
MOOGER FOOGER(MOOG社のエフェクターシリーズ)のリングモジュレーター、MF-102です。
実機は、もう生産中止になってしまっているので、昨今のアナログ機材ブームに乗っかる形で、中古市場ではおしなべて当時の定価よりも高い値段で売り買いがされているようです。
僕も、いつだったでしょうか、おそらく15年以上は前に、当時の定価であります確か3万円代半ばで購入したと思います。
(……調べたら、今は、桁が一つ変わってしまっていました……
)
今手に入るのはプラグインになってSが付いたシリーズで、こちらは1万円程度で購入できるようですが、この手のは、リアルタイムでツマミをいじってなんぼですので、やはり実機が欲しいところではないかと思います。
とにかく、なんといっても、MOOGのフィルター、エフェクターですからね。
効きが凄いのですよ。
勿論、リングモジュレーターは、マエストロ社製がオリジナルですし、あのニュアンスは、やはりあれでしか出ません。
このMOOGER FOOGERのリングモジュレーター、はまた違った、エキセントリックな聴き方というか、聞こえ方をすると思います。
先日のSTAYCHILLのライブでも、ChillingBluesという曲のイントロと、エンディングで使いました。
前回これを使ったのなんて……もう、記憶にないくらい昔のことですが、今回、またふと思いつきまして、直前のリハに持ち込んだのです。
矢萩さんには「また、色々持ってるねえ(笑)!」と笑って頂きましたが、
でも、リングモジュレーター&ハモンドというのも、あのロック黄金時代を彩る。大切な音の1ピースなのですよ。
その香りを、2024年にまたこうして出せる喜び
。
ああ、嬉しいなあー
。
ではー。