さくら日記でございます。

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★函館駅で事件を見ているよう!西村京太郎さん函館殺人事件

2019-04-12 06:03:12 | 「本」

お疲れ様です。
皆さまお元気ですか?
今日も病院からです。差し入れしていただいた小説。西村京太郎さんの函館殺人事件です。

西村京太郎さんというと、皆さまご存知、ミステリーの王様でしょうか?ちょっとネットで検索してみたら、その作品の数、ものスゴイことになってます。
1930年9月6日生まれ、1961年「黒の記憶」から活動されているそうです。オール讀物推理小説新人賞、江戸川乱歩賞を始め数々の賞を受賞、 テレビドラマでもおなじみ、誰もがその面白さを味わっていると思います。
そんな意味で私的にミステリーの王様と呼ばしていただきました。

今回は数々の作品の中の「函館殺人事件」です。テレビドラマにもなっている作品ですね。

カメラマンの金井が後輩にハメられ、やってないのに実刑。派手な売れっ子カメラマンから一気にどん底へ落ちてしまいます。

その後、金井は出所しますが、自分をハメた後輩を刺殺。そして故郷函館にモデルのマリ子と逃亡することとなります。

カメラマン時代は流石売れっ子。女性関係の方も派手だったそうです。ですが実刑とともに、その女性達も離れていってしまいまた。そんな中でマリ子だけは服役中も慕い続けてくれまた。逃亡中の金井にとってはマリだけが心の支えです。

そんな逃亡中の函館駅。読んでいると青函連絡船があった時代の函館駅に来ているようです。実際にはどんな場所かは知りませんか、私なりの風景が浮かんできます。ここで更に事件が重なり合い物語は展開します。
そして、心を支えいたマリ子の存在の変化。さらに謎の女性も登場。深い謎か一つ一つ紐解かれる後半は、もう止まりません。一気に読んでしまいまた。

中身は読んでのお楽しみですが、さすがミステリーの王様。外れなしって感じでした。

青函連絡船 最終日 青森桟橋編 


 
 
 

ということで、今日は西村京太郎の函館殺人事件のご紹介でした。