歴戦のレスリースピーカー、御覧のように傷だらけですが、
……よほど、自宅保管の個体や、レコーディングスタジオでしか稼働していない個体でもない限りは、確かにこうなるのですよね。
あらゆる楽器、スピーカーの中で、ここまで傷だらけになるのはなかなかないので、考えてみますと不思議ですが、
確かに、完全に木製キャビネットで、ビニールなどの保護材が無いので、さもありなん、なのです。
でも、この傷ひとつひとつにも意味がある。
それだけ、色々なステージで、戦ってきた証なのですよ。
……って、僕の今大学に置いてあるレスリーとは35年ほどの付き合いになりますが、一度、トラックから落ちております(笑)。
ケースの中にあったので角の当たりに薄くヒビが入っただけで済みましたが、長い歴史の中では、そんなこともあるのですよ(笑)。
理由は、ラチェットをしていない状態でトラックが動いてしまったからという、いわば事故なのですが、焦りましたね……。
その時は、運送会社さんがお詫びにと、一台買って補填して下さったのでした。
でも、そんなスピーカーも、元気で動いております!
ではー。