先月の28日はかなり強い雨が降り、夜になるほど風が強まって
大荒れだった 一週間前を彷彿とさせました。
そして 翌日はまた 暖かい陽射しの穏やかな一日。
そこからは気温も上がり、外が気持ちいいと感じる日が続いています。
我が家のことで云えば、
あの大雨の日、久しぶりにベランダに敷いていた断熱材をどけて
人工芝の汚れを洗い流したため 緑の彩度も上がった感 じ!
破壊魔ちゃんたちの気持ち良さのレベルも ちょっと上がったように見えました。
「空気が澄んだ日のきれいなベランダ。 気持ちもすがすが しくなるわね~!」
「やっぱり外は気持ちいい!」 もうすぐ この断熱材もいらなくなるわね。
強雨のシャワーで洗い流 して 強い陽射しで完全乾燥させたら
きれいなベランダに更新されて スッキリ さわやか シャキーン!
この時期 目がいくのは やっぱり 桜。
堂々たる主役です。
だけど、主役 じゃなくたって 向き合ってみれば
充分 華やかなもの、地味でも 心惹かれるもの
いろいろ見えてくるものです。
野ざらし状態で ドライフラワーになった <アジサイ>さん。
身を寄せる物が何もない中で 最悪の天候が何度あったかを考えたら
次のシーズンまで このままのたたずまいで存在 し続けるだろうことに感動!
赤も白も、勝ち負けなく 素敵な <ツバキ>さんです。
風車みたいな <ツルニチニチソウ>。
冬眠から目覚めてすぐお仕事を始める アリさんも凄いです。
葉の形が カジノキ に似ていて キイチゴ類 としては珍しく棘のない <カジイチゴ>。
6月頃に実る オレンジ色の果実(食用)も ぜひ見に行きたいものです。
年季の入った大木。 それでも なお 春には顔を出す 新芽 に 感動 します。
穴が開き 苔むした古木。 それでも レース編みみたいなコケでオシャレすることを忘れない。
ドングリを割ろうと 何度も挑戦する姿が 可愛い 土鳩さん。
ヒイラギのような刺をもち、ナンテンのように複葉で 実の付きかたも似ている <ヒイラギナンテン>。
美味しい蜜が取れるのか、体にいっぱい花粉をつけて お仕事に熱中している蜂さんも愛らしい。
時々内緒で餌を撒いているご老人。 水鳥・鯉・鳩、みんな集まってるからバレてますけどね!
いずれは緑の雑草で生い茂る この場所 に ちょこんと咲いた <スミレ>ちゃん。
雑草は とかく疎まれる存在だけど、何が生えるか 宝探 しみたいな この場所が好きです。
細い枝いっぱいに4弁の黄色い花を密に咲かせる <レンギョウ>。
黄色く染まる枝ぶりもいいけれど、新芽が出始める頃の若草色との対比も美しい。
ちょっと下向きに咲く 控えめな <クリスマスローズ>。
名前の魅力もあって人気は高いようだけれど 名前の割には地味な印象も受けます。
それでも やっぱり素敵! 色や形が豊富な品種だから 違いを見比べるのも楽しそうです。
日本原産の <コブシ>。 モクレンとの違いは、花弁が 長く薄く しなやかなため 開くこと。
白しかなく あらゆる向きで咲くことも見分けるポイントとなっています。
モクレンより ちょっと小ぶりで可愛い感 じだけれど どちらもその清楚さが好きです。
水量が少なく 何かの設備が見えていました。 これもなかなか見られない光景です。
葉脈がよく見える薄くて切れ込みの深い 若草色の鋸葉、
しおれたサクランボのような花、 くるんと撒いたガク(?)。
風に揺れる <アオシダレモミジ> の爽やかさについ引き寄せられ、
色の対比や それぞれの形のユニークさ に魅入ってしまいます。
よく似合う水辺 に風流さも感 じながら、暖かくなってきたこともあって この涼やかさに癒される。
秋までの間の葉色の変化も 気にしていたいと思います。
葉を傷つけるとニラやネギのような匂いがする <ハナニラ> は あちこちで見かけるお花。
繁殖が旺盛なため群生し ニラと間違えて食べてしまう人もいるらしいけれど、有毒!
身近な中にも危険はあるので 知らないと、安易に考えると、怖いです。
植物は静かに観賞するのが 一番です。
何気ない景色も大きな癒 しです。
群生していないと見逃 してしまいそうなほど控えめな <タチツボスミレ>。
昔見たスミレは もっと紫色っぽかったのに 最近見かけるのは青っぽい色合いのものばかり!
ちょっと寂 しい気はしますが、可憐さは ずーっと変わっていません。
はっきりした名前はわからないけれど、よく見かける アオキ科の植物。
よくよく見ると 小さな赤いお花が咲いていて、その花弁は 4枚のものと5枚のものが混在!
この差は何? とても不思議 に思えました。
近くで見ないとわからない 線香花火みたいな癒 し系です。
昔はご近所のお庭などでよく見かけた 八重咲の <ヤマブキ>。
最近では 一重咲きの野生ものしか見かけなくなりましたが、この山吹色も癒 しです。
花弁 5枚、花径 3~4cm の こんなに大きなお花が咲いていればわかりやすいけれど、
葉だけの時は マメ科のクローバーと間違われることもあるという <オオキバナカタバミ>。
家畜にとっては有毒らしいけれど、定着すると 根絶やしにするのは大変とのこと。
けれど この花が好きで残 しておく人も多いと知って ちょっとホッとしています。
桜は 咲く前は雨や風には強いと聞きますが、
咲いてしまった後は めっぽう弱いらしいので
強い風雨が吹き荒れた 28日で
かなり散ってしまったのではないかと心配 しています。
だけど、見てあげてほしいお花たちはまだまだいっぱい!
ここに載せたのは ほんの一部だけれど 興味を持って眺めれば みんな主役級です。
春になると景色も華やかになってくるので
お散歩をしていても 気持ちが少し明るくなれます。
虫さん達のように 人も早く活動的になれるといいなー!
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