「高松地域協働学校ー高松歴史を教室~高松地域に学ぶ~」というのは、高松地域に住む中学生を含め、人々が、自分たちの地域にある歴史的文化財を深く理解して、その保存と維持のために積極的に働く意識を育ることを目的とした地域活動を云うのです。その学校が3日に高松中学校で開かれました。中学生や地域の人達60~70人の1時間30分にも及ぶ勉強会でした。
今回は吉備津地区にある旧石器・縄文時代の石器が出土した「吉備津西杉尾遺跡」の説明です。私が持っている石器(これはこの地域から出土したものではありませんが)を実際に手にして、それら石器の感触に触れながら、当時の、この地域の先人の思いにまでその思いを馳せてくれたらばとお話させていただきまし。30度近い教室で興味を持って熱心に私の話を聞いてくれました。若い彼等の感想と思ったのですが、予定していた時間をオーバーして話が半端になってしまい、今日の歴史教室終えました。
なお、用意していた「勾玉」を中学生の参加者全員にと思っていましたが、予定参加人数を大幅に越して、1年生から参加ししてくれた人には残念ですが渡してやることがで見ませんでした。亦の時に渡してやることを約束して今日の会を閉じました。
なお、時間の関係で、十分ではなかったのですが、私が持っている例の石の利用方法も考えてもらい、実際に「縄文の火起し」も体験させました。