― 歌・種・記・文 ― (うたたね きぶん)

日々の中で感じたことを書き留めた自分のための雑記帳。
記憶を鮮明にさせてくれる画像や思いが大事な宝物になっています。

誕生日は1年生きた証と再スタートの日

2014-07-27 | 想い・思い・体験 話

22日、関東地方が梅雨明け。
翌日には蝉が鳴き出しました。
ところが、2日後には ゲリラ雷雨。
いよいよ夏も本番になりますが、近年は心配も過多な夏です。
私自身も、 昔は 「自分が生まれた季節だもん!」 というくらい
暑さには自信があったのに、どんどん弱くなっていっているみたい!
元々 寒さには弱いから、
楽にいられる時期も どんどん縮小傾向 にあるようです。

そんな 梅雨明け日、無事に誕生日を迎えることができました。
自分の中に 「忘れたい!」 という意識が潜在するのか、
頭からはすっかり消去 していたようですが、
前日にお花をいただき、我に返ったというか 現実に引き戻されたというか
みごとに復元修正された気分!

         年に一度の記念日が嬉しくて 自分から猛アピールする方もいらっしゃいますが、
         たぶん、しない方のほうが多いのではないでしょうか。
         云われれば 〔 何かしなきゃ悪いかな!? 〕 という気にもなるもの。
         友人や知人にそんな気遣いはさせたくありませんし、
         自分自信、<嬉しい> と思える歳でもない!
         若い頃ならともかく、誕生日を教えあったりすることも まずないのは
         そんなことを知らなくても <友> として困ることはないし、
         煩わしさのない サラッとしたお付き合いを望むからかも しれません。
         だから お花をいただいた時は 一瞬 「えっ!」 と戸惑いました。 … が、
         何かの折に知って 心に留めていてくださったようなので 嬉しく思えました。
         どんな表現のしかたでも 祝ってあげようと思う気持ちは嬉しいもの。
         さりげなく渡してくださった優しさが さらに嬉しく思えました。



当日は、日が変わった直後にメールをいただいた他
食事や プレゼントなども …
後日にも 気遣いの嬉しさを体感させていただく出来事がいくつかありました。
もう < ご愁傷様!> という感覚に近いのに、
こういったことだけは いくつになっても嬉しいものです。

昔のように ワクワクすることもない 自分の誕生日。           
年々 重さを感 じるようにもなってきていて、            ローソクでケーキも年々重くなる?
生きてこの日を迎えられたことに感謝 しなければ という思いも ますます強まります。

                   誰かとお話を していると、必ず といえるほど
                     身内が、友人が、知人が …
                     病気で大変、亡くなった …
                   そんなお話が出てくるようになりました。
                   1年は飛ぶように早く過ぎて行くけれど …、
                   その1年を生きることは 大変です。



  〔 今まで知り合った人 って いったいどれくらいいるんだろう? 〕
ふと 頭に浮かんだ疑問でした。

                   会ったその時だけだった方も もちろんいます。
                   ずっと友人でいてくれる人。
                   離れていても繋がっている人。
                   気まずくなって離れた人。
                   復活 した人も います。


         重さを感 じて離れたけれど、〔 ちょっと成長 してる! 〕 と感 じられたり
         変わらない優 しさの発見があったりすると、あんがい スーッと馴染めてしまう。
         元々 みんな良いところはあるわけだから そんなことも納得できます。
         この歳になって 面倒なお付き合いはしたくないけれど、
         グタグタと揉めたり 意固地になるような大人げない真似は したくない。
         知り合ったすべての人と 〔 いい出逢いだった! 〕 と思って終わりたい!
         そんな理想があります。
         そうはいっても、今ではすっかり忘れてしまっている人も いそうです。
           〔 人はいったい 一生の間に どれくらいの人と知り合うのでしょうか!? 〕
         答えの出ない疑問です。


地球全体で見たら ちっぽけな日本だけど、
そこにだって たくさんの人が生きています。
私が住んでいる 神奈川県、そして横浜市、
もっと小さな地区や 町会だって、
どんなに近くにいたとしても 一生知らないままでいる人のほうが格段に多い。
そんな中で知り会えたなんて、 「どんだけ~?」 ( I KKOさんのこのギャグも、もう古い?) 
奇跡的 ともいえます。

         ちなみに、2014年の人口予測 は、
                世界 72億 661万4,600人、 日本 1億2,616万4,800人 だそうです。



あと何回めぐり来るかわからない誕生日だけど、
繋がってくれている人たちへの 感謝と共に
<縁>など、考えさせてくれる機会をくれる日 として受け止めてゆきたいと思います。

若者が <おばさん> と感 じる年齢は 年々若くなっていくようで、  
私が若い頃 <お肌の曲がり角> と云っていた 25歳は、
今はもう <おばさん> に属する という人もいます。
  〔 それじゃ 私なんか <化石> じゃない! 〕
<化石>は 何万年という時の中で出来たものです。
そう考えれば、もっと長く生きている方たちとだって 差なんてないことになります。
それでもさらに開き直れば、
  〔 <化石>という域にまで達するなら、価値もあるんじゃない!? 〕
そして、
  〔 <化石>なら古いほうが貴重な可能性が高いんだから、せめて元気で古くならなくちゃね! 〕
そんな思いで、また1年を過ごしていく意識が大切かな と思えました。

 想い出地層 のようです。
さっきの疑問に 答えは出なくても
若者よりは格段に厚みがあるはずの地層です。
ソフトなお付き合いでも しっかり重なってゆくはず!
断面は 生きてきた分の年輪のようでもあり、
誕生日ケーキにピッタリのようにも思えます。
  大事な
できることなら まだまだ、いっぱい積み重ねてゆきたいものです。
少しでもいい化石になれるよう努力しながら …!

        若者たちも きっと、人と出逢い 想い出を作る度に 厚みを増してゆくことでしょう。
        いい出逢いを し、いい人たちと繋がっていけるといいですね。



お付き合いくださっている みなさま

また1年、よろしくお願い致します。


                          ※ なお、今回 関連歌の掲載がないことにつきましては
                                                 こちら で ご覧ください。



                                     お読みいただきましてありがとうございます。
                ランキング投票に ご協力いただけると 嬉 しいです。
  にほんブログ村 ライフスタイルブログ 自分らしさへ
                                                     にほんブログ村





イラスト素材の一部は、下記を利用させていただいています。
   「イラスト工房」 「いらすとや」 「NAVER」 「photolibrary」 「PIXTA」

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする