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ゲストハウス・プリ / Guest House Puli

日月潭、廬山温泉、合歓山(登山)等へ向かう拠点になる町≪埔里≫で生活する日本人オーナーの個人日記。

武界部落/法治村

2014年12月22日 | 名所案内
(ブノン族:法治村)

私の住んでいるプリ市内から交通手段を使って40分ほどで行く事のできる原住民居住区です。このでは今だに’薪(まき)’が普通に使われています。それとイノシシやキョンの猟なども行われています。一般の人たちは、現在これらの動物を捕らえる事は法律で禁止されていますが、彼ら(原住民)だけは許されているそうです。

布農族の入り口です。ここから法治村が始まります。

村のあちこちにこの様な模様を見る事ができます。

’豊年祭’を初めたくさんの伝統行事が今でも行われているそうです。

(の主要な通り)

人口が600人ほどの小さなです。

向こうに見えるのがこのの中心になる教会です。どこの原住民も同じですが、かなり前からキリスト教の宣教師が入り込んでいるようです。の中心には教会があり、ほとんどの住民がキリスト教を信仰しています。

現在の台湾では原住民の人たちに国からかなりの’補助金’が出ているらしく、昔のような原始的な生活をほとんどしていません。ほとんどの家庭には写真のように自家用車があり(私のよりも良いものばかり...)、けっこう普通の生活をしています。以前原住民の友人とこの’補助金’について話した事があります。彼らの言い分は、『元々自分たちが住んでいた土地を、外部からの人間たちに侵略された』みたいな事を言っていました。だから’補助金’を政府からもらうのは’権利’だ、みたいな事も言っていました。
まあ、たしかにそうなのかもしれませんね。ただ、この補助金が社会問題になっている事も確かなようです。元々農作や狩猟で生活していたお金があまり必要ではなかった人たちに、お金を渡しても無駄な部分(特にお酒)に消費される事が多く、昼間から仕事もしないで酔っ払っている人たちがたくさんいる事も確かです。お酒は’彼ら’の文化でも、過剰な飲酒は現在の社会にはあまり受け入れられません。特に彼らの子供たちが社会に出る時にこのイメージはかなりのハンディキャップになっている事は確かです。


空気が綺麗な場所です。
ここへは、ご自分たちでいけない人たちのために、オプショナルツアーも受け付けています。

(武界オプショナル・ツアー)
http://d.hatena.ne.jp/guesthousepuli/
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