ピアノとハモンドオルガンのセット。
これにローズピアノとアナログシンセがあれば、どんな音楽にでも対応できると思います。
考え方ですが、EDMであれ、トラップであれ、ハウスであれ。
ということは、もう実は40~50年近くも前にこの最強セットは完成されており、
あとは人間の進化を待つのみ、なのですよね。
ただ、人間の方はコンピューターの進化もあり、ちょっと回り道をしていたり、試行錯誤をしていたりもしまして、
でも、最近、本当にピアノを弾くこと、ギターを弾くことなど、生の演奏が重要になってきているのは間違いなく感じることなのです。
それはコンピューターが進化したから、なおさらなのですよね。
皆の力が上がってきて、その分画一化も進んでしまっていますので、だんだん、一発聞いて誰だかがわかるような打ち込みや、そういった個性が出辛くなってきて、その分、結局差別化するには、個人のもつリズムやフレーズが必要だからだと思うのです。
思えば、あのYMOだって、細野さんがベースを弾き、高橋ユキヒロさんがドラムをたたき、坂本教授が手弾きのピアノやシンセをいれていたからこそ、あそこまでの音楽になっていたのですよね。
そしてこの三人のミュージシャンは、演奏家としても超一流なのですから。
コンピュータの進化は、決して人間を超えるものではないのでしょうね。
将棋の世界もAIの活躍が凄いようですが、でも、藤井くんという天才の指す将棋から感じるような感動や驚きは、生まれないですものね。
練習しましょう。
人間が上達するには、どうしたって練習しかないのですから。
逆に言えば、練習すれば、いいのですよ(笑)。
ではー。