― 歌・種・記・文 ― (うたたね きぶん)

日々の中で感じたことを書き留めた自分のための雑記帳。
記憶を鮮明にさせてくれる画像や思いが大事な宝物になっています。

評議員のお役目 終了  ― 時代 ―

2013-05-04 | 想い・思い・体験 話
 

昨年4月からやっていた町会の 評議員 のお役目が、
各ご家庭への先月の配布物投函で終了となりました。

4月からということなら 本来は3月までのはずですが、
昨年も 実際の始動は5月からで、
4月の配布物は同 じように お隣のおばあちゃんがやってくださっていました。
少々大変なこともありましたが、
終わってみれば 1年は早かったなと思います。
                          (評議員になった時のお話については こちら で ご覧ください。)

この地区の この<組>では            
回覧板が回って来るのは我が家が最後 となっているため、これで一巡 したこととなり、
評議員も 17年ぶりに 我が家からは一番遠いお家から また回り始めるということになります。
   初めは18軒 あったようですが、1軒が引っ越されて 現在は17軒。
   でも その敷地にお家が建てられているので、そのうちまた数は増えそうです。


評議員 ごとに 1年間の 持ち回り となっていますが、
次に評議員を してくださるお宅ご高齢者
17~18年も経てば 初めてと同じようなものですし、
年配の方には 何度も足を運ぶことは きっと負担になると考え、
最後のお仕事となった今回、
月一の配布物に、評議員最後にあたっての私の思いを書いた用紙を添付 して投函 しました。
  ・ 1年間ご協力いただいたことへのお礼。                            
  ・ 1年間やって感 じたこと。
  ・ 次の評議員さんは高齢者なので、お手数をおかけ してご負担を感 じさせないよう
    更なるご協力をお願い したいこと。
  ・ そのためには、どうしてもらうことが嬉 しいかということ  etc.
    特に集金や記載提出がある場合に関 しては、
     ・ 集金日に不在の場合、届けていただけたら助かること。
     ・ 事前に電話 して、届けるか 来ていただくかを 決めていただくという方法もある ということ。
     ・ 印鑑や 記入に 漏れのないよう気をつけていただくだけでも違うこと。
     ・ 代表をお願いするわけですし、いずれは自分にも回ってくることなので、
       楽にできるよう考えたいこと。

   自分の時にはなかなか言い難いものです。
   こんなご不便を 次に引き受けてくださるご高齢者にはおかけ したくない!
   困ったり面倒だったりする度に ずっと思ってきたことで したので
   最後に、<私の経験> と してお話するのが 一番差 し障りないことなのではないかと考えていました。

また、お引き受けいただいたお宅には
「自治会覚え書き」 ファイル、回覧板 と共に、
今まで私が作成 使用 してきた用紙の中で 使えそうなものをまとめて お渡ししてきました。
     ・ 回覧順を記 した紙                   
     ・ 集金の際にお渡 し していた領収書
     ・ 回覧板に付けて回 した その時々の思いやお願いを書いた紙  etc.
    使うか使わないかは自由ですが、
    困ったことがあった時、初めから文面を考えたりするのも大変なもの。
    こちらのお宅では 以前から真似させてもらいたいというお話を伺っていたので
    参考にしたり、コピーをとったり して使っていただけるよう、いらない部分を抜き、
    使えそうな状態にしたものをひとまとめにしてお渡ししました。


この1年を振り返ると、いろんな思い出が甦ってきますが、
回覧板を回 した最後に とても印象に残る出来事がありました。
日にちがないということで <大至急回覧> として回 した回覧板。                
今までにも 至急の場合は ひと声かけて回 していただけたら嬉 しい とお願い してきたんですが、
今回も 初めのうちは 機転をきかせて、ご不在のお宅は後回 しに し、
いらっしゃるお宅に声をかけて渡 してくださっていたようでした。
ですが、回っているうちに お隣りへお隣りへとなり、最短の 5日で戻って来たのはいいけれど、
<抜けてしまっていたお宅> と <記入事項に漏れのあるお宅> が出てしまいました。
そこで、2軒を直接訪問。  でも …、案の定 ご不在で した。
こうなるとまた なかなかお会いできない可能性が強くなると思い、
2軒 別々に、そのお宅用へのメッセージとわかるよう <○○様へ> として
記入 していただきたいこと と、○○日までにお届けいただけないかということを書いて
目立つよう 回覧板に挟んで、持って行きました。
   その頃には もう夜の7時を回ってしまっていました。           
   飛ばしたため抜けていたお宅は 投函前にチャイムを鳴らしたら いらしたので
   説明を して記載 していただきました。
   記載漏れのお宅はこの時もいらっしゃらなかったので 投函!
   そこまで したら、催促は し難いものなので 毎日待ち続けました。
   ところが、その後 1週間待っても戻っては来ず、
   期限ギリギリとなってしまった夜に伺ったところ 幸いにもお会いすることは出来たんですが、
   なんと その間一度も郵便受けを見なかったという返答がかえってきて
   唖然 と してしまいました。
   そのため 郵便受けには郵便物がいっぱい入っていたようで
   取り出すのが一苦労のご様子に またびっくり!
   雨が降ったらいけないと思い、ビニールに包んで 結び口を奥にして入れておいたはずの
   回覧板が、その間に降った雨が侵入したらしく グニャグニャ状態になっていたのにも
   これまた 本当に驚かされました。
とにもかくにも ご記入いただいて その足で理事さんに提出。                  
期日に遅れることはなかったとはいえ、
みなさんのご協力で最短で戻って来たはずの回覧が 提出期限ギリギリになってしまい、
最後まで ハラハラ & 唖然 の、思い出に残る評議員のお仕事となりました。
   最後の配布物は この後だったため、                    
   このお宅を名指 しするような感 じにならないよう、
   けれども 今後 みなさんにも同様に気をつけていただけたらいいなという思いで
   1年間の締め括り文を添付。
   私が確認することは出来ないと思いますが、
   次の評議員さんに反映されればいいなと思って お仕事終了!

