【中台禅寺】
台湾には四大宗派と呼ばれている特別大きな仏教団体が存在しています。
台灣佛教四大名山 - 佛光山.中台禪寺.法鼓山,慈濟功德會
私の住んでいる埔里には『中台禅寺』の総本山があります。場所は町から7キロほど離れた丘の上です。
現在バス等の公共交通機関がないため、タクシーや自分で交通手段を確保しないと行くのが難しいです。
総本山の入り口を入るとすぐに巨大な仏教博物館があります。
こちらに収蔵されているのは、ほとんど中国から運ばれた重要文化財レベルのものばかりです(本当にすごいですよ)。
私が特に好きなのは、1000年を超える『木造の仏像』や『石佛』たちです。
※注意:現在隣の山にもう一つ巨大な博物館を建設中です。完成にはまだ少し時間がかかりそうです。
2001年にこちらへ建築された総本山は、元々中国にあった『蓮華寺』が台湾に移って来たものらしいです。
建物の設計は台北の101ビルの設計者です。
総本山の建物の形は人が’座禅’を組んでいる形をしています(上の金色部分は’頭’ですね)。
天界を守る『四大天王』が柱になって、ロビーを睨んでいます。死角がないのでちょっと緊張しますよ。
韋駄天:『四大天王』の部下みたいな存在で、やはり天界の守護神です。
『韋駄天』は更に何百もの守護神のリーダー的な存在だそうです。
【大雄寶殿】
お釈迦様とその側近たち
こちらは三国志で有名な関羽さん。ちょっと注目してもらいたいのは、本来あるはずの’薙刀’ではなく髭をなでている事です。
この動作は当時の’ハンサム’をイメージしたものらしいです。
こちらは誰でもご存知の【達磨(ダルマ)】さん。
以下、仏教の伝来図。ちょっと面白いです。
先ず、インドの小国の王子が悟りを開いてお釈迦様になり、仏教の歴史が始まります。
注目してもらいたいのが、’始祖’の継ぎの人の’西天’と言う部分です。’西天’とはこの時代のインドを指しています。
お釈迦様の正式な名前です。『shi jia mo ni fo』ちょっと強引ですが、ローマ字読みしてみました。
『達磨』は元々中国へ仏教を伝えるために渡った人です。
’東土’と言うのは、この時代の’中国’の事です。第28代目の仏教の代表者と言う事になります。
始め中国には仏教と言うものが存在しなかったので、1人で渡った達磨は孤独との戦いだったそうです。洞窟にこもって生活していたとかいろいろな言い方がされて、その修行の厳しさや精神力から中国では武道の達人とか、日本では’起き上がりこぶし’にされたりしています。
【中庭】
蓮華池と名前のついた池があり、元々中国から渡った来たこのお寺の歴史をイメージさせられます。
この『中台禅寺』の裏には(徒歩で15分ぐらいの所)、私の友人が経営する珈琲農園もあるので、見学ついでにそちらでコーヒーをいただく事も可能です。
台湾には四大宗派と呼ばれている特別大きな仏教団体が存在しています。
台灣佛教四大名山 - 佛光山.中台禪寺.法鼓山,慈濟功德會
私の住んでいる埔里には『中台禅寺』の総本山があります。場所は町から7キロほど離れた丘の上です。
現在バス等の公共交通機関がないため、タクシーや自分で交通手段を確保しないと行くのが難しいです。
総本山の入り口を入るとすぐに巨大な仏教博物館があります。
こちらに収蔵されているのは、ほとんど中国から運ばれた重要文化財レベルのものばかりです(本当にすごいですよ)。
私が特に好きなのは、1000年を超える『木造の仏像』や『石佛』たちです。
※注意:現在隣の山にもう一つ巨大な博物館を建設中です。完成にはまだ少し時間がかかりそうです。
2001年にこちらへ建築された総本山は、元々中国にあった『蓮華寺』が台湾に移って来たものらしいです。
建物の設計は台北の101ビルの設計者です。
総本山の建物の形は人が’座禅’を組んでいる形をしています(上の金色部分は’頭’ですね)。
天界を守る『四大天王』が柱になって、ロビーを睨んでいます。死角がないのでちょっと緊張しますよ。
韋駄天:『四大天王』の部下みたいな存在で、やはり天界の守護神です。
『韋駄天』は更に何百もの守護神のリーダー的な存在だそうです。
【大雄寶殿】
お釈迦様とその側近たち
こちらは三国志で有名な関羽さん。ちょっと注目してもらいたいのは、本来あるはずの’薙刀’ではなく髭をなでている事です。
この動作は当時の’ハンサム’をイメージしたものらしいです。
こちらは誰でもご存知の【達磨(ダルマ)】さん。
以下、仏教の伝来図。ちょっと面白いです。
先ず、インドの小国の王子が悟りを開いてお釈迦様になり、仏教の歴史が始まります。
注目してもらいたいのが、’始祖’の継ぎの人の’西天’と言う部分です。’西天’とはこの時代のインドを指しています。
お釈迦様の正式な名前です。『shi jia mo ni fo』ちょっと強引ですが、ローマ字読みしてみました。
『達磨』は元々中国へ仏教を伝えるために渡った人です。
’東土’と言うのは、この時代の’中国’の事です。第28代目の仏教の代表者と言う事になります。
始め中国には仏教と言うものが存在しなかったので、1人で渡った達磨は孤独との戦いだったそうです。洞窟にこもって生活していたとかいろいろな言い方がされて、その修行の厳しさや精神力から中国では武道の達人とか、日本では’起き上がりこぶし’にされたりしています。
【中庭】
蓮華池と名前のついた池があり、元々中国から渡った来たこのお寺の歴史をイメージさせられます。
この『中台禅寺』の裏には(徒歩で15分ぐらいの所)、私の友人が経営する珈琲農園もあるので、見学ついでにそちらでコーヒーをいただく事も可能です。
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