ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




東京の中で、何でもある、なんでも揃う大きな街といいますと、山手線の左側では池袋、新宿、渋谷、そして右側では、上野、となりますでしょうか。

続いて、原宿も若者の街、ファッションの街として有名ですし、御徒町(おかちまち、と読みます)も、上野と秋葉原の真ん中ということで、実は一日中ブラブラしていられる街でもあります。

 

ちなみに、東京や品川は、ターミナルとしては大きいですが、例えば友達同士やカップルなどが、しょっちゅう遊びや買い物でいくところでは無いと思いますし、秋葉原は かつては電気の専門街、今はプラス、アニメやゲームなどの”聖地”ともいえる存在のようですが、ここも、何でもあるところ、というわけではなくて、あくま で、専門街といった位置づけでしょうか。

あと、飲み屋さんがあるという点では、恵比寿や新橋あたりも有名ですし、高田馬場は、昔から学生街として賑わっております。新大久保はコリアンタウンの様相。お好きな方には、これも”聖地”となっているようです。神田は本の街、代々木は、なぜか予備校のイメージ。「代々木ゼミナール」という予備校の名前のせいでしょうかね・・・(笑)。大崎もあまり遊びに行く場所ではありませんが、裏道にはいると、以外と下町で面白かったりもします。

有楽町は、基本、オフィス街ではありますが、僕にとっては映画の街でした。今はだいぶ少なくなってしまいましたが・・・。

大塚から鶯谷あたりは、いわゆる下町となりますが、僕にとっては比較的なじみのある地域でして(でも、まだ鶯谷だけは一度も降りた事がないという・・・なぜだろうー)、あまり若者が出かけていく場所ではないかもしれませんが、むしろ、個人的にはちょっと落ち着く風景のみられるところです。巣鴨は、有名な巣鴨地蔵尊があって、お年寄りの原宿、などといって、有名ですね。

目白は、T京音大が近いのもあって、今毎週乗り降りしておりますし、目黒も、生まれて最初に住んだのが中目黒だったということもあって(また、大学に入る前後も住んでおりました)、なじみがあります。田町は、有名な音楽スタジオがありますので、ここもよく行くところです。浜松町はモノレールと、あと、浅草まで隅田川を上る船に乗れる日の出桟橋がありますね。

 

しかし、基本、東京は、特にこの山手線の回りは、変化が激しいです。

いつも、工事をしていて、ちょっと時間を空けて行くと、見た事がない建物が建っていますし、知らないお店ばかりになっていたりします。

一時、渋谷に住んでおりましたが、一年中、工事の音が絶えませんでした。

変な話ですが、夜、ベッドに入っても、耳を澄ませば、どこかから工事の音が聴こえてくる。そんなイメージです。

 

そんな渋谷に、今も時折仕事で行くのですが、シンプルで、懐かしい感じで、わりと美味しいな、と思っていたラーメン屋さんが、7月一杯で店をたたむことになったと知りました。

元々は50年以上も、ずっと渋谷のガード下にあった立ち食い蕎麦屋さん。今は、時代の流れもあって、ラーメンも出していますが、まだお蕎麦も食べられます。

閉店の理由は、渋谷の再開発に伴う、立ち退きだそうです。ちょっと寂しいですね。

そして、このお店を切り盛りしていたオーナーは女性で、川村さん、というのだそうです。今日、店内で見た、閉店のお知らせで知りました。ちょっと無念が読み取れる文面でした。

なんでも新しくて便利ならばいい、キレイでかっこよければばいい、というものではないよね、とも思うのですが、

致し方なし、なのでしょうか。

 

今日も、美味しく頂きました。煮玉子、トロトロで最高でした。

食べ終わって、しばらくお店でお水を飲んで、ご馳走様を言ってお店を後にしました。

もう一度くらい、最後に、食べられる機会があるかな。

どうかな。

でも、食べたいな

 

ではー。



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