さくら日記でございます。

うれしいこと、楽しいこと、わたし的オススメ品などなど
書かせてもらってます。読んでいただけたらとっても幸せです。

★スポーツと医療の第一人者、世界で活躍する 「原監督」と「根来教授」の対談

2019-12-25 06:24:19 | 「本」

お疲れ様です。
みなさまお元気ですか?

今日はオススメの本です。
これは、納得という内容。
特にスポーツに挑戦されている方は
是非お読みください。

ということなんですが
ご紹介する本は
「勝てるメンタル」
サブタイトルでしょうか?
「青学駅伝選手たちが実践」です。

内容は青山学院大学陸上競技部監督の
「原晋(はら すすむ)」さんと
ハーバード大学医学部客員教授の
「根木秀行(ねごろ ひでゆき)」さん
の対談
です。

学生の頃のスポーツの練習を
思い起こすと、
いろんなトレーニングメニューもありましたが
ほぼ、根性の練習。そんな感じでした。

苦い思い出、うれしい思い出
たくさんありますが、
本当に結果に結びつたか?
については、さだかではありません。

ですが、最近ではスポーツを深く考察し
掘り下げ、納得行く科学的な観点から
選手を育成するという
スポーツ科学の考えが主流となってきている
と思います。

この本では、
その中のひとつの考えだとは思いますが
ひとつひとつのプロセスの根拠について
語られているので
すごく納得できる内容となっています。

まずは、内容に入る前に
2人をご紹介したいと思います。

まずは、「原晋」さんです。
冒頭で書かせてもらった通り
青山学院大学陸上競技部監督であり
同大学地球社会共生学部教授です。

生まれは1967年の広島
選手としては、
世羅高校で全国高校駅伝準優勝
中京大では日本インカレ5000mで
3位入賞。

そして1989年に中国電力陸上部の
1期生として入部。
ですが、故障に悩み5年で競技生活に
終止符をうちます。

その後は営業マンとして活躍
新商品を全国で最も売り上げ
「伝説の営業マン」と呼ばれたことも
あるようです。

そして、2004年に現職につき
2009年に33年ぶりに箱根駅伝に出場し
2015年には初優勝、
2016年には連覇と
2017年には3年連続優勝
2018年には大会新記録で4年連続優勝
2019年は往復6位という逆境の中
劇的な猛追で復路優勝を果たしました。

すばらしい実績の持ち主です。

そして、「根木秀行」さん
こちらは医学の専門家、

「東京大学大学院医学系研究科内科学専攻博士課程修了」
「ハーバード大学医学部客員教授」
「ソルボンヌ大学医学部客員教授」
「フランス国立保険医学研究機構客員教授」
「奈良県立医科大学医学部客員教授」
「杏林大学医学部客員教授」
「事業構想大学院大学理事・教授」・・・

まだまだ、続きます。

その肩書きを上げれば
きりがないほどです。

ちなみに、専門分野はというと
内科学、腎臓病学、抗加齢医学、睡眠医学
などなど多岐にわたります。

現在は最先端の臨床、研究、医学教育で
国際的に活躍されている
そうです。

そんな2人の対談です。
面白いはずです。

というところなのですが、
紹介に熱が入って長くなってしまいました。
申し訳ないです。
ですが、もう少しだけ
本の「はじめに」から
エッセンスをお伝えさえて下さい。

-------------------------------------
非科学的な指導を排除して、
科学的な裏付けをもって選手を指導する。

メンタルは鍛えるものではなく、
あやつるものであり、そのスキルが存在する。

「こういうことを10代のうちに
知っていれば、人生が変わったのに」

と思う事柄ばかりですが、
様々な年齢層の方に多くのヒントとなるでしょう。

そして、ふたりは言葉の魔術師でした。
原監督は、箱根駅伝で結果を出せなかった選手に
こんな言葉をかけます。

「彼女にフラれたとしたら、彼女を作るまでは
心は開かんだろう。
陸上で負った心の痛みは、陸上で取り返すしか
ないんじゃないのかなあ」

根来先生は、大動脈を「人体の高速道路」と呼び
毛細血管を「路地」とたとえます。

なんとも素晴らしい比喩で、
想像力を掻き立ててくれました。

それぞれの世界の第一人者による
言葉の共演をお楽しみください。

-------------------------------------
この本の構成担当の生島淳さんの
メッセージです。

まさに、そのとおりです。
さあこれから、ということろですが、
つづく・・・
ということでお願いします。

ということで
今日はスポーツと医療の第一人者、世界で活躍する
「原監督」と「根来教授」の対談
についてでした。