私の町吉備津

岡山市吉備津に住んでいます。何にやかにやと・・・

吉備の伝統工芸品は???。

2016-06-09 08:10:01 | 日記

 私は吉備の国の者です。だから、「伝統工芸?」はと尋ねられますと、真っ先に上げられるのは、やはり焼物「備前焼」を上げざるを得ません。この岡山の焼物ですが、地元岡山でもあまり知られてはないのですが、「吉備焼」があります。聞いたこと有りますか。今は幻の焼き物の一つで、総社市山手辺りにあった窯元で焼かれた器ではないかと思うのですが???(笠岡辺りとも)


          
    

  次に上げられるのは「漆工芸」です。香川の人間国宝「太田儔(蒟醤)」は私の町吉備津のお隣、岡山市高松大崎で生まれております。その外、「刀剣」「備中和紙」「木工芸」「い草製品」など、多種多様の伝統工芸品が吉備の国にはあります。が、近年その伝統的な製法が話題になっている、夏を象徴する「撫川うちわ」も、上げなくてはならないでしょうかね。 
 なお、これもあまり知られてはないのですが、人形作家の人間国宝「平田郷陽」ですが、彼の出身地は総社市豪渓です。

 


妾弟。名弟媛焉

2016-06-09 07:41:39 | 日記

 「妾弟。名弟媛焉」と、皇后は名乗らざるを得なかったのです。名乗ると言うことは、既に、その娘子を天皇の妃に献上すると言うことに定まっておると言うことです。自分の皇后としての立場もあやふやなり、その籠愛が、それも自分の妹に独占されること間違いなしと思っていたのだと内心思っていたのです。そこら辺りの皇后の思いも、この“不獲巳<ヤムコトヲエズシテ>”の三語の中に含まれておるのです。
 何ゆえに皇后までもがそのように思ったかという理由が、書紀には、次のように記されております。再び、私の持つ江戸期の日本書紀をどうぞ!!!少々傷んで、字の消えてしまった部分もありますが

         

 ちょっとばかり見ずらいと思いますので、それを書いておきます。

 ”弟媛容姿絶妙無比其艶色徹衣而晃之以時人號曰衣通郎媛也”

  と。