さくら日記でございます。

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★体に悪影響でも、遺伝子組み換えを表示できなくなるかも?

2019-04-04 06:05:13 | 「知って欲しい」


お疲れ様です。今日も病院からです。
皆さまお元気でしょうか?
似たような話ばかりですいません。
ですが、気になってしまうので、今日も書かせて下さい。山田正彦さんのタネはどうなる?!からです。

気になる遺伝子組み換え作物、健康被害が懸念されますが、現在はスーパーで購入するときにパッケージをよく見ると、遺伝子組み換えでない、との記載がされてます。なので、最後の砦になりますが、個人の判断で購入を控えることはできるようにはなってます。その食品表示も出来なくなる可能性があるらしいです。信じられますか?

まずは遺伝子組み換え作物の世界の動きです。実態は頭落ちになっています。

中国、ロシアは遺伝子組み換え作物を作らせない対策に取り組み。米国、ブラジル、インド、カナダも栽培されていたが減少し始めています。

それはなぜなんでしょう。本から少し紹介します。

遺伝子組み換えで、除草剤耐性の作物を作り出します。そして、その作物に農薬ラウンドアップ(主成分は有機リン系のグリホサート)を散布。遺伝子組み換えの作物はそのまま育ちますが、雑草は全て枯れてしまいます。これは便利!なのですが、自然の力は恐るべし、そこにはいくらラウンドアップを散布しても枯れないスーパー雑草が生えてくるそうです。その背丈も人の身長を超えるものもあります。そしてさらにその毒素に免疫がある害虫も登場。企業側はそれではマズイので、さらに毒素か強い農薬を開発。そのうちに収穫量も減少してしまう。そんな事態も起こっているそうです。
そして、このラウンドアップ成分、グリホサートの発がん性の危険性も指摘され、フランス、ドイツ、イタリアでは3年以内に禁止するという動きもあります。
ちなみに、我が日本は厚生労働省が2017年12月にこっそり、グリホサートの安全基準を400倍に緩和しているそうです。やり方も納得いきませんが、ありえない状況です。

もうひとつ、遺伝子組み換え作物のBt毒素、これは虫の腸の内壁に穴をあけて破壊する物質です。この毒素、モンサントなどの説明では人間などの動物はBt毒素を胃腸内で消化する酵素があるので大丈夫だと説明しています。ですが最近の研究ではBt毒素によって腸内の細胞の結合が緩んで、そこから未消化の物や有害物質を取り込み、アレルギー、自己免疫性疾患、糖尿病、自閉症の病状があらわれるとの話もあります。

その他にもいろいろとあります。
そんな危険の可能性がある遺伝子組み換え。表示さえもさせない動き、その原因は国会で既に批准したTPPです。

透明性(第8章7条)
各締約国は、利害関係者に対し自国が作成する措置について意見を提出する適当な機会を与え、その作成において当該意見を考慮すること等により、他の締約国の者が中央政府機関による強制規格、任意規格及び適合性評価手続きの作成に参加することを認めること(以外略)

難しいてすが、日本が遺伝子組み換え食品の表示を法制度で義務付けると定めると、これはTPPの強制規格にあたります。その場合、適合性評価ということで、利害関係者の意見を聴取して他の締結国も参加しなければならないことになります。ということは、モンサントが遺伝子組み換えを表示すると売れなくなると言い出した場合、その意見も聴取しなければならないということになるのです。その結果、遺伝子組み換え食品の表示が出来なくなるという最悪の可能性も十分に考えられます。

経済が優先なのか?お金が優先なのか?私たちの生活が優先なのか?本末転倒になっていると感じるのは私だけでしょうか?
あなたは、どうか考えますか?
ということで、今日は遺伝子組み換えの表示についてでした。

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サイゾー