入り、○本君や○本君のお母さんと話をさせて貰い、
指は大丈夫?今日は久しぶりに対戦出来ることを楽しみにしてたんですよ。
等と声をかけて貰ったのですが、いつもと同じようにウンともすんとも言わない無愛想な返事をし、全く困った奴だなんて思っていました。
しかし、そうしてしばらくしていますと、大晟が、
なぁ・・指、テーピングしたらマシになってきたわ・・
ちょっとだけやったら出来るかも知れんわ・・やってええか。
と言い出し、私としては無理する必要は全くないとは思ったのですが、
出来るか出来へんかはお前にしか分からん。
ただ、出来るなら途中で痛ったり、相手を選ぶようなことはしたらあかんねんぞ。
と言うと、
分かっとう・・
と言い、それからはほぼ片手で戦列に復帰しました。
自分で出来ると言ったもんで、途中、痛い素振りはしませんでしたが、全然左手が使えてなかったんでまだまだ痛かったんでしょう。
練習を終えて、私が、
お前、手を痛めとる方がええ動きするの~!
と嫌味を言うてやると、これまたいつも通り、
けっ!
と悪態をついていましたが、ほんまは久しぶりに会った彼と対戦したいがために復帰したんよな?
鈍臭く、泥臭いけど、その心意気は男らしかった。
器用さなんかなくてもいい、お前はそのまま男臭くて、弱きに優しい人間になってくれよ。
親馬鹿ですが、たまにはええとこも書いといてやらんとね。