今朝も、またまた例の、「閑話」です。お暇ら見てくださいね!!!!!
今日、高松公民館主催の「ふらっと探訪 吉備津の街探索」に参加します。その散策の一か所に向畑の千日墓地があります。その中の一つが「真野家墓地」です。真野竹堂の長男の墓石に
”涅而不緇”
という字が彫り込まれておりますが、その字を見ていただこうかと思っております。
ご存じ論語に出てくる言葉です。『涅<デツ>すれど緇<クロ>まず』と読むのだそうです。「どのような環境のもとにいても、決して、その環境を受けても汚れてしまうことのない、まっすぐな生き方をする」という意味があるのです。
これは、孔子の言葉ですが、これをかの「頼山陽」が撰して彫り込んだものです。その他、この墓地には「竹堂」の墓石に刻まれた「篠崎小竹」の字が、また、あの「管茶山」の字も見え、江戸末期の著名な書道家が、さながら一堂に会して饗宴しているが如くの字の展覧会を見るような気分にさせてくれます。一度お尋ねください。ご連絡があればご案内しますので・・・・・