今日は、年代物のスタインウェイのアップライトピアノを試奏させて頂くことができました。
もうね、笑っちゃうくらい”鳴る”のです。
勿論年代も古いものですので、グランドとはまったく違うサウンドなのですが(この個体はちょっとプリペアド
ピアノのようなアタックが特徴的でした)、同時代の国内メーカーのピアノと比べたら、1.5倍くらい音量が違う印象でございました。
その後、新品のスタインウェイのフルコン、ヤマハのC7、そして中古のスタインウェイのBモデル、カワイの古いグランドのKGも弾かせて頂いたのですが、
今日の中では、スタインウェイのBが、素晴らしかったですねえ・・・。
とにかく、どうやって弾いても、音が破綻しないのですよ。
また、「どんなタッチでも大丈夫」とピアノが教えてくれるので、どんなタッチでも、曲想でも、受けとめてくれる安心感がありました。
ピアノを上手に鳴らしてあげなければ、ではなくて、ピアノが勝手に自分を上手にさせてくれる、という印象です。
良い楽器とは、そういうものですよね。
いやはや、さすが、恐れ入りました。
アップライトでしたら、”ピアノのストラディバリウス”とも言われます、ベヒシュタインが素晴らしいかもです。
Somewhere Over the Rainbow Piano Cover - The Wizard of Oz - Played on C. Bechstein Concert 8
あ、でも、お値段は見てはいけませんよ・・・。
(ヤマハのフルコンサイズの7型の新品のグランドが二台買えちゃいますからね。)
ではー。