今日はT京音大で、レコーディング実習でございました。
学生の曲を、プロの仮歌師の方に歌って頂くという実習なのですが、いやはや、プロは凄いです。
特に歌は、楽器とは違って音程を全て自分でコントロールするわけですよね。
その音を押せばその音程が出るピアノなんかとは、まったく違うわけです。
なのに、書いてある音符を、指定された音程通りに、しかも変更があってもすぐにビシッと歌きる高い技術を目の当たりにして、改めてビックリでございました。
歌が上手いというのはどういうことか、とはよく議論をされることですが、
勿論、それプラス、であったり、時にはそれを超えるファクターが存在するのも事実です。
人を感動させるということは、まったくもってテクニックだけではないということは、これは歌に限らず、本当に当たり前のようにあることです。
でも、まず鍛錬で磨ける技術として、こうやって仕事にできるほどのスキルを身に着けるというのは、やっぱりすごいことだなと思いました。
わずか数曲ではありますが、これをこのように歌えるようになるためには、その後ろはに一体どのくらいの、何年、何十年に渡る練習があったのだろう、と思うのです。
澄んだ歌声の後ろに、そんな凄みをを、感じたりもしました。
うん、練習しましょう。
練習は大切ですね。
ではー。