「神夜良比<カムヤラヒ>された須佐之男命はその場でやけっぱちな言葉を大声で叫びます。周りの草木は枯らし、勿論、山をも崩し、海や川の水も吹き飛ばしてしまうような大声でです。それを、
“山川悉動。国土皆震<ヤマカハ コトゴトニ トヨミ クニツチ ミナ ユリキ>”
と書いております。
其の大声は、あたかも「マグニチュウド10」もありそうな大地震が起きたかのように高天原全体を揺れ動かし、忽ちの内に、国中を恐怖のどん底に引き落とします。其の時、命が決然と、
”然者<シカラバ> 請天照大御神<アマテラスオオミカミニ マヲシテ>将罷乃参上<マカリナム>”
と、“言<モヲシタマヒキ>”です。
姉である天照大御神に会いに行くと言うのです。高天原中にその声が届きます。その言葉を聞いて、最も驚かれたのが、その人「アマテラス」です。そんな泣叫ぶ悪神である弟が来ようものなら、平和な高天原がどうなるか分かりません。上を下への大騒動です。何処かの国の大統領そこらの話ではありません。早速、これも何処かの首相のように、しっぽをふるのではなく・????とっととと・・・これは失言ですが・・・その対策を講じられます。
さて、アマテラスは、どんな策を講じられたと思いでしょうか??????????また明日にでも・・・・・・