象腳木(Moringa thouarsii)場所:埔里
私の趣味は『動植物・虫を含む』全ての生物の観察や育てる事です(人間は含みませんが)。
専門的に勉強した事がありませんが、 ’ 只好き ’ なので暇さえあれば外出して観察や植物の種の採集等を行っています。
最近ちょっと力を入れているのが、この『モリンガ』の栽培です。
原産はマダガスカルやアフリカ、北インド等で、台湾でも何ヶ所かで栽培されている凄く特色のある樹になります。
モリンガ族は全部で34種類あって、基本的にはアフリカで有名なバオバブと栽培方法が一緒です。
種類によっては寿命が数千年生きると言われています。
高さ10mぐらいの場所になっていた’種’をいくつかお願いして分けてもらいました。
採集して来た’種’を数日干してから、中の ’ 殻付きの種 ’ を取り出しました。
ペンチやマイナスドライバーを使って、更に殻を外した種。
過去の何度かの経験から、’殻付きの種は雑菌にやられ易いので先に殻を外した方が発芽率が高いです。’
水に浸した後にサランラップで蒸したりと一週間ほどかけて、発芽させます。(発芽率がけっこう低いです。)
全部で取り出した種30個ぐらい中、半分以上が発芽してくれませんでした。
その後、発芽後に更に半分ぐらいが死んでしまいました。(久しぶりの難関です)。
こちらの写真のモリンガは、発芽から既に栽培2年目に突入です。
※鉢植えなので、成長が非常に遅いです。もし地面に植えると驚く程の速さで成長します。
私はこの先、埔里のどこかに土地を買いたいと思っているのでその時に ’ 植樹する苗 ’ を現在作っている所です。
まだかなり先の話になると思いますが、将来は自分の家の庭をこんな風にしたいと考えています。
こんな樹がたくさん茂った下で珈琲とか飲む事を考えると最高だと思いませんか。
現在 ’ 将来の為の苗 ’ 栽培中:モリンガthouarsii、トックリキワタ、モリンガの別種、龍舌蘭(テキーラ)、その他数種類。