評価する人、評価するポイントにもよりますが、少年柔道において、負けても評価が下がらない選手や試合ってあります。
逆に勝っても、全然納得がいかない試合であったり、不安しか残らない選手もいます。
これは、本当に見る人、考え方によって様々だと思いますが、小学生の時に負けても評価が下がらなかった選手達って後々伸びてくることが多い。
それが何かと言うと一言では難しいんですが、組んだ時の姿勢であったり、技のタイミング、センス、あとは、
努力すれば・・とか
欲が出れば・・とか
指導者や環境に恵まれれば・・とか
親の協力があれば・・とか
親が潰さなければ・・とか
負けた原因が選手にない子。
勝つための努力や欲ってのも、環境が影響します。
そんな選手を見ると、この子は凄いなと尊敬もするし、悔しくて嫉妬もする。
晩年、小学生の試合を見ていていた時は、負けた選手の在り方を見ていたような気がします。
でも、大半の親ってのはそんな事は関係ないんです。
気持ちは十分過ぎるぐらい分かりますが、とにかく勝ちたい。
勝った理由負けた理由が分かってれば良いんですが、なかなか親の立場となると、負けて良かったとは思えないもの。
モンスター化してしまわないよう勝った選手や親には厳しく、負けた選手には明日への一歩が踏み出せるようフォローしてきたつもりですが、隣の芝生は青い現象や横槍が入ったり、悪魔の囁きってのがあって救えなかったパターンもある。
本当に難しい。
まだまだ勉強あるのみだな。