気を抜いて二度手間をおかけしないよう 今後も注意しながら、

今度は 協力側に 回りま~す!


‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

17年ぶりに回って来た なんて、なんだか<時代>を感 じます … ということで
1975(昭和50)年12月21日発売、
        中島みゆき さん の  『時代』
                 (作詞/作曲 = 中島みゆき さん)

「そんな時代もあったねと いつか話せる日が来るわ
                 あんな時代もあったねと きっと笑って話せるわ」
   「まわるまわるよ時代はまわる 喜び悲 しみくり返し
                 今日は別れた恋人たちも 生まれ変わってめぐり逢うよ」
   「めぐるめぐるよ 時代はめぐる 別れと出逢いをくり返し
                 今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって歩きだすよ」

   今期、評議員を引き受けてくださったお宅は 高齢者。
     以前回って来た時から 17~18年も経てば ほとんど覚えていないことで しょう。
     一巡 した時は初心者と同じ!
     そんなこともあったな なんて思い出さなくても、今 生きていることに感謝は出来ますね~!
     次の評議員は ご高齢過ぎて もう出来なくても、その時まで生きていたら また笑顔で、
     その時代を生きられたことに 感謝です。
                                   (※ ブログ内容や 歌詞から、その時 感じたことを書いています。)

同年9月に発売された デビュー曲 『アザミ嬢のララバイ』 に続く 2枚目のシングル。
この曲は 世界歌謡祭でグランプリを受賞 しています。
1970年代から 4つの年代で オリコンシングルチャート1位を獲得した唯一のソロ・アーティストでもある
という彼女は、数々のヒット曲を生み出し、楽曲提供も数知れず。
   (1970年代 『わかれうた』、1980年代 『悪女』、1990年代 『空と君のあいだに』、『旅人のうた』、
    2000年代 『地上の星』)

                     (みゆきさんの他の曲についての詳細記事は 古い順に、
                                    こちらこちらこちらこちら で ご覧ください。)

今から37年以上も前の曲ですが、
卒業式で歌われたり、音楽の教科書に掲載されたり、
2007(H.19)年には 「日本の歌百選」 にも選ばれて、
2010(H.22)年にフジテレビ開局50周年記念ドラマ 『わが家の歴史』 の
エンディングテーマとしても用いられたそうです。

誰にでも辛く厳 しい時代はあることで しょうし、
今現在も、将来に対する不安や 生活の悩みなどを抱えているご家庭は多く、
生き難い時代と云えるのではないかと思われますが、
そんなことも 後から振り返れば 笑って話せる思い出のひとつになる!
この歌が愛されるのは 頑張って生きていれば きっと良いことがあるよ という
応援メッセージになっているからなので しょうね。
この歌のジャケットは2種類あり、                  
発売当初のものは 世界歌謡祭の時にアコースティック・ギターを手にして唄う 初々しいアップ写真。
もう一つは、1983(S.58)年のレーベル移行に伴って一新されたもののようで、
8センチCDの発売時にも こちらが採用されています。
写真は 江ノ鉄・腰越駅付近の線路を渡ろうとしている彼女の姿。
時を経過 して、淡い色調が より タイトルにマッチ して感 じられるようです。
歌詞や曲調と彼女のおしゃべりのギャップは大きいけれど、
何年経っても 時代のギャップは感 じられず、
さらに しみじみ聞けることも この歌の素晴らしさだと思います。

   ちなみに、この歌が発売された年には
   ザ・ピーナッツが引退 し、 子門真人さんの 『およげ!た いやき くん』、
   布施明さんの 『シクラメンのかほり』、 イルカさんの 『なごり雪』 などが 発売されています。

   今期のお宅が前回 評議員をなさった 17年前(1996(H. 8)年) は、
   森且行君がオートレーサーになるため SMAPを脱退 し、PUFFYが 『アジアの純真』 でデビュー。
   スピッツの 『空も飛べるはず』、 今井美樹さんの 『PRI DE』、
   久保田利伸さんの 『LA・LA・LA LOVE SONG』、 サザンの 『愛の言霊』 などが発売されヒット。


あぁ あの頃ね~!

こうやって見てみると、より 時代を 感 じわね!



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