14年前に発生した『921大地震』の震源地にもっとも近かった町がこの’集集’でした。
当時は今のようにあまり観光地化された町ではなくとても素朴な町だったそうです。
この地震を境にこの町の知名度が上がりました。台湾人なら誰でも’集集’と聞くとまず思い出すのが’地震の場所’です。今ではその地震被害を受けた知名度が一大観光名所の基盤となっています。
因みに被害が一番深刻だったのは、今私が住んでいる人口が9万人も密集しているプリでした。
’集集線’と呼ばれている鉄道です。’自然豊かなこの辺りの景色を眺めながら移動できるのでけっこう人気があります。始発駅には昔木材を運送していた当時の列車や写真などが陳列されています。
今の時期南投縣のたくさんの場所で花をたくさんみることができます。これは’コスモス’ですね。
集集で最も人気がある名所です。こちらの寺院は地震の被害を受けた当時からそのままの状態を維持しています。地震発生当時、この寺院の中には人が何人かいたらしいのですが、一人も亡くなることなく無事に生還したとのことです。それ以来今日まで’モニュメント’的な存在として丁重に奉られています。
’緑のトンネル’と呼ばれている場所です。集集にはこのような’トンネル’がたくさんあります。自転車ロードの見所のひとつですね。
プリから集集へは、日月潭、水里を経由して簡単に行く事ができます。
この一帯の拠点となる’水里駅’と駅の向かいにある’総合バス停’です。