今日は、すこし久しぶりに感じた雨でございました。
毎週水曜日に行かせて頂いておりますT京音大は、駅からは少し歩きますので、雨の日は少し覚悟が必要です。
まあ、覚悟ってほどではないのですが、えー、僕がいつも履いているようなズボン(パンツ?)は吸水紙みたいなものですので、
すぐに重たくなり、乾くのも遅いのですよね。といって、雨だから、と、突然細身のパンツというのもねえ。
そもそも、そんなに持っていないですしねえ。
雨が降ると、僕は、こんなどうでもよいところで、ちょっと身構えてしまったりするのです。
「こっちの方が、いくらかましかな」
とかね。
「灼熱の魂」
という映画を見ました。
(予告編はこちら)
見応えは、たっぷりです。
観た後は、身体が、ずっしりと重たくなります(ポテチのせいとかだけではなくて)。
舞台は、中東レバノン。
異国の風景、出来事。
この話自体は、作り話だとしても「こんなことって」と、本当に思う、あまりに過酷な現実。
そして、これはフィクションだとしても、ある国では、戦時下では、宗教的対立の下では、もしかして、こんなことが、
実際にあるのかと思うと、
なんとも言えない気持ちになる映画でした。
知らないことを知ることは楽しい、と書いておりますが、
知らない方が良かった、という事も、人生にはあるのかな。
なんて、しばらく考えてしまう映画でした。
でも、伝えたかった思いがあって。
でも、でも、これは・・・。
個人的にも、答えの出ない、無限ループを彷徨うような気持ちになるお話でした。
でも、こういう思いをさせてくれるのも、映画の素晴らしいところだと思います。
よろしかったら。
ではー。