先日来、S足学園音大のキーボード専攻の教え子のうち二人から、
「自分のキーボードを買いたいと思うのですが、何がいいのでしょう」
と購入相談を受けておりました。
一応、選択肢を何台か出しつつも、
「・・・でも、これからロックバンドの中でキーボーティストをやっていくなら、この中でなら、これが一番おススメだよ」
と、これはもう、こんな言い方をしたら、きっと18歳の学生さんにとっては、他を選択しづらいんじゃないか、というアドバイスをいたしましたら、
日をほとんど同じくして、二人は、同じキーボードを購入いたしました。
そのキーボードをお勧めした理由は、シンプルにして必要十分な機能、女の子でも持ち運べる軽さ・・・などいくつかあるのですが、
なんといっても、一番の理由は・・・
オルガンとしての機能が優れている、
ということでした(笑)。
だって、ドローバーがついてるんですよ、これ!
Roland VR-09
オルガン、大事でしょう。
実際ね、ことオルガンのサウンドに関しては、この価格帯(重量帯)のキーボードでは、ダントツにこれが良いのです。
なんといっても、あの金子雄太くんも、演奏するお店によっては、本物のハモンドの代わりに、これを使ってライブをしているのですから(こちらの記事の写真のものがVR-09です)。
学生さんにも、是非、オルガンの楽しさを知って頂きたい。
ガシガシ、弾いて、擦って、燃え上がって頂きたい。
やり方なら、僕の知っていることは全部教えますからー。
これはですね、えー、伝承、といいます。
あるいは、誘導、という言葉で捉えられる方もおられるかもしれませんが、
決して、
・・・命令、とかではありません、ので(笑)。
しかし、これで少なくとも二人、世の中にオルガン弾きが増えたことには、違いないのでありました(笑)。
ではー。