ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




いよいよ明日より、緑ちゃん倶楽部の新レッスンスペース「CRIMSON STUDIO」がお披露目となります。

「クリムゾンスタジオ」ですので略して「クリスタ」とでもお呼び頂けましたらと思います。

大好きなアクリル製海月もクリスタルですしね

 

命名は勿論、STAYCHILLの楽曲「CRIMSON SHADOW」から付けてます(これまで特に名前は無かったのです)。

僕自身、この楽曲の、この動画を見て、聴いて、

「なるほどなあ」と、また改めてグランドピアノの素晴らしさ、音楽の奥行きを広げてくれる懐の深さと表現力を思い知りました。

弾いている時は、変な言い方になりますが、こういう風には聞こえていなかったですし、感じられておりませんでした。

まあ、単に、必死だったということなのですが(笑)。

実際、この楽曲を弾いている間の記憶が、・・・ほとんどないのです。

自分で弾いておいて

「へえー、こんな風に弾いてたんだー。えっと、どうやってるんだ?」

といった感じです。

そして、コピーしようと思っても、この通りには、なんだかできないのですよ

気持ちがちがうのでしょうね。

 

あのロックの日、あの時の、あの瞬間の、その場だけの雰囲気、メンバーの皆さんの集中力、お客さんの期待やお気持ち。

それらが全てあの場の空気をトルネードのように混ざり合って作ってくれて、その中で、僕は無心に、グランドピアノに向かった結果が、この演奏なのです。

全てその場の空気を感じながら弾いた、アドリブなのです。ですので、これを再現するにはあの空気が必要なのですが、タイムマシンが無い限り、無理ですよね(笑)

 

このアドリブのプレイは100点満点ではありませんが、それでも「なるほど、そうか」と思わせてくれる説得力を添えてくれたのが、ボストンのグランドピアノの、生ピアノのサウンドでした(この楽曲ではピアノしか弾いていませんからね)。

 

この、ボストン、というブランドは、アメリカのスタインウェイの意匠で、日本のカワイが作ったピアノです。

ですので、カワイ製のピアノ、なのです。

やはり、そこかしこに、大好きなカワイの音がしているのを感じます(ボストン独特の鍵盤のタッチは手ごわかったですが(笑))。

 

それを昨年、残せたことは、今回のピアノ購入にもとても大きな要因になっています。

今回、シゲルカワイを購入しましたが、そこにシゲルカワイはスタインウェイに似ている、あるいは、あのモンスターピアノに十分に拮抗できるピアノである、という意見も世界中にあることも、僕の気持ちを後押ししてくれました。

たかがピアノ、されど、ピアノ。

こんなにも変化するんだ。

それを変えることが、誰にもできるんだ。

そんな選択肢を弾き手に与えてくれるのが、生のピアノの凄さ、奥深さなのです。

 

「グランドピアノってやっぱり凄い。」

 

そしてこの動画、それをまた観る度に思わせてくれる、僕にとって、

STAYCHILLにとっても、記念すべき、素晴らしい動画になった、と思っているのです。

 

ですので、「CRIMSON STUDIO」の名前は、この楽曲からとりました。

「クリムゾン(深紅)」と、この部屋のやたらと(笑)赤い色を掛けた名前です。

 

「スペース緑」から「クリムゾンスタジオ」へ。

緑ちゃん倶楽部セカンドシーズン、いよいよ明日2月10日からスタートです。

現在は、僕が七年半弾いてきた「K・KAWAI」のKG。

「K・KAWAI」創業者の河合小市さんの名前から付けられています。

 

そして、来月3月の末頃には「SHIGERU KAWAI」のSK-3がやってまいります。

こちらは二代目社長の河合滋さんの名前がついているカワイの最高級ブランドの3型です。

 

そして、夏にはいよいよ、その「SHIGERU KAWAI」のセミコンカテゴリーからSK-5が、ここにやってきます。

(もしかしたらこの一台は、今はまだこの世に生まれいない、これから作られるピアノ、になるかもしれませんね)。

 

さあ、一緒にカワイのピアノの違いを楽しんでみませんか?

きっと違いがお分かりになって頂けると思いますよ。

 

クリスタへの皆さまのお越しを、心よりお待ち申し上げております

初めての方も、お馴染みの方も、どうぞ、緑ちゃん倶楽部まで、お気軽にお問合せ、ご予約下さいませ~

 

ではー。



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