
大分以前に使っていた、古いiphone。
試しに電源を入れてみたのですが、当然、うんともすんとも。
壊れていたら捨てようと思って、一応、電源ケーブルがあったと思ったので探して、挿しておいてみました。
しばらくして電源ボタンを押してみますと、見事、起動いたしました。
まあ、元々がヘビーデューティな機械ですし、そう簡単には壊れませんよね。
ただ、驚いたのはここではないのです。
写真なども残っているなあ、などと何気なく触っていて、ふとストップウォッチを起動してみましたところ。
・・・なんと、動いてたのですよ
。
ご覧のように、35286時間17分14秒・・・からまだまだ、カウントは上がっていました。
35286時間÷24時間=1470日。
1470日÷365日=4年と10日。
新しいiphoneを買ったのでと、ほったらかしにしていたのに。
真っ黒な画面の奥で、勿論、電源ケーブルも挿さっていないのに、
4年と10日もの間、ストップウォッチは、刻々と時間を計り続けてくれていたのです。
「すっげー
!」
4年以上、一糸乱れず、元気にカウントアップを続ける数字に、
なんだか、ちょっと感動を覚えたりしてしまいました。
僕、こういう淡々とした動きが長く続くのって、とっても好きですし、凄いと思うのですよ。
雨だれ石をも穿(うが)つ、みたいなの。
まあ、考えてみれば。
充電が切れたからといって、写真や連絡帳などのメモリーがいちいち飛ぶわけでないので微弱電源は残っているだとは思いますし、なんらかのメモリー機能は働いているのだとは想像できますが、
でも、こうして4年以上も、中でデータが更新され続けていたというのは、ちょっと驚きでした。
こんな画面、見ようと思ってもなかなか見れないですものね。
記念に写真に残しはしましたが、
・・・ゼロに戻してしまいました
。
今度携帯を変える時は、意識的にストップウォッチを起動させてみて置こうと思います。
10年とか、20年とか、動き続けてくれるのかな。
タイムカプセルみたいですよね
。
(とかいって、すんごい年寄りになって見て、・・・途中で止まってたら泣くかも
(笑))
ではー。