昨日は、河口湖にあります「音楽と森の美術館」へ寄らせてもらいました。
入口にはサーモグラフィーがあり、各建物には、必ずアルコール除菌液が豊富に備え付けられておりまして、
今、出来うる可能な限りの対策をされていることが伝わってきて、安心して場内を楽しむことができました。
壁一面の巨大なダンスオルゴール、というよりもはや、オーケストラの迫力でしたが、
こちらの鑑賞では、感染対策の一環として、立ち止まらずにホールをぐるりと歩き周りながら演奏を聴くことを促されましたが、
これがなんだか一瞬、本当のダンスパーティに参加したかのような優雅な気持ちもなりましたよ。
(こちらのホールも定期的に除菌作業が行われているとのことでした。場内、全てにおいて、本当に丁寧な対応が取られており、素晴らしかったです)
これもはるか昔のオルゴールの一種とのことですが、つまるところ、いわゆる「自動演奏機械」です。
人の声まで出るパイプがあったそうですから、いったい、どういうことなのか。
全て、手作りですからね・・・。
こちらは自動演奏のパイプオルガン。手前には、やはり自動演奏のピアノがございまして、定期的に演奏が聴けるようになっておりました。
ホールの装飾も音響も素晴らしく、とても贅沢な気持ちになれる空間でした。
このオルゴールで、「星に願いを」を聴きました。
改めて、その可憐な音色の美しさ、そして、絶妙なタイム感の素敵な演奏に、思わず涙が出そうになりました。
オルゴールのあの適度な機械感と、しかしながら音のバラつき感って、まず人間では出せないニュアンスじゃないかと思います。
作った人の耳と感覚が、本当に音楽的で、素晴らしいのですね。
全ての作品に、作り手の愛情と時間がたっぷり注ぎ込まれていました。
百年とか、百五十年以上も前のものが、こうして当時の美しさを保ったまま存在するというは、素晴らしい事ですね。
これからも、ずっとずっと、残して行ってほしいものです。
澄んだ空気と、抜けるような青空、ポカポカ陽気。
本来だったら、こんなにも穏やかで、平和なはずの世の中に、
・・・と、現実世界の騒動を思い出すと、苦々しくも思いますが、
でもね。
ずっとしかめ面をしているわけにはいきませんからね。
やれる事をやって、頑張っていきましょう。
僕も音楽家の端くれとして、今頂いておりますアレンジ仕事などをコツコツ進めておりますが、
緑ちゃん倶楽部のレッスンも、しっかりと可能な限りの対応策をとりつつ、
3月22日から再開させて頂くことに致しました。
どうぞよろしくお願い致します。
皆さまも、どうか少しでも心健やかに、元気に春をお迎えください。
ではー。