お陰様で、ミニモーグの修理、完了いたしました。
お忙しいのに、一番にやって下さったのです。。ありがたいです。
原因は、スプリングを付けているベンダーホイールの”留め金”が外れてしまっていたことでした。
いわゆる、極めて物理的な事でしたので、良かったです。
基盤に関係したりすることですと、同じものがあるかどうか、という所からの話になってしまいますし、
そもそも、1970年に開発されて、翌71年から爆発的に普及した楽器です。
僕の個体でも、シリアルナンバーから察します、おそらく45年以上は前のものですからね。
電子楽器としては、大変な長持ちをしていると思います。
今の楽器はじめ、例えば電化製品(は並列じゃないかな(笑))で、45年後でもちゃんと動いて使えるものはどのくらいあるかな、
しかも、45年後でも「これが一番なんだよね」と言われるものがあるか、と考えますと、
本当に驚異的な楽器です。
それを越えるものが、その後45年間、作られていないのですから。
ハモンドオルガンなどもそうですが、こうして歴史を生き抜いてきている楽器というのは、本当に、素晴らしいです。
さて、リハーサルも来週、数日を残すのみとなりました。
連日、濃いですが、それにしても、あっという間です。
さてさて、果たして、どんなコンサートになるのでしょうか。
楽しみですねえ。
ではー。