沢山のご回答、どうもありがとうございました。
楽しく拝見させて頂きました。(←答え、知ってるからね。すみません(笑))。
まあまあ、おいしい秋田の枝豆(今が旬)でもつまみながら、答えまで、お付き合い下さいませね。
この空港のレストランには、松田さんと、昨年も全ての公演を共に周ったスタッフのAくん(「しんがぽオフ その4。~終わりは始まり。~」にも登場)と三人で入ったのですが、
市内から空港までは、小一時間のタクシーの旅。時間は、お昼を少し過ぎていましたし、三人とも、お腹ぺこぺこ。
とにかく、ガッツリ食べたいと思ってのカレーの選択。(軽くで良いなら、稲庭うでんだったと思いますが、そこは三人とも、涙を飲んで、スルーでした。)
お店の入り口のディスプレイにある、カツカレー、唐揚げカレーを目にして、「ああ、これこれ」(笑)。
(なぜか、ディスプレイには無かった「きりたんぽカツカレー」)
そして、メニューを広げ、
「やっぱり、秋田に来たんだし、地元のものを食べよう」
と頼んだ、その「きりたんぽカツカレー」。
待ちながら、
「どんなのだろうね。」
と話になりました。
その時、持っていた三人の共通イメージは・・・
カツカレー+きりたんぽ、でした。
いわゆる普通のカツカレーに、さらに、秋田名物きりたんぽがドドーンとトッピングされてて、もう、文句なしのお腹満腹の満足カレー。
・・・でしたが。
ここで、はたと、僕は前日、きりたんぽ鍋を頂いたときの事を思い出したのです。
お鍋をおいしく頂き、さて、〆は、うでんか、雑炊か。これだけ美味しい比内地鶏の出汁が出てるスープ。何を作っても、美味しくないはずがないよね、と。
現地のイベンターさんに訊きました。
「これって、〆はどうしたらいいんでしょうか。お勧めは何ですか?」
すると、ここで、まさかでもあり、ある意味では納得の答えが。
「きりたんぽはご飯と一緒ですから、きりたんぽ鍋はこれで終わりなんですよ。」
「はうっ。」
おそらく、きりたんぽを、お鍋の具の一つとして捉えてしまっている僕を含む多くの方たちには、青天の霹靂(まあ、でも、きりたんぽの原材料はお米ですから・・・確かに納得ではあるのですが、でもね)。
というわけで、うでんも雑炊もなく、お鍋は終了。
なんとはなしに、ちょっと残念でもあり、でも、郷に入っては、郷に従え、という。
・・・でね、この話を、松田さんとAくんにしたんです。
で、「あっ、ってことは。まさか」と。
そして、そのまさか、が運ばれてくるわけですよ(笑)。
はい、いってみよ。
じゃじゃーん。
なぐごはいねがー!
(すみません。意味はないのです。この絵文字が使いたかった、という)。
で、こちらが!
きりたんぽカツカレーです。
薄く衣がまぶされたきりたんぽを揚げたものに、カレー(いわゆる、豚肉とか、ジャガイモとかの具の類は一切なし。)がかけられ、
トッピングは、舞茸と、水菜が少々。
・・・もんのすごい、さっぱり、あっさり。
もはやこれは、北海道のスープカレーのさっぱり感など、敵ではなし(笑)。
三人とも、ちょっとびっくりしつつ。
でも、・・・美味しいのは、美味しい。
でも、
でも、
せめて、もう一本、いや、もう二本。
カロリー的には、もしかしたら、これでも十分なのでしょうけれども、
口が、がっつりのカレー“ライス”だった僕たちには、ね。頭のどこかでは、いわゆるトンカツも期待していた僕たちには、ね(笑)。
でも、もう一度書きますが、美味しかったのは確かです。
これと、普通のカツカレーがあったなら。
こちらは、お酒のつまみとしてなら。
うん、最高かも。
皆さん、是非、秋田に行かれたら、ご賞味くださいませ。
(でも、もしも抜群にお腹が減っている場合は、カツカレーもご一緒にご注文くださいね(笑))。
ではー。